2020年1月6日発売の週刊少年サンデー6号掲載の「今際の国のアリスRETRY」についてネタバレをまとめました。

【前回のあらすじ】
キトーの救急救命医としての過去が明かされ、だからこそ自分が生き延びると告げるキトーにアリスは可能性を信じようといいます。
それでも渋るキトーに自分ができる最期の提案をしたあと、それでだめなら仕方ない!とアリスは笑ってみせました。
今際の国のアリスRETRY12話はぁとのきゅう⑫のネタバレ
「良太・・・良介・・・良一・・・」
まだ今際の国に呼ばれていなかったアリスは、生まれてくる子供のために必死に名前を考えていました。
あの幸せがあった場所にはもう戻れないかもしれないけど・・・
「あとはあなたの好きにしてくれ!3人の命を生かすか、殺すか、最後の命の選定だ!」
そういって笑ってみせるアリスにキトーは焦燥感と不安感をあおられました。
「なんだその顔は・・・?悔いはもうないとでも!?」
そう言い、青ざめながらにらみつけてくるキトーにアリスは顔を歪め、なんとかほほえみながらいいました。
「山ほどあるに決まってるじゃんか」
そういったアリスの片目からは涙がこぼれおちます。
やり残したこと、まだ見ぬ我が子を抱くこと、これから妻と一緒に子育てをして人生を送ること・・・
そんなことはいっぱいあるけど、でも生きてるってそんなもんだろ?とアリスはいいました。
「1つの後悔もなかったなんて言えればカッコいいのかもしれないけど、生きてる限り悔いは残る」
・・・思えばつらいことのほうが自分の人生は多かったかもしれない・・・
そうアリスは考えていました。
束の間の幸せしか得られなかったかもしれなくても、それでも・・・
「それでもオレは、この人生が好きだった」
キトーの言う通り、できる限りのことはしたし、もっと早くにこの事実に気がつけていれば3人の命を失わずにすんだとアリスはいいます。
「最後だけでも納得できる生き方ができた、生まれてくる子供には胸を張って死ねるよ」
・・・残り時間1分半をきり、キトーはアリスの覚悟にうたれたようでした・・・
「最後には1人しか生き残れないげぇむであってくれねば・・・私のしてきたことは・・・!」
キトーは自分が生き残るためだけに、最後まで自分を気にかけてくれた同僚の女性を・・・
自分を慕ってくれていた女性を蹴落としてここまできてしまったのです。
アリスは、傷つき震えるキトーに「ジレンマや悩みをもつ医者がいたっていいじゃないですか」とほほえみます。
それをきいて、キトーは最後だけでも自分が納得できる生き方・・・とつぶやき、ついにスマホを動かしました。
キトーはライフをヒマリにわたすと、残っていたデスをダミーの死体に・・・
そしてもう一つのスマホも操作してライフをアリスに渡したのです!
ついに全員がデスを手放し、ライフを3人に行き渡らせる事が可能となりました。
アリスは感謝を告げます。
・・・シェルターの前に立つアリスはふとキトーにこう聞きます。
「あなたはこの第5ホールでオレにデスを使ったけれど、本来はその前・・・第4ホールで終了間際に使うべきだったのではないですか?」
そうすれば死体のスマホにもデスが残り、ヒマリとこのホールで争うときにはデスが使えたのです。
キトーは、そうしなかった理由は進んで命を奪いたくなかったからだといいました。
そして、いよいよ3人はシェルターの前にたち、2人が入れるかを試す時が来たのです。
アリスは万が一に備えキトーが先でいいといいましたが、キトーはアリスが先に入るようにといいました。
アリスがシェルターに入ったあとに、キトーが認証画面へと進みます。
ピピッ!
・・・ライフアンロック!
キトーもシェルターに入ることができたのです!
「やっぱりシェルターには全員がはいれた・・・!」
こうしてキトーはアリスと同じシェルターに、そしてヒマリは1人でシェルターへと入り次のステージへと進みました。
第6ホールには、シェルターはやはり2つあったのです・・・!
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今際の国のアリスRETRY12話はぁとのきゅう⑫の感想
アリスの言う通り全員が生き残れるげぇむだったのですね・・・!
後悔や苦しみはつきまといますが、それこそが人生・・・アリスの言葉、深いですね・・・
次回の今際の国のアリス13話が掲載される週間少年サンデー8号は1月20日の発売です!