2020年9月30日発売の週刊少年マガジン44号掲載の「ダイヤのA actⅡ」のネタバレについてまとめました。
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【前回のあらすじ】
市大三高エース・天久の初球をはじき返し、リードオフマンの仕事を果たした倉持。
ところが予想外の牽制球で刺されてしまいます。
新球だけでなく”駆け引き”を披露した天久に、為す術はあるのかと青道打線に不安が広がるのでした。
ダイヤのA actⅡ227話ネタバレ
天久の弱点である立ち上がりを攻めたい青道でしたが、2番の小湊は空振り三振を喫してしまいました。
小湊から空振りを奪った天久のストレートは151キロをマークしており、観客はどよめきます。
客席で観戦する丹波は、小湊がバットに当てられなかったことに驚いていました。
どうやら天久の新球であるスラットが効いていたようで、その変化球について小湊は途中までストレートにしか見えなかったと次の打者である白州に伝えました。
そして3番ライトの白州がバッターボックスに立ちます。
天久はこういう大人しそうなやつがキレたら一番怖いと感じながら、一球目に新球を投じます。
白州はその球を空振りしました。
大きく曲がるスライダーが天久の代名詞でしたが、新球は小さく曲がるスライダーのため、ストレートとの見極めがつかないようです。
そして2球目はストレートを投じた天久ですが、白州は手を出せず、あっという間に追い込まれてしまいます。
見送ったって感じじゃなかったと薄ら笑いを浮かべる天久。
そんな天久を白州は悔しそうに睨みつけます。
（もしかしてキレてる？キレてない？）
天久は心の中でそんなことを問いかけながら、スラットを投じ、白州を空振り三振に打ち取りました。
市大三高の選手たちは喜びますが、天久は怒らせないようにと淡々とした様子でマウンドを後にします。
150キロのストレートに140キロ近いスライダーも投げる天久を目の当たりにしたOBたちは「大学でもそうはいない」「とんでもない」と、口々に言いました。
一方青道ベンチは天久の投球に圧倒されて、誰も声を発しません。
落合コーチはこの試合3点が勝敗ラインだと思っていましたが、3点も取れるかなと不安を覚えます。
しかし選手たちはまだ始まったばかり、切り替えようと声をかけ合い、守備につきました。
沢村は御幸を見つめながら無言でうなずき、御幸も頷き返しました。
2回表、4番ファーストの星田がバッターボックスに入ります。
星田も東京代表組だったため、御幸も彼の勝負強さは理解していました。
パワーだけじゃなくどんな球にも対応できる柔らかさも持っている星田。
その土台をどう崩していくかと考えながら、御幸は沢村にサインを送ります。
沢村は頷き、4番星田への第一球を投じました。
その沢村の新球に星田のバットは空を切ります。
「なるほどこれか」「次は捉える」などと、バットに向かってブツブツつぶやく星田。
御幸は東京代表でも思っていましたが、星田はバットと一緒に寝ていたりして、自分だけの世界を持っていると感じていました。
薬師戦でも2打点としぶとい活躍を見せており、この男は乗せちゃいけないと考える御幸。
そして2球目に御幸はナンバー5のチェンジアップを沢村に投げさせます。
その球に星田は体勢を崩しました。
（よし崩した――）
沢村と御幸がそう思った瞬間、星田は体勢を崩しながらも上手くバットに当てて打球を飛ばしました。
打球は右中間へと飛んでいき、センターの東条が追いかけます。
しかし打球は思いの外伸びていき、東条の頭上を越えました。
打った星田は二塁へと向かいます。
結果ノーアウトでランナー二塁となり、市大三高は先制のチャンスに。
青道は大ピンチを迎えてしまうのでした。
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ダイヤのA actⅡ227話感想
沢村がいきなり大ピンチを迎えてしまいましたね。
天久の圧倒的な投球を見せつけられた後なだけに、出来れば沢村もきっちり抑えてピンチを乗り越えてほしいです。
どんな展開になるのか楽しみです！
次回のダイヤのAactⅡ228話が掲載される週刊少年マガジン45号は10月7日に発売されます。
