漫画ネタバレ

羊の夢1話ネタバレ!!声が出なくなった初音と母の関係に亀裂!?

めちゃコミックで配信中の「羊の夢」1話のネタバレです。

羊の夢第1話ネタバレ

一人の少女がそっと目を開けると、その先には広い広い草原と夜空が広がっています。

メァ、と一匹の羊が近づいては去り、メェメェ鳴いて群れに帰って行く姿を眺めていると、いつしか隣には少年が。

少女と目が合った少年は長い杖を持ち、胡坐をかいて座ったまま少女に向かって微笑んでいます。

…ねぇ、ここはどこ?目が覚めたらここにいたの、と問いかける少女。

君間違ってるよ、目が覚めたんじゃない、眠ってるんだ、と笑って答える少年に、どういう事?と少女は尋ねます。

どうもこうもないさ、君はただ眠ってるだけなんだ、じきに目が覚めるよ、と少年。

時刻は六時ちょうど、アラームが鳴り響き、それを停止させた初音は静かにベッドから上体を起こします。

初音、お母さん今日は遅くなるから冷蔵庫のごはん食べて先に寝なさい、と初音の母。

食卓に初音の朝食を用意し、慌ただしそうにダウンジャケットを着こみ、初音と顔が合うことは有りません。

学校のプリントがあったらテーブルに出しておいて頂戴、鍵は閉めておいてねと伝えても、静かな室内。

…何か言いなさいよ、と初音を見ずに外を睨むように母は言い、仕事に出て行ってしまいます。

一人の部屋で食器を洗い、身支度を整えた後、玄関先の写真の向きを直して学校に向かう初音。

写真には、家族三人が幸せそうに写っています。

初音には父の記憶がありません、気づいた時から母親と二人で暮らしています。

気づいた時には声を出すことが苦手で、何も考えてない訳ではないですが思ったことを声に変える事が出来ません。

学校では賑やかなクラスメイト達の中で一人ぽつんと、下校まで過ごしています。

はつねさん、そう声を掛けられ、初音が目をやるとクラスメイトが立っています。

明日初音さんが当番だから、と日誌を渡され初音はわかった、ありがとうを言おうとしますが、言葉が出ません。

わかった、あ、と続きを言おうとした時、クラスメイトはよろしくね!と去って行ってしまいます。

…ありがとうを、先に言った方が良かったのかもしれない、と下校中に一人反省する初音。

ありがとう、を頭の中で繰り返し言っていると、初音ちゃん、と呼び止められ初音は足を止めます。

さっき回覧板持って行ったとき居ないなあって、そうよね今日は学校の日だものね、と笑顔の老婦人。

スーパーでミカンが安かったの、よかったらどうぞ、と言われミカンを受け取った初音の表情も嬉しそうです。

…あ、ありがとう、と初音に言われ、老婦人も嬉しそうにいいえ、と答えます。

帰宅した初音は貰ったミカンを食べながら、カレンダーに佐藤さん、隣のおばあちゃんとメモを残します。

一日に話した相手を記録しており、今日は二人話せた、と嬉しそうです。

翌日、冷蔵庫にラップがかけられた昨夜の夕食が入っているのを見つけ、訝しむ母。

昨日晩御飯食べなかったの?と言うと初音は黙ってしまいます。

母は…嫌いだったら言いなさいよ、なんなら食べるのよ、とあからさまに不機嫌な表情を浮かべます。

…み、み、ミカンを…と初音が言うと、ミカン?と母もテーブルの上のミカンに気付きます。

どうしたのよコレ、と言う母にあの…とな、隣の…とたどたどしく、怯えながらも答える初音。

隣の?おばあちゃん?もらったのね?と初音の言いたいであろうことを母がぽんぽんとまとめていきます。

そういうのは早く教えてっていつも言ってるじゃない、お礼に行かないと…しっかりお礼は言ったの?と母。

…あ、い…と必死に言った、と伝えようとしますが時間がかかってしまい、母の表情も苛立ちの色が見えます。

言ったの!?と母が怒鳴ると、初音は思わず体を竦めた後、戸惑いながらこくんと頷きます。

…今日は、早く帰るから、と母が言いますが、それを聞く初音の顔色も暗くなっています。

夜が訪れ、母は玄関先に飾られた家族写真を見ながら廊下で一人酒を飲んでいます。

頭に浮かんでくる、過去の自分、あの日見た辛いベランダの光景…。

うっ…うう…うう…夜の廊下で一人、母の嗚咽が響き、初音もドア越しにその声を聞いています。

もっとしっかり、自分の言葉で言わないと、お母さんに心配を掛けない様に、想像するわたしはもっと…そう心にイメージする初音。

はいー!と元気に手をあげ、はい、初音さんと先生に当てられた初音は黒板に算数の答えを書き込みます。

正解よ!さすが初音さん!と言うと初音は照れたように笑い、クラスメイトも今日一緒に遊ぼうと声をかけます。

うちにも来てほしいなと言う沢山のクラスメイトに囲まれて笑顔になる自分、それが初音の憧れる自分の姿でした。

