2020年8月31日発売の週刊少年ジャンプ39号掲載の「BURN THE WITCH」についてネタバレをまとめました。
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【前回のあらすじ】
アイドルのニニー、学生のニーハは性格は真逆ですが、コンビを組んでドラゴンを捕獲する魔女として生活をしていました。
ニニーは名声を、ニーハはお金を稼ぐため、それぞれの目標のためにリバースロンドンと呼ばれる裏側の世界で働いていたのです。
そんな2人はドラゴン憑きのバルゴの飼い犬（？）オスシちゃんの暴走を止め、暴れ回るドラゴンを攻撃するなど優秀な様子をみせていました。
彼女たちが所属する組織WB本部では、秘密裏にある会議が行われています・・・
「ドラゴン憑き、バルゴの討伐手続きを開始する」
バーン・ザ・ウィッチ2話ギリー・スーツのネタバレ
テレビではニニーが所属するアイドルグループ、CD2（セシル・ダイ・トウェルブ）のあるメンバーの脱退報道でもちきりです。
メイシー・バルジャーと紹介された女性の脱退理由は不明のままですが、それに付随するように流出動画としてある動画が紹介されています。
「リーダーのニニーがメイシーをコキおろすしゅんかん！」
ニニーがうるさい、と発言した部分だけを切り取ったバカらしい動画がテレビに映し出され、それをコメンテーター達は面白おかしく騒ぎ立てました。
その様子をテレビ越しにみていた女性は、怒りに身を固くします。
瞬間、テレビが爆発音をたてて画面がこわれました！
「ありがとうエリー、怒ってくれたのね、あたしのために」
女性はそういって、テレビを壊した何かを優しく撫でるのでした・・・
一方、リバースロンドンのアパートの窓からニーハが顔を出します。
動く植木鉢たちに優しく微笑みかけ水を与えていると、ワーズワースと名付けた自らのブルームバギーを発見して声をかけました。
「新聞持ってきてくれたんですか？ポストから？ありがとう」
この世界にいるドラゴンとは、ダークドラゴンとは違いほぼ全てがリバースロンドンの住民の生活を支えている大切な”資源”です。
先ほどのうごく植木鉢も、魔女が個人で所有する乗り物であるワーズワースも、テレビを見るために電波を受信するチャリオットも、全てドラゴンなのでした。
部屋へと戻りニーハが新聞を読んでいると、すぐ真横からバルゴがオスシちゃんを愛でる声が聞こえてきます。
「オスシちゃん今日もかわいいねー！かわいいだけで家がたつねー！」
ニーハの部屋にはカーテンが引かれており、その向こうがにどうやらバルゴがオスシと過ごしているようです。
オスシに口と鼻を舐められ呼吸困難に陥りそうなバルゴの声に呆れたような目線を投げかけているニーハでしたが、ふとスマホをみてバルゴに声をかけます。
「バルゴさん電話出てください」
投げ込まれたスマホをバルゴは慌てて受け取り、画面に表示されたニニーの顔に焦った様子に・・・
「俺がでるの！？」
ニーハはカーテンから手だけつきだして新聞を差し出します。
「新聞見てください」
その言葉に、バルゴは「俺魔法認証（マジックスキャン）できないから表の記事しか読めないよ！」といいました。
盛大なため息をついた後、ニーハは新聞に指を押し当てます。
すると、見るまに新聞の構成がかわり、そこには記事の一面にニーハの姿があらわれたのです！
「わあ！ニーハちゃんだ！」
それを見て素直にすごい！と称えるバルゴに対し、ニーハは通話をオンにしたスマホをおしつけます。
「ニーハ！なんで今日の一面があたしじゃなくてアンタなのよ！」
この一面に載ることができるのは、その日一番活躍したWB隊員のみであり、しかも半年にあるかないかの頻度でしかこの記事が一面のトップは飾りません。
それをニーハにとられ怒るニニーに、バルゴは慌てて相槌を打ったのですが・・・
「なんでニーハの電話にあんたがでんのよ！」
ニニーの怒りの矛先はバルゴにむかいます。
慌てるバルゴに、それが狙いだったから電話を渡した、とニーハはいうのでした。
そんな2人に、とつぜんWBから通信が入ります。
「主任（チーフ）で〜す、緊急で出社お願いしたいんだよね〜」
2人は土曜日だからと断りを入れようとしましたが、それぞれ報酬と実績が5倍でるという言葉につられてこの仕事を引き受けることにしました。
出社した2人に主任は笑顔である仕事を手渡してきます。
なんでも、ドラゴンの違法飼育をしている人がリバースロンドンの西地区にいると垂れ込みがあったというのです！
