2020年12月29日発売のまんがグリム童話2月号掲載の「金瓶梅」について
ネタバレをまとめました。

目次
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【前回のあらすじ】
西門家の旦那様が風邪をひいて寝込んでしまいます。
迎えた大奥様が旦那様の面倒をみることになりました。
旦那様に会えず苛つく金蓮を秋菊が気遣い、人形劇を観に行くことになります。
人形劇は素晴らしいものでしたが、財政難で貧困に苦しんでいました。
見かねた金蓮は劇団を西門家に呼んで客を呼び、新たな支援者を見つけさせます。
自分も最後の演目に出演することで、旦那様の寵愛を取り戻すのでした。
金瓶梅214話ネタバレ!
周家の西の棟に暮らす周菊軒の第二夫人春梅の元へ、妾の巧二児が来ました。
娘の美々が大変なことになっていると言うのです。
美々は高い木に登ったまま下りられなくなっていました。
春梅が器用に木に登っていくと、美々は黒猫を抱えていました。
「あら、新しいお友達がいたのね」
美々は黒猫を助けるために木に登り、下りられなくなったのです。
母親の巧二児は、美々のところにいろんな動物が集まってくるとため息をつきます。
春梅は美々が優しいからだと言います。
ふたりの会話を聞いていた初葉は、正妻のウエイに報告します。
「おぞましい動物が集まってくるとは、不浄な気をもつ証拠だわ」
ウエイは呆れたように口にしますが、さほど関心はない様子です。
「それより今日は水蓮が来るから、東の棟を念入りにお清めしてね」
水蓮のことを知らない初葉は母親の富葉に聞きます。
「知事の奥様で、とてもおとなしい方よ。大奥様が面倒をみていたの」
初葉は「大奥様にそんな人がいるなんて」と驚きます。
その頃、知事の高利が水蓮に付き添って周家に向かっていました。
「水蓮、わたしが共にいなくて大丈夫かい?」
妻である水蓮は顔を衣で隠し、黙っています。
周家の東の棟へ到着すると、水蓮はようやく顔を見せますが、挨拶さえできません。
ウエイは水蓮の性格をよく知っているため、気にしていません。
水蓮はウエイのところに預けられることになります。
夫である高利は「ゆっくりしておいで」と言いつつも、妻のことが心配でたまりません。
東の棟へ客が来た知った双葉は、春梅に知らせます。
客が来ることは旦那様である菊軒にも知らされていませんでした。
春梅は何かあるのかもしれない、と思うのでした。
東の棟では豆だけの夕食が水蓮に出されますが、笑顔で食べています。
「それで水蓮、あなた旦那様と話せなくて悩んでいるのでしょう」
図星をつかれ、水蓮は真っ赤になってしまいます。
「あいかわらず私がいないとダメな子ね。旦那様にも嫌われてしまうわね」
水蓮は幼い頃から人と話すのが苦手で、動物や虫となら話せるのでした。
ウエイは水蓮をなぐさめるどころか、さらに追い詰め、自分だけを信じさせるのでした。
西の棟では美々と春梅が話をしていました。
「かわいい猫ね。捨てられているのなら、このまま飼いましょうね」
黒猫はミャオミャオと名付けられました。
そこへ菊軒が客人を伴って帰宅してきました。
客人とは水蓮の夫の高利でした。
妻を心配するあまり、周家の周りをうろついていたのでした。
「よろしければ事情を聞かせてください」
高利と水蓮は親の決めた縁談で、2年前に結婚しました。
高利は水蓮に一目惚れし、大切にしますが、水蓮はまともに話をしてくれません。
「水蓮、私のことが嫌いかい?」
水蓮は目に涙をためて首を振るばかりです。
こまった高利は、たったひとりの友人だったというウエイのところへ来たのでした。
菊軒と高利は仕事でも付き合いがありましたが、ウエイは誰にも知らせませんでした。
「ウエイ様が西の奥方様に知らせたくないと仰って」
春梅は良い気分ではありませんでした。
一方、東の棟ではおとなしい水蓮がウエイにいろいろと言い含められていました。
「まずは服装からね。化粧と飾りをとって、私の同じ服装になさい」