ふと気づくと現実、ひとりぼっちの学校、帰宅途中にはミカンをくれた老婦人が誰かと笑う姿。

カレンダーを見るともう何日も、誰かと喋ったメモはなく、初音は次第に焦り始めます。

学校へ行くと、他愛のない会話を楽しんで居たクラスメイトが、あ、と初音に気付きます。

ちゃんと…自分の言葉で、そう思うけれど言葉が出ず、初音は踵を返し教室には入らずどこかへ去ってしまいます。

どうしたの?と先生がクラスメイトに声をかけますが、クラスメイトもどうしていいか解らず初音を見送ります。

後日、初音の自宅を訪問するも、中には招かれず、玄関先で話す先生の姿。

初音さんどうですか、とクラスのみんなも初音さんに会いたがっています…また伺いますね、と先生。

はい…お手間をおかけして、と先生を応対する母の顔には疲労の色が滲んでいます。

先生が去り、初音に今日は遅くなるからと声をかけ、母娘が顔を合わす事はなく、母は仕事に向かいます。

初音はそっと目を閉じ、何かを諦めたような気持で、ひとりぼっちの食卓に座り今日も一人の夜を過ごします。

夜更けに帰宅した母は、複雑そうな顔で食卓に、用意した手つかずの初音の夕食を見つめます。

アルコールを片手に家計簿と支払通知書、そして夫の写真を苦しそうな顔で眺めていると、不意に呼び起こされる記憶。

おとうさーん、誰かの声と、血だまりの中に浮かぶ掌を思い浮かべる母。

あなた!もう、ご近所迷惑でしょう、と若かりし頃の母が言うと、ごめんごめんと笑うのは初音の父。

ホルン奏者を目指しているという父の手にはホルンが抱かれています。

不穏な母の思い出から月日は流れ七月、初音が学校に行かなくなってから、半月近く経っています。

もう夏休みになっちゃうわよ、いつになったら学校に行くの?と言っても黙ったままの初音。

顔をうつむいたまま、少しも反応を見せず、どうして…と呟いた後、母はついに初音を叩いてしまいます。

何か言いなさいよ…!いつも…いつもあんたのせいで!と叫ぶ母の脳裏には過去の記憶がフラッシュバックしています。

きょとんとする初音に、思わず言いすぎたという顔をして黙る母。

…仕事に行く、今日は遅いから、と言う母に、何か言おうとするも言葉が出ず、思わず喉を押さえる初音。

初音あなた…声が出ないの…?と母は問いかけます。

二人で総合病院へ向かい、初音は検査を受けますが医師からはどこにも異常なしと診断されます。

…問題ない…?あの、でも声が…と母が言うと、医師はおかあさん、最後に娘さんの声を聞いたのはいつですか、と一言。

顔を曇らせ、最後に…と母が言い澱んでいると、医師は初音に好きな食べ物は?と書いたメモとペンを渡します。

一つの可能性として、話せないのではなく話さない事も考えられると言う医師。

それは…どういう意味ですか、と母が言います。

別室に案内された初音から受け取った好きな食べ物のメモには、小さく初音の字でシチューと書いてあります。

それを見て悲しそうな顔をする医師は筆談も問題ない、と母にそのメモを見せます。

お母さん、あなたが娘さんに話せなくなってしまう環境を作っているのではないですか?と問う医師。

母はぎゅっとその紙を、何かを我慢するように握りしめ、医師はまた一週間後に来るよう指示を出します。

病院の帰り道、初音は目を閉じ、母と二人手を繋いで帰る想像をしていますが、実際の二人はとても離れて歩くだけ。

気づくとまたあの羊の夢の中を訪れています。

また来たんだ、と言われ、ふと見るとあの少年が隣に立っています。

気がづいたらここに居たの、と初音。

少年は、ここは夢を見るための場所なんだ、皆夢を見る、羊の作り出す夢を、その為にみんな眠る、と語ります。

人は皆生まれたら最初にここで夢の味方を教えてもらうんだ、と。

だから大きくなってもうまく夢を見られなかった人達がたまにここに迷い込んでくる、と言う少年。

けどね、君みたいに大きな子が何度も来るような場所じゃない、と笑います。

人は夢を見る事で抑圧されている意識を解放して生のバランスを取っているんだ、羊の夢無しには生きていけない、と。

その話に初音は俯き、私はどうしたらいいの…と呟きます。

少年は、眠れない時のおまじない、小さい頃に教わらなかったかい?羊を数えればいいのさ、と優しく語り掛けるのでした。

羊の夢第1話感想

初音と母の関係が殺伐としていて、思わず胸が痛くなりますね…。

お隣さんと話す時の初音はどことなくうれしそうで、こちらも心が温かくなります!

これから初音の声は戻るのでしょうか、次も楽しみですね!

羊の夢2話ネタバレはこちら

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