漫画ネタバレ

3月のライオン16巻ネタバレ!獅子王戦!零とひなたが出した答えとは・・・?

2021年9月29日発売の「3月のライオン16巻」についてネタバレをまとめました。

【前巻のあらすじ】

高校の文化祭になんとか間に合った零は、後夜祭のファイヤーパーティの中でついにひなたに想いを伝えます。

一方、今シーズンでは中堅やベテランの棋士との苦しい戦いが続きます。

居場所を得るために必死で掴んだ将棋の世界は、川本家の温かさに触れるほどに零を苦しめていきました。

そんな零を無意識に温かく包み込んでくれるひなたの存在はより一層かけがえのないものになっていくのでした。

3月のライオン16巻のネタバレ

167話 冬の鈴音

獅子王戦決勝トーナメント最中、季節は12月の年の瀬です。

クリスマスを直前に控えたある日、クリスマスプレゼントを買うために零とひなたは賑やかな街中を歩いていきます。

ひなたが選んだのは意外にもジグソウパズルでした。

川本家では毎年クリスマスに年末年始にみんなで楽しめるものを贈り合い、冬休み中に楽しむという恒例行事があると嬉しそうにひなは教えてくれます。

楽しそうなひなたの姿とジングルベルのメロディが街中を駆けていくようでした。

168・169話 12月の雨

12月のある日、玉将戦が3勝3敗タイとなった宗谷は京都の祖母の家に向かいました。

将棋の対局の移動がしやすいように、とプロとなった頃の宗谷を引き取った祖父母宅には数年前から2人の住人が増えていました。

ピアノの講師をしていた祖母は教え子だったたまと息子のひびきを預かることにしたのです。

宗谷は年老いた祖母のことを心配して度々顔を見せに戻ってきていました。

しかし、祖母は宗谷が安心して対局に臨めることを願っていました。

たまが居候することは、祖母にとっても都合がよかったのです。

突然の居候に初めのうちは難色を見せていた宗谷でしたが、苦手な子供を閉じ込めるため庭に立てた小屋を自分の将棋小屋とすることで落とし所を見つけたようでした。

絶対的な強者、棋神と称される宗谷の普段の姿を見せるような小話でした。

170~173話 新しい年

年が明けて1月2日の昼、零が川本家を訪れるとジグソウパズルのやる気に満ち溢れている3姉妹の姿がありました。

零が買ってきた大量のお菓子を食べながら格闘すること8時間。

およそ1000ピースのジグソウパズルはあと数時間で完成するところまできていました。

このまま一気に完成を目指すことにし、零とひなたは2人で追加のおやつを買いにコンビニに出かけることになりました。

ふたりは家のこと、大盛況だった年末年始の三日月堂のことを話しながら歩いていきます。

途中寒さで鼻をすするひなたの顔をハンカチで拭きながら、そっと零は彼女にキスをしました。

静かな川辺を2人はそっと手をつなぎながら歩いていきます。

零と出会って一緒に過ごした数回分のお正月の思い出を振り返りながら、ひなたは将来の展望を話し始めました。

高校卒業後、祖父相米二と姉あかりとともに三日月堂で働きたい。

そして今の三日月堂に誰もが立ち寄れる休憩スペースを増設し、甘味処としても営業したい。

それはひなたがこの数年間で育んできた夢でした。

これまで何度かチャレンジさせてもらった地域イベントでの屋台では、どんなに計画しても上手くいかないことが次々とでてきてしまいました。

それでも諦めきれない気持ちを【向いてる】というんじゃないか、とひなたは力強く言います。

一方でひなたには気がかりなことがありました。

それは自分が零のことを頼りすぎてしまっているのではないかという不安でした。

研究や勉強のために呼ぶべきではないと思いつつも、零の好意に甘えてしまっているのではと自分を責めていました。

零は今後自分自身が将棋の弱さの原因をひたなに押し付けるような言動をした時は逃げろと言いました。

しかしひなたは今まで零が積み重ねてきたがんばりを自分が台無しにしたくないと切に訴えます。

零はその必死の訴えに思わず涙を流しながらひなたを抱きしめます。

かわりばんこに励まし合いながら共に歩いて行こうと言ってくれるひなたの存在に、零はまたしても救われたのでした。

 

