2020年9月23日発売の週刊少年マガジン43号掲載の「化物語」のネタバレについてまとめました。
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【前回のあらすじ】
晴れて完全体となったキスショットは、突然妖刀”心渡”で阿良々木の体を裂くのでした。
化物語105話ネタバレ
キスショットは妖刀で阿良々木の体を裂きました。
阿良々木の体からは一瞬血が飛び散りましたが、すぐに修復していきました。
突然のことで驚く阿良々木に、動くなというキスショット。
痛いかと尋ねるキスショットに、阿良々木は戸惑いながらも「・・・いやっ」と否定します。
するとキスショットは、自分の力は全て回復したようだと言いました。
そしてすでに治癒しているので、もう動いていいと指示するキスショット。
一体何なんだと聞く阿良々木に、キスショットは力が余りすぎて自分が今調子がいいのか悪いのか分からないので、試し斬りをしたのだと言います。
そんなキスショットに、いかにもその辺にあったからみたいな感覚で人の体で試し斬りをするなと怒る阿良々木。
しかしキスショットは「だってその辺にあったから・・・」と悪びれもせず言い、阿良々木は怒りで体を震わせます。
本当は阿良々木でなくてもその辺のビルで試し斬りをしても良かったようですが、万が一自分が完璧ではなかった場合、手元が狂って中の人間がやられてしまう可能性があったようです。
それを聞いた阿良々木は納得し、絶対に自分を斬れと言いました。
しかし次からは服を脱ぐから、前もって言ってほしいという阿良々木。
そんな阿良々木に「斬れとるか?」とキスショットは尋ねます。
阿良々木がよく確かめてみると、服は斬れていませんでした。
妖刀”心渡”は切り口をしばらく放っておけば引っ付いてしまうほどに、斬れ味の良さは折り紙つきなのだとか。
キスショットの腕あってのことですが、斬っても斬っても元通りになってしまうようです。
ゆえに心渡は怪異を斬ることのみに適した刀のため、”怪異殺し”と言われているようです。
それを聞いた阿良々木は、どうして元はただの刀であるその刀がキスショットの腕力に耐えられるのかと聞きました。
するとキスショットは妖刀”心渡”は、オリジナルを素材として一人目の眷属が自らの血肉で鍛え直したものだからだと答えます。
キスショットが怪異の王と言われるのも、この刀があってこそのようですが、そもそも心渡はキスショット以外に扱えるようなものでもないのだとか。
そんな話をしながらキスショットは心渡を、胸元から自分の体に突き刺して納めました。
それを見た阿良々木は、この刀がキスショットの一部で肉体そのものが刀の鞘なのだと考えます。
そう考えるとキスショットと出会ったあの時に見た刀は、心渡とは別の刀なのかと疑問を浮かべる阿良々木。
そして阿良々木は心渡の元の持ち主であるキスショットの前の眷属・生死郎は、退治されたのかと尋ねます。
するとキスショットは、生死郎は自殺したのだと答えました。
これは吸血鬼の死因の9割を占める、ありふれた理由なのだとか。
退屈は人を殺すという言葉があるように、200年も生きれば吸血鬼も死にたくなるようです。
しかし生死郎はわずか数年で死を選び、自ら太陽の下に身を投げて燃え尽きて灰になりました。
それ以来キスショットは眷属を造らなかったようです。
生死郎はキスショットの目の前で、これ見よがしに見せつけながら、死んだと言います。
それを聞いた阿良々木は、200年どころか500年も生きているキスショットに退屈しなかったのかと聞きます。
するとキスショットは退屈しなかったわけがない、ずっと暇だったと笑いながら言いました。
しかし阿良々木の場合はやることなすこと滅茶苦茶だったので、退屈させられなかったというキスショット。
そしてキスショットは阿良々木の手を引っ張って、空飛ぶ生き物から飛び降り、遊園地のジェットコースターに乗り込みました。
ジェットコースターを楽しみながら、キスショットは阿良々木の話が聞きたいと言い、面白い話をしてみろと唐突に要求します。
阿良々木は相当ハードルが高いと感じつつも、馬鹿馬鹿しい小噺を一つと言いながら話を始めました。
しかしキスショットはクスリともせず、普通の面白い話をしてくれと再度要求し、阿良々木を追い詰めるのでした。
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化物語105話感想
なぜ生死郎がキスショットの前で自殺したのか、気になりますし、まだまだ謎が多いですね。
吸血鬼に自殺が多いというのも衝撃でした。
次はどんな展開になるのでしょうか?
次回の化物語106話が掲載される週刊少年マガジン44号は9月30日に発売されます。