漫画ネタバレ

こはる日和とアニマルボイス18話・森の子守歌ネタバレと感想!

月刊ASUKA9月号(7月24日発売)、こはる日和とアニマルボイス【第18話】のネタバレ・感想をまとめました。

こはる日和とアニマルボイスの最新話を無料で読む方法は?

こはる日和とアニマルボイスの最新話を無料で読む方法はmusic.jpでできます!

今なら30日間無料体験実施中に加え、新規加入で600円分のポイントをゲットできますので、こはる日和とアニマルボイスの最新話を実質無料で読むことができます!

ぜひこの機会にこちらから↓

▶今すぐmusic.jpに登録して
こはる日和とアニマルボイスの最新話を読む

前回のあらすじ

仕事の繁忙期が落ち着いた朝比奈にどこかに行こうと誘われた小陽。

そこで、かおりさんの提案でかおりさんの実家の酪農ファームへ。

食用羊であるサフォークのお世話を体験し、また1つ命の恵みを体感したのでした。

こはる日和とアニマルボイス【Voice18・森の子守歌】ネタバレ

「真樹、小陽くん! もう一軒寄らせて~。

また「ドリトル」に依頼が来ちゃった…もうすぐ函館だったのにごめんね」

「僕は大丈夫ですよ! 色んな動物に会えて嬉しいし。

次はどこに呼ばれたんですか?」

ドライブスルーにて食べ物を食べながら答える小陽。

というのも、サフォーク牧場があった士別からの帰り道、朝比奈は動物園や牧場に引っ張りだこなのです。

「登別のクマ牧場だよ。

小陽くん行きたいって言ってたよね」

「熊! あ…でもドリトル先生が呼ばれたってことは病気…なんだよね」

「会いに行くのは30歳のおばあちゃんヒグマの「ピリカ」。

歳だから病気も色々出てきちゃってね。

まあ、今回のはたぶん…」

車に乗り込みながら話す朝比奈。

そして後ろの座席の真樹に話しかけました。

「真樹~、ピリカに会いに行ってないだろ」

「…そういえば最近行ってない…かもな。

4~5年ぶり…」

「やっぱり。

もっと会いに行ってあげてよ、命の恩熊でしょ?」

エンジンをかけながら朝比奈が言います。

「恩熊!?」

「小陽くんは、真樹が小さい頃森で遭難した時に助けてくれたヒグマのこと聞いてない?」

「え…それって佐伯先生が真樹さんを森に置き去りにしたって…」

「そう! その熊父から引き継いで俺が診察してるんだよ」

「あの…銃で撃たれて死んじゃったって聞きましたけど?」

「は!? 何それ!? 生きてるよ! コラ真樹!」

「記憶にない…」

と言いながら、真樹はうとうととし始めてやがて眠ってしまいました。

「ちょっと真樹さん? 真樹さーん!

どこまでが真実なの? 森で一晩熊と一緒に過ごしたって本当?」

「それは本当だよ」

「朝比奈先生はその時のこと知ってるの?」

「まあね」

「ぜひ真実を教えてください!」

「いいよ~。

真樹が森で遭難した時、捜索チームが作られて俺の父も捜索に加わっていたんだ。

俺も朝方同行して捜したんだよ。

あれは確か…雪虫が飛び出してもうすぐ雪が降る頃で、最悪凍死の恐れもある遭難事件だった」

それは、まだ真樹も朝比奈も幼かった頃。

森で、朝比奈や真樹の父親含めたくさんの大人達が真樹の名前を呼びながら捜していました。

「ねえ君達、真樹を見なかった?」

小動物に声をかけてみる朝比奈。

そして進んでいる途中で転んでしまいます。

しかし、そこで見つけました。

「お父さん! 小さい足跡だ! 真樹かもしれないよ!」

叫んで大人を呼びます。

それから先に少し進んでみれば、何か黒いものが落ちていました。

「ん? なんだろう? ジャムみたいな…甘い匂いがする」

すると、朝比奈の父が来て言いました。

「これは熊の糞だ。

熊は消化器官が単純で食べたものがそのまますりつぶされて出てくる」

と、その時。

「離れるな! 近くに熊がいるぞ」

「熊の足跡もある…でかいぞ」

その声を聞き、朝比奈も足跡の方へ寄ります。

その足跡は、とても大きいものでした。

(真樹…こんなに大きいのに襲われたら…)

そこで、朝比奈の父が言いました。

「すみません、この子を連れてビジターセンターに帰ってもらえますか?」

「僕も連れて行って! 皆で固まって行動した方がいいでしょ、僕にも真樹を捜させて!」

懸命な訴えに、朝比奈も同行を続けることに。

そして、皆で足跡を辿ってどんどん奥へと進んでいきます。

「こっちに足跡が続いているぞ。

まずいな、この大きな足跡はおそらく…ピリカだ」

辿った先に、とても巨大なヒグマがいました。

「ピリカ…?」

「オス並みに立派な体格のメスのヒグマ。

俺達はアイヌ語で美しい、立派という意味のピリカと名をつけて呼んでいるんだ」

「賢く用心深くて普段は絶対に人に近づくことはないはずなのに…」

ピリカに注意する大人達。

その中で、朝比奈はピリカに真樹が抱かれていることに気付きました。

「真樹だ!」

「撃て! 撃つんだ!」

「待て! 子供がいる! 生きているのか?」

戸惑う大人達ですが、その時真樹が叫びました。

「撃たないで! 僕は大丈夫だよ」

「真樹!」

「ピリカは僕を温めてくれていただけなんだ。

ピリカ、大丈夫だよ。

大人しくして…ね! …うん、いい子だね」

大人達は、信じられないものを見る目で真樹とピリカの様子を見ます。

「そんな馬鹿な…野生のヒグマが人の言うことを聞くなんて…」

しかし、そんな事は知らず真樹はピリカに言います。

「安心して。

すぐに森に帰れるし子供達にも会えるから」

それから、ビジターセンターでは。

「そりゃあ俺達だってピリカを森に返したい!