ウエイの服装は何の飾りっ気もなく、まるで仏門に入った人のようです。
ウエイと同じ服になった水蓮を見て、ウエイは得意気な顔をしています。
そこへ旦那様から連絡があり、高利が西の棟にいるので二人で来るよういわれます。
慌てたウエイは水蓮に春梅の悪口を言い聞かせます。
「西の棟の春梅は性悪女で旦那様を堕落させてしまったの。信用してはダメ!」
西の棟に行きたくないウエイは、水蓮だけを行かせることにします。
「今のあなたの姿を見たら、旦那様はきっと大喜びなさるわ」
こうして水蓮は初葉によって西の棟へ連れていかれます。
初葉は「うまくいくはずない」と心配そうでした。
高利のところへ水蓮が到着すると、地味な服装を着た妻を見て不思議そうです。
「高利様、水蓮様はウエイ様と同じ服装をされてますわ」
みかねた春梅が声をかけると、高利は「何かあったのか?」と心配そうです。
混乱した水蓮は外へ飛び出していきます。
水蓮が泣きながら歩いていると、ミャオミャオが爪とぎをしていました。
猫を見て嬉しくなった水蓮は、ミャオミャオを抱きしめ、自分の気持ちを話し始めます。
「猫ちゃん、ウエイ様と同じ服を着たら喜んでいただけると思ったのに」
猫には普通に話せているのを見た春梅は、動物を通して話させることを思いつきます。
「水蓮さん、こちらは向かずにミャオミャオに話しかけてください」
案の定、水蓮は猫を通してなら普通に話せるのでした。
水蓮にミャオミャオを抱いて旦那様と話すよう提案します。
「ミャオミャオ、ウエイ様から西の奥方様は性悪女と言われてるけど、どう思う?」
春梅は呆れた顔をしつつ、水蓮に言います。
「私が性悪女かどうかは御自分で御判断ください。猫と一緒に参りましょう」
春梅の提案で高利と水蓮は猫のミャオミャオをはさんで話し合うことになりました。
言いたいことはミャオミャオに話すよう言われています。
「ミャオミャオ、私は妻の水蓮と話したいのだ。だが嫌われているらしい……」
「ミャオミャオ、旦那様ときちんと話せない私は、きっと嫌われているわね」
「ミャオミャオ、私は妻を愛している。こらからもずっと連れ添っていきたい」
「ミャオミャオ、私も旦那様とずっと一緒にいたいのです」
ミャオミャオを通して夫婦は仲直りでしたのでした。
美々に頼んでミャオミャオをもらうことにした水蓮でした。
ミャオミャオを通して春梅とも話せるようになった水蓮は春梅とも仲良くなりました。
ウエイに捨てられそうだった首飾りや耳飾りは初葉によって戻ってきました。
美しい装いになった水蓮に、高利も満足そうにミャオミャオに話しかけます。
周家を去る前に、水蓮はウエイのところへ挨拶に行くことにしました。
「ミャオミャオがいれば、ひとりでも大丈夫です」
春梅もその言葉を信じますが、大事なことを忘れていました。
「大変!大奥様は動物嫌いでしたわ!」
猫を連れてきた水蓮を見たウエイは激しく動揺し、花瓶をなげつけます。
怒ったミャオミャオがウエイを爪でひっかいてしまいました。
傷だらけになったところに旦那様をが現れ、ウエイは「出ていけ!」と怒るのでした。
水蓮は東の棟への出入りを禁止されましたが、西の棟へは遊びに来るようになります。
美々と仲良くしたいようで、年齢は違えど、良い友人となったようです。
そんなある日、水蓮は妹を連れて西の棟へやってきました。
水蓮は実は双子で、春梅に悩みを聞いてほしいと頼むのでした。
今

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金瓶梅214話感想!
周家の大奥様ウエイに友達がいたと思ったら、見下せる相手だからだったようですね。
自分の言いなりになる水蓮が楽しかったみたいですが、それは友情ではありませんね。
結局、春梅によって夫婦の問題は解決して良かったです。
しかし双子の妹が現れ、また一悶着ありそうです。
次回の金瓶梅215話が掲載されるまんがグリム童話は1月29日に発売されます。