2020年9月2日発売の週刊少年マガジン40号掲載の「ヒットマン」のネタバレについてまとめました。
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【前回のあらすじ】
単行本1巻発売後から大反響の「オルレアンの乙女」。
これが時代を創る漫画になると山城は断言するのでした。
ヒットマン107話ネタバレ
立石は龍之介に、オルレアンの乙女がアニメ化のオファー15本目だと興奮気味に伝えます。
この会社に入ってこんなのは初めてだと嬉しそうな立石ですが、龍之介はやつれた顔で反応も薄く疲れている様子。
実はオルレアンの乙女のグッズ化のオファーだけで100件近くきており、全部チェックして一週間で返事しろと言われているのだとか。
全部ジャンヌに投げるわけにはいかないので、まずは龍之介がチェック作業をしているようです。
さらにテレビ出演や雑誌、新聞、海外メディアからの取材依頼など、とにかくこの作品1本でとんでもない仕事量となっていました。
すると龍之介は怜奈に18時からの奈佳の打ち合わせに一人で行ってほしいと頼みます。
今日中に立石とやらなければならない案件があるという龍之介ですが、怜奈は龍之介が来なければ奈佳の機嫌が悪いことが不安な様子。
そんな怜奈に龍之介は、来週は大福をお土産に持っていくと奈佳に伝えておいてくれと話しました。
その時、龍之介の携帯が鳴りました。
相手は天谷からで今週の原稿が早めに上がったので、明日の打ち合わせを今日にできないかとのこと。
しかし今日は予定がいっぱいなので、明日の方がいいと龍之介が申し訳なさそうに伝えると、天谷は頑張って損したと怒って電話を切ってしまいました。
すると今度は打ち合わせに来た春日が龍之介を呼びに来ました。
そんな大忙しの龍之介をじっと見つめる北条。
そして今日中にやる仕事は全て終わり、龍之介がぐったりとしながら席につきます。
そこへ北条が話があるとやってきました。
北条の話はジャンヌ以外の担当作家を一人外れろというものでした。
どう見ても今の龍之介の仕事はキャパオーバー。
オルレアンの乙女以外の担当作が順位を落としているのも打ち合わせ不足が原因だろうと北条は指摘します。
龍之介はもっと頑張ると言いますが、北条はこれ以上頑張られては困ると言います。
龍之介が望む望まざるにかかわらず、今は剣崎龍之介は週マガのエースだという北条。
この一番大事な時期に倒れられでもしたら元も子もないのだと話しました。
その後、龍之介はバーで一人思い悩みます。
するとマスターが龍之介に考え事なら甘いものが必要だと、チョコレートを出してくれました。
そこに並べた4つのチョコレートを一つ手に取ってかじる龍之介。
北条はこれは温情だと言いながら、4つの中から龍之介に1つ選ぶ権限を与えましたが、龍之介は自分でいらない作品を決めろと言っているようなもんじゃないか、そんなのあるわけないと感じます。
龍之介にとってはどれも大切な作品であり、大切な作家なのです。
その時、龍之介の隣に夏目が突然現れました。
編集長から来週までに決めろと言われた龍之介を心配し、駆けつけたようです。
龍之介自身、一人でこなせる仕事量のキャパを超えていることは理解していました。
ジャンヌ以外の作家が自分に対して不満や不信感があるのも分かっていましたが、せめて今の連載までは担当したい、途中で抜けるなんて無責任なことできるわけがないと考えているようです。
しかし夏目はそれはエゴだと言います。
龍之介にとっていらない作品を選ぶのではなく、龍之介がいなくても大丈夫だと思う作家を選べばいいという夏目。
作家と数えきれないほどの別れを経験してきたダメ先輩からのアドバイスだと、夏目は話すのでした。
一週間後。
龍之介は北条の前にやってきました。
編集者たちが見守る中、口を開く龍之介。
その時「待ってください！！」と後ろから声が聞こえてきました。
龍之介が振り返るとそこには、翼と奈佳と天谷と春日の姿が。
驚く龍之介に、翼は様子がおかしかったので怜奈に事情を聞いたと話します。
すると奈佳は龍之介が担当を外れるなら連載をやめて他所の雑誌で描くと言い出します。
さらに春日も龍之介が担当するという約束で連載を始めたため、こんなところで外れるのは契約違反だと不満を言い、天谷は軌道に乗ってきた新連載のチーフを外すなんて何のメリットもないと編集長に抗議。
そして翼は龍之介が忙しいなら打ち合わせを短くするよう努力し、順位も必ず今より上げると約束すると誓いました。
「ですからこれからも私たちに剣崎さんと漫画を作らせてください！！」
そんな作家陣の熱い思いを聞いた北条は、そこまで言われては無理強いできないと龍之介が担当を続けることを了承しました。
すると北条は龍之介に、ちなみにどの作品から外れるつもりだったのかと尋ねます。
そんな北条の言葉に作家陣に一気に不穏な空気が流れ、龍之介に教えろと詰め寄りました。
龍之介は何でそんな波風立てるようなこと言うのかと嘆くのでした。
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ヒットマン107話感想
北条が龍之介のことをエースといったのは少し驚きました。
さすがにあれだけ次々と作家を売れっ子にしているので、認めざるを得なかったんでしょうね。
結局龍之介が誰を外そうとしていたのかは気になりますが、誰も外す必要がなくなったので良かったです。
次回のヒットマン108話が掲載される週刊少年マガジン41号は9月9日に発売されます。