その後、沢山のお菓子と共に帰宅した零とひなは、家で留守番をしていたあかりとともにジグソウパズルの仕上げにとりかかります。

完成したジグソウパズルはノリで固めず、崩してご近所同士で交換するのが川本家の恒例でした。

パズルの箱には完成までの時間と奮闘したメンバーの名前を書き込んでいきます。

振り返った時にその場に誰がいて、どんな風に一緒に過ごしたかを思い返せるような仕組みなのでした。

しかし、翌日お隣の花田さんとパズルを交換した時、事件は起こりました。

息子夫婦を交えてパズルをした結果、以前あかり達が立てた完成までの時間の記録を大きく更新されてしまったのです。

リベンジに燃えるあかりとひなたでしたが、零の様子を見たひなたは彼が本心を隠しながら協力を買って出ようとしていることに気がつきます。

ひなたに優しく促されることで、零は次の対局のために帰って研究や対策に勤しむことを申し出るのでした。

数日分のおにぎりや豚汁を抱えながら帰路に着く零の後ろ姿を見送りながら、ひなたはあかりに本音をこぼします。

前までは零に会わない日があっても平気だったのに、心が通じたと思えてからは会えないとさみしいと思い始めたこと。

これは一大事だと自分の心を精一杯言葉にするひなたに、あかりは優しく寄り添うのでした。

174~177話 冬の匂い

年が明けて数日、三日月堂にはお隣の花田おばあちゃんが遊びにきていました。

実はおばあちゃんは息子夫婦から家を引き払って一緒に住まないかと提案をされていました。

嬉しい気持ちはありながらも、50年以上も住んだこの街を離れること、そして夫と過ごした家が更地になることが寂しいと語ります。

そしておばあちゃんはあかりと祖父の相米二に住み慣れた自宅を買わないかと提案をします。

その夜、2人は悩んでいました。

たしかに魅力的な話ですが、高齢の相米二は今から借金を作ってまで買うことは承服できないと言います。

しかしあかりの意思は堅いものでした。

将来、あかりとひなたは2人で三日月堂を継ごうと考えていました。

お隣の土地を買うことができれば、新たに甘味処としてもお客様を迎える場所が出来るはずだと将来の展望を語ります。

そこへ、あかりの叔母美咲が飄々と現れます。

美咲はあかりなら手堅く賢く切り盛りができると応援してくれました。

そして川本家には未来のひなたの旦那候補である零がいるのでは、と提案します。

しかし、あかりは誰かの力をアテにしないと叶わない夢なら計画自体に無理があると言います。

あかりとひなた2人で三日月堂を守っていける道筋を探していくべきなのです。

こうして花田さん宅の土地を購入すべく、秘密裏に相米二、美咲、あかりは動いていくことになりました。

 

一方、自宅に戻った零は食べては将棋を指す日々を送っていました。

冬休み明け、受験を控えた静かな教室で零は現在対局中の獅子王戦に思いを巡らせます。

6組、5組の優勝者は次の零の対戦相手になるため、零は将棋会館へと向かいます。

獅子王戦トーナメントでは島田研究会で切磋琢磨してきた同士の重田と二階堂が熱い戦いを繰り広げていました。

今回のトーナメントでは重田、二階堂、零のうち勝ち進んだ一人のみが、師である島田八段と公式戦で戦うことができます。

混戦した対局は二階堂の勝利となりましたが、その道筋は定跡を外れたものとなりました。

途中から力比べのようになった2人の対局は、零の研究心に火をつけました。

帰宅した零は早速2人の対局を再現しました。

近頃は必要に駆られての本筋の研究ばかりだったため、寄り道の研究に手を出す余裕を持ちづらかったのです。

研究に没頭していた零は年始にひなたからもらったおにぎりが底をついたことに気がつきました。

衝動的に会いたくなった零は川本家に向かいます。

実はひなたも零に会いたい気持ちを押し殺しながら、三日月堂の仕事に打ち込んでいました。

ひなたは将棋の邪魔にならないようにと我慢しようと努めますが、零はメールで連絡をしてほしいと優しく言います。

それから2人はアイデアを出し合いました。

会いたい時は一緒にご飯を食べよう、

少ししか時間がない時は一緒におやつを食べよう、

心が超ピンチな時はココア飲みたい、

いくつかの合言葉と共に2人の間で約束が交わされました。

178・179話 道~みち~

それから数日後、将棋会館では零と二階堂の対局が執り行われていました。

二階堂は先日の重田との対局で無我夢中に応戦していた自分を振り返り、少し落ち込んでいました。

しかし、2人の対局を研究した零は初手から先日の対局をなぞり、『中飛車』の続きを求めるかのような指し方をします。

零の露骨な誘い方にも二階堂は自分のスタイルを崩そうとしません。

しかし、零のまるで研究の成果を試したいというような純粋に楽しむ姿に、二階堂は小学生の頃の彼の姿を邂逅します。

孤独と何にもなれない不安から将棋の世界にしがみついたあの頃の零は、同じく病弱が故に子供として楽しめる他の全てを諦めて将棋に打ち込んでた二階堂の心の支えでした。

不公平な運命に対する怒りをエネルギーに変え、将棋の世界で強さを獲りに行くと自分を焚きつけることができたのは、零も同じ想いだと信じてこれたからだったのです。

しかし、ひなたというかけがえのない人ができた零には、かつてのような将棋のみに生き方を見出そうとする苦しさは薄れていました。

二階堂は零が強くなるための【苦しさ】というエンジンが失われていくことを惜しみながらも受け入れていきます。

幼い頃に居場所を失って苦しんできた零が、ようやく将棋にしがみつくのみの生き方から別のルートを探し始めたことを心の中で祝福するのでした。

3月のライオン16巻の感想

川本家のお正月の風景には幸せが詰まっていました。

ひなたと気持ちが通じた零の身体のこわばりが解けて苦しかった将棋の対局にもプラスに働いてきたのが印象的でした。

共に闘ってきた二階堂との対局の行方も気になりますね。

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