それをなんとかしてほしいという依頼でしたが、この仕事にはある条件がありました・・・
それは”バルゴを同行させること”です！
ニーハのブルームバギーに相乗りさせてもらっているバルゴは嬉しそうにしていました。
2人についていく為、一般人姿だと浮くだろうということで、どことなく安っぽいケープとラッパのおもちゃを彼は手渡されます。
それでも、彼はニーハと同じものを着てるみたいで嬉しい！と喜ぶのでした・・・
西地区へとついた3人でしたが、特にドラゴンが現れる気配はありません。
高台から辺りを見回していると、爆発事故が起こったようで、激しい音と白煙があがっています。
ニニーはテロは管轄外といいますが、ニーハはポイントがつくかもしれないから、と様子を見に行ってしまいました。
ニニーはしぶしぶ2人の後を追います。
爆発事故があったと思われる場所は、ザ・リアリスツとよばれる社屋でした。
この会社は芸能人のあることないことを騒ぎ立てるような会社で、ニニーにとってはあまりお近付きになりたくない会社です。
一応情報収集をしようとしていたニニーでしたが、ふと建物の上に見覚えのある女性をみつけ、慌てて飛びあがりその場所へと向かいます！
ブルームバギーに乗って上へと加速する最中にも、また爆発が起こり建物の外壁が飛散しました・・・
それを掻い潜りながら、建物の中へニニーは飛び込みます！
「なんで・・・ニナちゃんがここにいるの？」
そう言って物陰から現れたのは、おとなしそうな雰囲気の女性、メイシーでした！
アイドルの頃とは印象が大きく違いますが、間違いなくメイシーのようでニニーは焦った様子に・・・！
「ここの会社がひどい記事書いたから・・・」
メイシーはリバースロンドンの住人ではないため、なぜこの場所にいるのかニニーは混乱しているようでした。
そんなニニーにメイシーはいいます。
「裏の建物を壊せば表の建物も同じように壊れるって聞いたよ」
ザ・リアリスツはいつもニニーを悪くいう記事ばかり書く、だから壊しにきた・・・
そういうメイシーにニニーは「あんたが壊したの？」と驚きの声をあげます。
その言葉に、メイシーは「違うよ、あたしじゃなくてこの子がやったの」とつぶやき、巨大なドラゴンを呼び寄せました！
長く細い四足の足が細長い体から伸びた、不思議な形のそのドラゴンはメイシーに懐いていますが、かなり成長をしているためニニーは焦ります・・・
「ドラゴンとの接触は重罪なの、今ならあたしが黙ってれば平気だからそいつを渡して！あんたのために言ってるの！」
聞き分けのわるいメイシーにそう怒鳴りつけると、メイシーは感情を剥き出しにして叫びます！
「あんたのために言ってるなんていうやつを信用するなっていったのはニナちゃんだよ！」
その言葉に反応して、そのドラゴンはニニーに向かって飛びかかってきました！
ところが、ドラゴンはニニーに衝突する前にとつぜん放たれた光の球によって後ろへと弾き飛ばされます！
その攻撃を放ったのは、あとを追ってきたニーハでした。
ニーハはニニーにいつものように軽口をたたいたのですが・・・
その様子をみたメイシーはぶるぶると体を震わすと、いきなりその場にあった事務机を持ち上げ振り回します！
「あんただれよぉ！なんでニナちゃんの親友みたいな口きいてんのよお！」
とつぜん豹変したメイシーの様子に驚き、ひとまず社屋外へと逃げ出したニーハは、追いかけてきたニニーにこういわれました。
「あいつあたしのこと好きなのよ・・・あたしが女と仲良くしてるといつもこうなの・・・」
こうなってしまったメイシーは正面からおさえるのは難しい、挟み込んで対処しよう、そう一方的に告げたニニーは一気に社屋を飛び越えようと高くとび・・・
とつぜんの爆発に巻き込まれて落下してきました！
ニーハは落ちてきたニニーを抱きとめ、そして社屋の屋上を見上げて眉間にシワを寄せます・・・
そこにいたのはWBの幹部、魔戦隊の隊長、ブルーノでした・・・！
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バーン・ザ・ウィッチ2話ギリー・スーツの感想
久々の久保帯人節はやっぱりいいですね〜！これだよこれって感じです・・・！
メイシーが過度のメンヘラ百合女子だったのには驚きましたが、ブルーノが出てきたせいで何やら雲行きが怪しく・・・どうなってしまうのでしょう・・・
次回のバーン・ザ・ウィッチ3話が掲載される週間少年ジャンプ40号は9月7日の発売です！
バーン・ザ・ウィッチ3話のネタバレはこちら！
