漫画ネタバレ

望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す2話ネタバレ!粗末な食事と扱い

コミックシーモアで配信中の「望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す」2話のネタバレです。

【前回のあらすじ】

自国の政略の道具として隣国に嫁いだティナ。

夫となるキースが自分を覚えているか、淡い期待を抱いていました。

けれどキースは覚えていない所か、将来を誓い合った恋人が居ると言って…?

望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す1話のネタバレはこちら

望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す2話ネタバレ

それは今から十年前の事、敵国の大きな城で暮らす一人の少年は、人質としてその国に留まっていました。

けれどその過酷な立場は、まだ幼い少年の表情を凍り付かせるには十分でした。

小さな明り取り用の窓一つしかない、薄暗い部屋の中に閉じ込められ続けていた少年。

世話係はいつも灰色の頭巾をかぶった無表情な少女が一人。

少女もまた、家族に疎まれどの使用人よりもみすぼらしい格好をさせられ、誰より多くの仕事を押し付けられていました。

しかし少女は幸せを知らなかったので、それが辛いかどうかも知らずに生活していました。

その末に使用人から押し付けられたのが、隣国の人質の世話係だったのです。

毎日少ない量の食事が出されていた少年。

けれどふと、パンが一つ多く皿に乗るようになったのと引き換えに、少女が少しずつやつれていく事に気づきます。

もしかしてこのパンはお前のか?と言うとこくりと頷く少女。

何故かと聞いて見ると、お腹が空いてるようだったから、と少女は答えます。

なんでそんなことしたんだと、幼いキースは怒鳴りそうになりますが、この少女はきっと無表情に謝るだけ。

そう思うと、怒る気持ちも沸かなくなったのです。

あかぎれて痩せた少女の手に触れると、とても冷たくなっていました。

キースはその手を引っ張り、パンをもって暖炉の前まで向かい、焼いたパンを少女に食べろと言って差し出します。

どうしていいのかわからなさそうにする少女に、これからは自分の分は自分でちゃんと食べるんだと言うキース。

少女は黙ってそのパンを食べ、温かい…と感じ、少しだけその心に明かりが灯ります。

けれど、少女はふと気づいてしまうのです。

こんな私に温かな場所を提供してくれた少年が、不意に悲しそうに窓を見つめている事に。

部屋を出る時は必ず鍵を掛けるように、その言葉を忘れたわけではありませんでした。

けれど少女は鍵を握りしめ、キースの腕を引きます。

裏庭なら夜は警備が手薄なので、外に出ても大丈夫です、と言って。

もしも彼が逃げ出せば、きっと酷い罰がその身に降りかかる、でも、それでもいいと少女は思っていました。

そして少女はキースを夜の裏庭に連れ出します。

夜空に浮かぶ月と星、そして久々に嗅ぐ木々の匂いに、表情が穏やかになるキース。

その視線の先に何かを見つけ、後ろ手で隠しながら少女に近づきます。

ありがとな、そう言って咲いていた淡い色の花を差し出すと、初めて笑う、少女。

その表情を見て、この子は無表情なのではなく、ただ感情をうまく出せなかっただけなんだ…とキースは気づきます。

凍える冬の日に小さな灯で精一杯暖を取ろうとするかのように、少年と少女は寄り添っていました。

二人の周りの環境は真冬のように冷たかったけれど、二人は笑っている事が出来ました。

少年が自分の国へ引き取られて行くまで、ずっと。

…久しぶりにリデアに居た頃の夢をみたな、と目覚めるキース。

ふと長椅子の方を見るともうティナの姿はありません。

それもそのはず、ティナはこの城の使用人に案内され、これから自分が暮らす居室へと向かっていました。

ティナの侍女・マリアは、どこまで連れて行く気なのでしょうか、もういくつも棟を抜けましたけど…と言います。

随分と皇太子の居る場所からは離れた所に向かっている事に、ティナも少し表情をこわばらせています。

こちらが本日よりお二人が生活する部屋になります、と言うとさっさと去ってしまう使用人。

案内をありがとうございました、とティナが言っても振り返りもしません。

マリアはティナと二人きりになると、こんなあからさまに部屋を追いやらなくても!と怒ります。

これでは皇太子妃が疎まれていると宣伝してるようなものではないですか!と言いながら、居室の片付けに勤しみます。

更にマリアは、使用人の態度についても触れ、ティナさまは皇太子妃ですのよ!と怒り心頭です。

しょうがないわ、リディアの人間が疎まれているのは自業自得だもの、とほうきを掃くティナ。

