2020年1月7日発売の週刊ヤングジャンプ6・7号掲載の「キングダム」についてネタバレをまとめました。
目次
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【前回のあらすじ】
あまりに協調性もなく人殺しを楽しみ続けるキョウレイに飛信隊はとうとう我慢ができなくなりました。
隊を出ていけと迫る彼らでしたが、キョウレイは刃をぬき皆殺しにしてやるといいだします！
キングダム666話闇の淵のネタバレ
取り囲まれたキョウレイでしたが、彼女は余裕の表情で隊員たちに牙をむきます！
それを止めに入ったのはキョウカイでしたが、やってきたキョウカイをみて、キョウレイはニヤリと笑いました・・・
その笑顔をみたキョウカイの脳裏には、祭で殺したかつての仲間の姿・・・
「必ず次の蚩尤（しゆう）が貴様を殺しに行くぞ！」
そう呪いのように吐き出された最期の言葉どおり、今彼女の目の前には蚩尤となったキョウレイがいました・・・
「掟をやぶって外で生きている私が許せないか？」
そう尋ねられたキョウレイは冷たい瞳でキョウカイをにらみながら、蚩尤族で外に出て生きられるのは1人だけだと言い放ちます。
キョウカイがキョウレイを止めている間に騒ぎを聞きつけた飛信がやってきましたが、ただならぬ2人の様子に飛信は何も言えません。
キョウレイはキョウカイが怪我をしているようだから回復を待ってやってもいいといいました。
ところが、キョウカイはその言葉に悲しげな瞳でもって返し、キョウレイの剣を握る手に自身の片手をそっとあてます。
「私はお前ときりあうつもりはない、話を聞きたいだけだ・・・”祭”で何があった？」
その質問にキョウレイは怒りに顔を歪めました・・・
「識は！」
そう訪ねようとしたキョウカイでしたが、キョウレイが突然彼女の手をひっつかむと地面に組み倒してしまいました！
危うく殺されかけたキョウカイでしたが、なんとかキョウレイの手を握り持ちこたえます・・・！
「！？キョウカイが負けてる！」
それでもあきらかに押し負けた様子のキョウカイに、キョウレイはニヤニヤと笑いながらいたぶろうとしたのですが・・・
「何だ？あんた体の中の気の道がズタズタに・・・禁術！？」
キョウカイに直接触れたキョウレイは、彼女の体の状態に気がついたのです・・・！
キョウカイは飛信を助けるべく禁術である”呼び戻しの術”を使い、そのせいで寿命を大きく削るような大怪我をおっていました！
呼び戻しの術は成功しても失敗しても、術をかける術者は短命となります。
そのことに激昂したキョウレイは、その事実を大勢が集まるこの場で・・・飛信の前で叫んでしまいました・・・！
飛信は驚き目を見開き、じっとキョウカイを見つめます・・・
「3日待ってやる、それだけあれば戦えるくらいには回復するだろ、3日後に来てお前を殺して、隊長もろとも飛信隊を皆殺しにする」
キョウレイはそういってニヤリと笑いました。
その言葉に怒り狂った飛信隊の兵たちはその怒りのままキョウレイを殺そうとするものが現れたり、崇原（すうげん）率いる部隊が内密に殺害に出ようとしましたが・・・
「まって！行かせて！レイのことはキョウカイに任せて！」
そう止められたこともあり、結局キョウレイはその場を去っていきました。
キョウカイは仲間たちにキョウレイについて説明を始めます。
「・・・レイが私を見たように私もレイの中が見えた」
気の流れを確かめたキョウカイは、キョウレイが本当に蚩尤となって深い闇の淵にたたずんでいるのをみたといいました。
まだぎりぎり戻れる場所にいるといいますが、もしキョウカイをもその手で殺してしまえば、キョウレイはもう闇の底に落ちてしまうだろう・・・
そうキョウカイはいいました。
「そうはさせたくない・・・」
荒い呼吸でそうつぶやいたキョウカイに、周囲はキョウカイが殺されるようなことは許せない！と叫びますがキョウカイは首を振りました。
「後3日、瞑想すれば仮つなぎだが気の流れが回復する・・・再び切れてしまう前にレイを倒す」
その言葉にカリョウテンは不安そうにキョウカイの顔をのぞき込みます・・・
「識って誰なの？」
その言葉に、とうとうキョウカイはキョウレイの身の上についてを語ってくれました。
キョウレイは蚩尤族の出身であり、かつてのキョウカイのように片割れとなる存在と姉妹のように育ちます。
この姉妹役こそが識であり、2人は一緒に笑い泣き、剣の腕を磨き、暮らしていたのです・・・
ところが、祭が行われたことで識は命を落としてしまいました・・・
キョウカイが最後に見たキョウレイの記憶では、祭に出た正気を失いかけた識をキョウレイは呆然とみつめていたといいます・・・
おそらく識の死こそがキョウレイの暴走の原因だろうとキョウカイは語りましたが、それをきいたカリョウテンはつぶやきました・・・
「それってまさか・・・レイが識を殺した・・・？」
その言葉にそうなのかもしれない、とキョウカイはつぶやきました・・・
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キングダム666話闇の淵の感想
蚩尤族の恐ろしい伝統は、強力な戦士をつくることはできていますが一族の存続にはあまり役立っていないような気もします・・・
キョウレイといよいよ戦うことになりそうですが、キョウカイに勝機はあるのでしょうか？
次回のキングダム667話が掲載される週間ヤングジャンプは8号は１月21日の発売です！
