2020年1月6日発売の週刊少年マガジン6号掲載の「ヒットマン」のネタバレについてまとめました。
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【前回のあらすじ】
原稿の完成を前に視力を失いつつある桂木。
そのピンチを救いに来たのは娘の翼でした。
ジャンヌと龍之介、桂木と翼、全てを賭けた最後のアンケート勝負が始まりました。
ヒットマン123話ネタバレ
桂木の職場で、彼の代わりにペン入れをする翼。
桂木のことが気になるようで、よそ見をしながらペン入れをしているとガリッと音が。
その音にすぐ気づいた桂木が、変な音が聞こえたぞ？と問いかけます。
そんな桂木に、ちょっと手が滑っただけ、すぐに直すと慌てて言う翼。
するとアシスタントのヤスがペン入れをしながら、ボロボロと涙を流し始めました。
ヤスはこの連載の終わりが来た時は、いつも通り桂木が席に座って、自分たちもいつも通り仕事をしていると想像していたようですが、まさか翼がそこに座ってペン入れしながら、親子で会話しているなど想像すらしておらず、感極まっているようです。
どれだけ不幸があろうが、少年誌の最終回はやっぱりハッピーエンドだよなと涙を流すヤス。
そんな彼の涙が他のアシスタントたちにも伝染し始め、桂木がうるせぇぞと怒ります。
するとノブが翼に「よく来てくれたな。あんなに桂木さんのことを嫌っていたのに・・・やっぱ父親が心配だったんだな」と言います。
しかしそんなんじゃないと否定する翼。
前にアシスタントたちが翼の母の幸せは桂木がぶっちぎりで1位を獲った時だと言っていたため、そんな母の願い通り、この作品をぶっちぎりの1位で終わらせるために来たと翼は話します。
そんな彼女の言葉を聞いたアシスタントたちは、タッチアップを1位で終わらせようと気合いを入れました。
その頃、龍之介はバーで一人飲んでいました。
神妙な面持ちの龍之介に、マスターがまた何か悩み事かと声をかけます。
たまには楽しそうな顔で飲んでほしいというマスターに、龍之介は謝りながら考え事をしていたと言います。
その考え事とは翼にとって、桂木にとって、これが本当にハッピーエンドなのかということでした。
時は遡り、桂木は台所でご飯の支度をする妻の後ろ姿をじっと見つめています。
彼女は桂木の好きなコロッケを作ろうとしているようで、腹が減ってるから早く頼むと急かす桂木。
そんな桂木に、妻は「ハイハイ・・・本当にいい歳して子供みたいな人ね」と呆れます。
少しは父親らしくなって欲しい、そんなんじゃ翼の方が先に大人になってしまうという妻に「うるせぇ」と返す桂木。
すると妻が新連載のタッチアップの1話目が、すごく面白かったと感想を言います。
桂木が今度こそ天下を取ってやると決意を口にすると、彼女は「じゃあ私は最終回まで、たくさんあなたの嬉しそうな顔がみれるのね」と嬉しそうに笑います。
そんな彼女に対し、桂木は「・・・あぁ。それがお前の幸せだって言うならな」と微笑みました。
桂木はそのことを思い出しながら、アシスタントたちに原稿はどうだと尋ねます。
しかし返事はなく慌てる桂木に、翼はみんな仮眠してるから大丈夫だと答えます。
あとは自分がこのページを仕上げれば完成だという翼。
そのページは最後まで翼がやりたいと言った16ページ目でした。
すると翼はペン入れをしながら、桂木に自分の担当である龍之介と付き合っていることを話し始めます。
本当に彼のことが大好きで、あの人がいなきゃ生きていけないと思うという翼。
それなのにその龍之介がフランスで事故に遭って生死が不明だと聞いた時、締め切りがあるから帰らなきゃ、病院に行ってる暇なんてないと思ったと言います。
それどころかこれはネタになる、絶対面白い話が描けると思った自分は最低だという翼。
自分がすごく嫌になり、彼と別れようと考えました。
だからそれを笑って許してくれる人に出会えて、本当に良かったと翼は語ります。
それを聞いた桂木は、あれがその時に描いた話かと思い出し、「確かにあの回はちょっと面白かったぜ」と言いました。
そんな桂木の言葉に驚き、顔が真っ赤になる翼。
しかし素直に喜ぶことができずツンツンしてしまい、軽い親子喧嘩になります。
そんな彼らの様子を、翼の母親は温かく見守っていました。
そして翼がどうしても描きたかった16ページ目は、主人公の父親が息子を認める場面でした。
そんな中、龍之介は北条に退職願を提出していました。
そして自分のクビを懸けて、どうしてもお願いしたいことがあると告げるのでした。
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ヒットマン123話感想
翼と桂木の仲も少し改善したようで安心しました。
次は最終回のようですが、龍之介が辞表を出してまで、頼みたいこととは何なのでしょうか。
次回まで少し間が空きますが、どんな結末になるのか楽しみです！
次回のヒットマン124話は週刊少年マガジン9号に掲載されます。