ってティナ様!片付けは私がやりますから座っていてくださいませ、とマリアにほうきを奪われ席に戻されるティナ。

そりゃ掃除も料理もティナさまの方が上手ですけれども、ここはリデアではございません、と言うマリア。

皇太子妃が侍女のような事をしていたら笑われてしまいますわよ、と言うとティナはくすっと笑います。

一方ライオネルの元に先ほどの使用人が現れ、命令通り城の一番離れの宮に通した、と報告をします。

ご苦労、リデアの女を殿下に近づけさせるわけにはいかないからな、とライオネルは返します。

これは皇太子妃の一か月分の生活費だ、皇太子妃の侍女に届けておけ、と巾着に入ったコインを使用人に渡します。

けれど使用人はその巾着の中身を部屋に出るなり自分のポケットに入れ、私物にしてしまいます。

片付けが終わったマリアに、片付けご苦労様、奥にあったキッチンでお湯が沸かせたからお茶にしましょうというティナ。

また皇太子妃様がそんなことを…と思いつつ、楽しそうなティナを前にマリアは口に出しません。

相変わらず脱帽ですわ…同じ淹れ方をしてるのになぜこんなに美味しくなるのでしょう、と言うマリア。

ティナは喜んでもらえてよかったわ、と微笑みます。

キースファルト様…ティナ様の事お気づきになられませんでしたね…と言うマリア。

仕方ないわ、リデアに居た頃の私は髪も目元も頭巾で覆い隠していたし、とティナは答えます。

そもそも10年以上昔、覚えていなくても当たり前だ、と。

殿下にお話ししないのですか?とマリアが言うと、首を横に振りながら、ええと答えるティナ。

今更昔の事を持ち出しても困っらせるし、キースには将来を誓った恋人が居た、素敵で優しい人だから当然の事だと言うティナ。

だから、余計こんなこと言えないわ、キース様を困らせるような事出来ないもの、とティナは俯きます。

ティナ様…とマリアが言うと、そんな顔しないでマリア、私は大丈夫、と笑って見せます。

キース様にもう一度お会いできたことがそもそも奇跡のような事だもの、と言うティナ。

これ以上望んだりしたら罰が当たってしまうと話します。

マリアにも肩身の狭い思いをさせてしまうことは申し訳ないのだけれど…と言うと、私の事はいいのですと言うマリア。

ティナ様はもっとご自分の事を大事になさってくださいませ!と言います。

ティナがマリアが一緒に来てくれてよかった、と微笑むと、ずっと一緒ですと笑い返すマリア。

日も暮れて、全ての片づけを終えたマリアはあることに気付きます。

食事が昼食どころか夕食まで届いてませんわ!私厨房に催促に行ってきます!

お腹を空かせた状態も相成って、ぷりぷりと怒りながら催促に向かうマリア。

そのかいあってようやく届いた食事を開けてみると、そこにはパンが一つとスープのみ。

し、信じられない…これだけ?私今から少々厨房に殴り込みを掛けに…というマリアを止めるティナ。

このパンなんてふわふわでとっても美味しそうよ、シチューも冷めきらないうちに頂きましょう、とティナは言います。

温かな食事が食べられるなんて贅沢ね、と笑うティナに毒気を抜かれ、殴り込みを諦めるマリア。

夜も更け、ひとりになったティナは窓から空を眺めます。

月夜が好きだと、そう思いながら煌々と浮かぶ大きな月を眺めます。

誰からも顧みられなかったティナに、生まれて初めて笑いかけてくれた少年の笑顔を思い出す。

それがティナが月夜を愛する理由でした。

あの日から白黒だった世界が色鮮やかに輝きだし、少年はティナにとって世界を照らす光でした。

今までのありがとうも、さよならも言うことができないまま別れてしまってから、今日までずっと。

よろしくするつもりはない、その言葉がティナの胸を締め付けます。

俺の事はキースと呼べばいい、そう言って笑ってくれた少年はもう私をティナと呼んでくれることはないだろう。

けれど、それでも構わないとティナは考えていました。

本当は全部伝えてお礼を言いたかったけれど、それを告げたらきっと10年分の自分の想いも伝えてしまいそうだった。

だからせめてキースの役に立ちたい、キースが笑ってくれるのならきっと自分はなんだってできる。

たとえその笑顔が、私に向けられることは無くとも…。

ティナはこの国の月夜をその目に焼き付けながら、そう心に決意するのでした。

望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す2話感想

せ、切ない…でもまさか王女としてきた子が元世話係とは思いませんしね…。

ティナの言う通り10年以上も経って居たら思い出せなくても仕方ないですよね…。

でもなんとかして思い出してほしい所ですが…

望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す3話ネタバレはこちら

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