2020年9月19日発売の週刊ヤングマガジン43号掲載の【GOD OF DOG】についてまとめました。
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【前回のあらすじ】
遂に悪辣刑事を撃退したハジメは、神内が自分と同じ境遇で共通の目的を持つ者だと知ります。
やっぱりアニキはアニキだ！
２人とも酒が苦手なので、その場にあったマックのコーラで義兄弟の盃を交わしました。
ところが闇カジノでの出来事は、籠の眼鏡にあった隠しカメラから全て新川に筒抜けだったのです。
映像を確認すると大物代議士清川修一郎と連絡を取ります。
悪辣刑事が強請の相手にしようとしたのは清川の息子、なので邪魔者は即排除しました。
実は籠の所属する部署に届いた内部告発文は新川の手によるもの。
籠はそれを勝手に神内だと思い込んだのです。
新川からしたら自らの手を汚さず舎弟が籠を殺してくれたのでメリットにしかなりません。
それに18年前のあれに比べたら安上がりに済んだものです。
神内が死体を処理する為の秘密の場所に初めて案内されたハジメ。
神内から両親について覚えていることがないか聞かれました。
父親はたまに家に顔を出す程度で、たまに遊びに来るおじさんぐらいにしか思っていませんでした。
些細な情報でも何か手掛かりに通じるかもしれません。
そもそもあくとな男と生馬目組は何らかの接点があると感じています。
ならば岩城が何かを知っていてもおかしくないわけです。
「言っておくがこの事は秘密だぞ」
同じ宿命を持つ者同士２人はお互いを信じてみることにしました。
ハジメは恐らく悪徳な男へのキーマン、そして岩城から情報を引き出せば新川の病み付きを暴ける可能性があります。
悪徳な男を見付けたら必ずこの手で葬ってやる！
神内が真相へと近付いているのは確か！新川は彼の頭の回転の速さ·冷静さ·ギャンブル運など父親に似ていると思っています。
だからと言って神内がいくら足掻こうとしても、悪徳な男「VICE」までは辿り着けないだろうとほくそ笑みます。
全ては新川の掌の上で踊っているに過ぎないのです。
ハジメを労う岩城！しかし闇カジノでの一件を怪しんでいて！？
「失礼します！」
今は亡き先代組長が映る写真を見ていた岩城の自室にハジメが入ります。
岩城は用があってハジメを呼んだのです。
「いや～～～ハジメ大変だったなその傷」と切り出した岩城は、人を殺したんではないかと疑っていました。
「ひひっ…人を殺すなんてそんな俺…！！」と慌てますが、どうやら言い訳は通用しないようです。
どうやらカマかけてハジメの出方を伺ってた模様。
そんなことじゃ逮捕されでもしたらすぐ自白しちまうぞと指摘されてしまいます。
「まあお前の顔見りゃ一線を越えた面してるのが分かる」
組長には隠し事は出来ないと諦めたハジメは、カジノでの出来事を打ち明けました。
「そうか俺のやった玩具が役に立ったか」と何故か嬉しそうな岩城。
それにしてもあのカジノはどうなるのかとハジメは気になりました。
「移転することになるだろう」
闇カジノにはトラブルがつきもの、数ヶ月ごとに場所を変える必要があるのだとか。
顧客を失った損失はあるものの今回の件は事故のようなもの、岩城もそう気にしていないようです。
「よくやったなハジメ」と労いの言葉をかけてくれたと思ったら！？
「まだ俺に話してないことがあるだろう？」と銃を突き付けられてしまいます。
刑事がカジノに乗り込んだ理由、そして本当にその政治家だけが目的なのか疑われました。
銃口を額に当てられてもどうせ玩具だろと話すハジメですが、本物だったらどうしようと不安になります。
「ふん…冗談だよ」と言った岩城は元々撃つ気はなかったようです。
そもそもこの拳銃は装填してないし安全装置もかかっています。
ゴトッ
拳銃を机の上に置いた岩城は「一人前になったら実銃」をやる約束を果たそうとしていました。
思わず冷や汗をかいたハジメに、来週刑務所から帰ってくる先代の倅の身の回りの世話をするように言いました。
神内が語る18年前の悲惨な出来事！生馬目組に隠された真実とは？
一方神内に片想い中のユナは、ベッドに押し倒しただけで何もしてくれなかった彼にムカッとしていました。
まあ一瞬ドキッとしたのは事実ですが…。
それにしても新川の言っていた闇と神内の真の目的が気になります。
話してくれるまで今日は帰らないつもりです。
仕方なく神内は18年前にある少年の目の前で起きた事を話し始めました。
その日は少年の誕生日でしたが、両親共に悪徳な男に殺されてしまったのです。
犯人は不気味な笑みを浮かべ、少年に燃え滾る復讐心の根を植え付け去っていきました。
そして犯人は生馬目組と通じていた殺し屋。
警察官だった少年の父親は組に関する何らかの捜査をしていたらしく…。
神内はそれを障害だと思った何者かが排除したと思っています。
新川の言う闇とはそのことで闇の中心にいるのは恐らく新川。
18年後の現在両親の復讐を誓い、犯人の尻尾を掴み仇を打つために組に潜入しているのが神内です。
神内は今復讐の鬼と化しています。
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GOD OF DOG20話真実を解き明かし少しずつ前進を！の感想
岩城組長は勘が鋭い上に何を考えているのか分かりません。
なので余計18年前の事件のことを知っているような気がしてなりません。
神内の両親を殺害した憎き男とは誰なのか気になりますね。
また全ての黒幕と思われる新川は何を企んでいるのか…。
いずれにせよ少しずつですが真相に向かい動き始めているようですね
次回のGOD OF DOG【21話】が掲載される週刊ヤングマガジン44号は9月28日に発売されます。
