2020年12月9日発売の週刊少年サンデー2・3合併号掲載の「名探偵コナン」のネタバレについてまとめました。

【前回のあらすじ】
黒ずくめの組織に追われ、車ごと海に転落したキャメル。
無人島・海猿島に泳ぎ着いて一命をとりとめるも、組織に気づかれて捜索されてしまいます。
コナンと赤井はキャメルを逃がそうと知恵を絞りますが、キャメルはついに桟橋に追い詰められ、撃たれてしまいました。
名探偵コナン1066話ネタバレ
キャンティに胸元を撃ち抜かれたキャメルは体から血を噴きだしながら、海に転落しました。
対岸から見ていたコナンは、慌てた様子で赤井を見つめますが、赤井は親指を立てて微笑みました。
そんな彼を見て何かに気づいたコナンは、微笑み返します。
一方ジンたちは海に潜ってキャメルのことを引き上げると話していました。
しかしジンはその前に手榴弾を取り出し、こいつで確実に殺すと言います。
キャメルが海に逃げた時用に引っ張り出してきたものらしく、それを海に投げるつもりのようです。
地上で手榴弾が投げられた場合、爆発までの数秒で5メートルくらい離れ、手榴弾に足を向けて伏せれば助かる可能性はあります。
しかし水中で爆発した場合は、その圧力波が肺や内臓を押しつぶし、その周辺の生物の命を確実に絶つことができるようです。
そしてジンは手榴弾のピンを外し、海に投げ込みました。
しかし赤井は「見えている・・・」と冷静に言いながら、ライフルで手榴弾を撃ちました。
手榴弾は空中で爆発を起こし、驚くジン。
さらにジンの足元に弾が飛び、ライフル銃を持つキャンティとコルンは対岸から狙われていることに気づきます。
かなりの距離があるため、闇雲に撃った弾が偶然手榴弾に当たっただけだとベルモットは言いますが、水無の被っていた帽子に弾が当たり、一同は慌ててその場に伏せました。
それでもジンはなんとしてもキャメルを潜って見つけ出し、桟橋の陰から引き揚げると考えているようです。
しかしジンたちが海猿島に起こした大火事の影響により、消防艇の船が消火にやってきました。
そのためジンたちは、やむを得ずクルーザーで引き上げていきました。
結局殺したFBIの顔を拝むことができなかったと悔しがるウォッカですが、ベルモットはさっき撃った男のことなら分かると言い出します。
直接見るまでは半信半疑だったようですが、顔や髪型、体型などから、キャメルだと気づいた様子。
前にバーボンと組んで彼から情報を聞きだしたことがあるようです。
ジンはベルモットがスマホで表示したキャメルの写真を、イラ立った様子でコルンに見せつけ「コイツは何だ!?どこで会った!?」と問いかけます。
するとコルンは間違いない、こいつを見たと答え、水無は青ざめます。
2年前、RUMが送ってきた写真はキャメルだったというコルン。
以前待ち合わせの倉庫を見張らされていたようですが、待ち合わせは中止になり、赤井とキャメルの写真付きのメールをRUMが送ってきて、彼らを見たら撃ち殺せと命じられたのだとか。
するとRUMが「懐かしい話ですね・・・」と口を開きました。
今回の件はあの方から少々目立ちすぎだと、お叱りを受けたというRUM。
しかしFBIが必死に守ろうとしていた男を葬ったことは評価するともいわれたようです。
RUMは自分としては生け捕りにして、色々聞きたかったと話しました。
しかしキャメルは生きて、工藤邸に戻ってきていました。
そしてなぜか有希子によって角刈りにされており、赤井に悪く思わないでくれと謝られています。
そんなキャメルの姿を見て、FBIの捜査官たちは大笑いしています。
実はキャメルはあらかじめ観光案内所に合ったコピー用紙の束を二つ、ガムテープで背中に貼り付け、防弾チョッキ代わりにしていました。
キャメルの体から飛び散った血は、阿笠博士の作った血が吹き出るハンチング帽の中に入っていた血ノリを、胸と背中に貼り付けていたようです。
キャメルの背中に入れた血ノリはキャンティに撃たれた時に飛び散ったようですが、胸から飛び散った血ノリは赤井が同じタイミングで撃ったのだとか。
あらかじめ血ノリを入れて盛り上がったところに、ペンライトを貼らせて狙いやすくしていたようです。
あまりにタイミングがバッチリだったのでコナンは、相手の弾がコピー用紙を貫通したと思って焦ったのだとか。
赤井は組織がキャメルの顔を見たがっていたため、頭ではなく背中を撃つと読んでおり、鉄柵を閉めたのも足を狙わせないようにするためだったようです。
ジェイムズはキャメルが撃たれる前に、赤井が彼らを撃てば撃たれたと偽装しなくても撤退したんじゃないかと言いますが、優作はそんなことをすれば何が何でもキャメルを殺しにかかっただろうと推測します。
赤井がライフルで狙っていたとはいえ、キャメルにとってはそばにいた彼らの方が圧倒的に脅威。
彼らが撤退する条件はキャメルが死んだと思わせることと、彼らに負傷者を出さないことでした。
下手に撃って彼らをその場に留めると、やってくる消防艇の乗組員と一戦交えることになり死傷者が出かねません。
最善の策だったと赤井を褒める優作。
赤井は全てコナンと立てた策だったため、連れて行って良かったと言います。
そんな中、キャメルはウォッカがRUMのことについて、顔を変えてふざけた名前を名乗っていると言っていたことを一同に伝えます。
以前赤井とジンが待ち合わせをしていた倉庫に老人がいました。
その老人にここは危ないからいちゃダメだと声をかけたキャメル。
しかしその老人こそが、RUMの正体でした。
そしてRUMは黒塗りの車に乗って、ある場所に到着します。
車の中でカツラや髭をつけ、車を降りたRUMは脇田の姿に変装しており、そのまま寿司屋の中へと入っていきました。

名探偵コナン1066話感想
ついにRUMの正体が明らかになりましたが、脇田だったとは驚きでした。
これだけ近くにいるとなると、コナンの正体がバレていてもおかしくありませんね。
ここからどんな展開になるのか、とても楽しみです!
次回の名探偵コナン1067話は週刊少年サンデー9号に掲載されます。