2020年11月25日発売の週刊少年サンデー52掲載の「今際の国のアリスRETRY」についてネタバレをまとめました。

【前回のあらすじ】
瀕死の状態のユズルは死を悟り、脱落者は自分でいいといいました。
それと引き換えに彼は、この場で自分にデスを使ってほしいと参加者によびかけたのですが・・・
今際の国のアリスRETRY7話はぁとのきゅう⑦のネタバレ
1人の女性が人工呼吸器をつけた状態で、意識を失っています。
彼女の横には夫が涙を流しながら回復を祈っていました。
もう亡くなる可能性の高い女性にできることはないとショックを受けた男性に、ナナセはこう声を掛けます。
「奥様は今は声が出せないけれど、聴覚の機能は最後まで残るはずです、その時がくるまで話しかけてあげてください」
今際の国にくるまでに救急病棟で看護師として働いていたナナセは、かつてそう声をかけてあげていました。
・・・今際の国の第4ホールではヒマリが憎しみの炎を燃やし、涙を流しながらキトーにデスを使用していました。
「もう私に生かしたい人なんていない!あなたが死ねばそれでいい!」
残り3ホール・・・まだあと3人を脱落させなければいけない中、このホール内でキトーは死を覚悟することとなりました。
ヒマリににらみつけられた彼は、あきらめたのか自分が脱落することを認めます。
「悪あがきをするつもりはない、君たち3人でライフをもらいあって生き延びるといい」
彼の言葉にアリスとナナセはお互いに声にならない表情を浮かべましたが・・・
ナナセが突然自分の端末を操作してライフをキトーにあげたのです!
これによってキトーのデスは無効となりましたが、ライフがもらえた状態にはなりません。
「なんのつもりだ・・・?」
キトーが死を避けられるわけでもないのにライフをナナセがあげたことに驚くキトーでしたが、ナナセは凛とした表情でいいます。
彼女は自分が救命病棟で働いていた時のことを語りました。
かつて余命いくばくもない奥さんについていた旦那さんのそばで、ともに看取りをしたことがあると・・・
その時、旦那さんが奥さんへ必死に語り掛け、最後のときを安らかに過ごせるように彼女はサポートをしていました。
亡くなる瞬間、奥さんは最後の力を振り絞り、ありがとうとつぶやき息を引き取ります・・・
「私の看護師としての理念は患者を人間らしい生活に近づけることです、せめて最後にいた場所で最後だけでも幸せを感じてもらいたい、その想いをこめて、キトー先生にライフを」
ナナセの言葉にアリスは共感しましたが、ヒマリは憎しみを色濃くするばかりでした。
キトーのほうは手向けられたやさしさに、自分の持つライフでもって誠意をあらわしました。
こうしてナナセもライフをもらうことができましたが、ヒマリの様子がおかしいことにナナセは気が付きます。
「たいした美談よね、だけどそれがなに?私はもう誰にもライフをあげるつもりはないわ」
ヒマリの言葉にアリスは驚きました!
キトーが脱落することが確定したのだから、この階では3人で次のステージに進むしかない!
そう宣言するアリスでしたが、ヒマリは涙を流しながらいいました。
「私自身も含めて、私に生かしたい人なんてもういないの!」
ヒマリの言葉にナナセもアリスも絶句しました・・・
アリスはヒマリからライフをもらわなければ次のステージには進めず、死ぬことが確定してしまいます・・・
制限時間は3分を切り、アリスはお守りを握りしめながらついにいいました。
「子供がいるんだ!大切な人のおなかのなかに!」
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今際の国のアリスRETRY7話はぁとのきゅう⑦の感想
ヒマリの暴走が止まりません!これではユズルも浮かばれないのでは・・・?
娘に手を汚させずに、生き延びてほしいと願っていたはずなのに・・・
次回の今際の国のアリス8話が掲載される週間少年サンデー1号は12月2日の発売です!