だがここまで人間に近づいたヒグマを野放しにはできない、処分すべきだ!」

「そうだ! 熊があの少年の言うことを聞くなんてありえない!」

「でも実際に先ほど少年の指示に従って大人しく檻に入ったんですよ」

「それはたまたまー」

ピリカをどうするか、という討論が長い間続いていました。

人間の匂いを知り、その匂いが体についてしまったピリカは危険という主張。

しかし、そこで真樹の父が言います。

「あの~、息子の言うことを聞くのは本当ですよ。

真樹を一晩中温めてくれた優しいヒグマだし、私に任せてもらえたらピリカを安全に森の奥に返せますから」

その瞬間、反対派の男性が叫びます。

「馬鹿を言うな! 人間に恐れることなく近づくヒグマだぞ! 森に返してたまるか!」

「それは…真樹だからこそ近づいてきたんであってーー」

「熊に気を許してはいけない! 油断したところで襲いかかられたら皆食い殺されてしまう! 俺の父は熊にやられたんだ!

見たか? ピリカの身体の大きさを…身体が大きくて立派なのは生きているエゾシカを襲って食べているためだ。

ピリカはヒグマの中でも特に獰猛な個体だ」

男性の言葉に、思わず黙ってしまう父達。

しかし男性は続けます。

「普通ヒグマは積極的に生きている哺乳類や鳥類を襲わない…だが一度新鮮な肉を食べるとそればかり執着して狙う。

人間の匂いを気に入ったら必ずまた人間に近づいてくる。

あんな小さな子を狙うんですよ! それのどこが安全に森に返せるってことなんだ?

人間に近づいた熊は森には返さない!」

「そうだ! また必ず人間を襲うに決まってる!」

その反対派の意見を聞き、朝比奈の父は真樹の父の胸ぐらを掴みながら言います。

「吾郎。

森に返す選択肢はなしだ…殺処分をしたくないのならピリカの引き取り先を見つけろ!

さっさと探してこい!」

一方で、真樹は。

「真樹~、真樹~! やっと見つけた! 一人になっちゃダメだって言われたろ!」

1人で動物に囲まれていました。

「一人じゃない。

昭人、引き取り先が見つからなかったらピリカは殺されちゃうの?」

「お父さん達の話聞いたんだね。

小熊ならともかく成獣は取り引き先を見つけるのが難しいって言ってた。

もし取り引き先が見つかってもそこの熊と喧嘩しちゃったらいられなくなるし…」

「僕がピリカのテリトリーに入ったせいで、ピリカが森に帰れなくなったんだ…。

どうしよう、ピリカの子供達がきっと心配してるよ…」

落ち込んで俯く真樹。

そんな彼に、朝比奈は笑いかけます。

「真樹…、ねえ! 真樹は動物達と話せるんでしょ。

森の動物達にピリカの子供達のことをお願いしようよ」

「お願い?」

「そう! ピリカを安心させてあげるんだ」

瞬間、真樹は顔を輝かせながら朝比奈を見ました。

「そうしよう! きっと喜ぶ!

昭人、動物達にお願いしてピリカを逃がそう!」

「えっ? ダメ! 無理だよ危ないよ!」

「危なくない! 僕がお願いしたらピリカは言うことを聞いてくれるから」

「ちょっと真樹!」

朝比奈の静止を聞かず、センターの方へと無理やり進んでいく真樹。

ウサギやリス、シカなどの動物も引き連れながら、です。

「ピリカは地下の倉庫にいるんだって。

お願い、鍵を取ってきて」

リスに話しかけ、

「人が来たら教えてね、静かに…静かにね!」

シカに話しかける真樹。

そしてその後、リスが鍵を取ってきてくれました。

あざ倉庫の中に入ってみれば、檻の中に入れられたピリカが。

「ピリカ!」

真樹はピリカに駆け寄りますが、朝比奈はピリカの大きさに怯えます。

「すぐに出してあげるからね!」

「真樹、やっぱりダメだよ! こんな大きな生き物危険すぎる!」

真樹の腕を掴んで止めようとする朝比奈。

「危険じゃない! ピリカは人を襲わない! ピリカがそう言ってるんだよ!

放して!」

しかし、真樹は無理やり朝比奈の腕を振りほどいて、檻の鍵を開けたのです。

「真樹!」

鍵を開けて、檻の柵を上げました。

「ピリカ、出ておいで。

早く! 森に帰ろう、僕が連れてってあげる」

ピリカに手を差し伸べる真樹に対して、朝比奈は腰を抜かしてしまいました。

そんな中、真樹はピリカと話を続けます。

「……え? 行かないの? 森のみんなに迷惑が…?

このままだと殺されちゃうかもしれないんだよ、そんなの嫌だよ!

…ごめんね、僕が森に入ったせいで…」

謝りながら、ピリカを抱きしめる真樹。

ピリカもまた抱き締め返します。

と、そんな時。

「ピリカ~! 良かったね、登別のクマ牧場が君を引き取ってくれるって…あっ!」

真樹の父が嬉しそうにはしゃぎながら入ってきました。

しかし、父の目にはピリカに真樹が襲われているように映り。

「わ~!! 真樹くんを放せ! 食べるならパパをーー!!」

飛びかかろうとしてくる真樹の父を交わすピリカ。

「ピリカ! クマ牧場だって! 飼育員さんの言うことをよく聞いて、良い子でね」

真樹は嬉しそうに笑ってピリカに言います。

「それから、子供達のことは森のみんなにお願いするから安心して。

ピリカはクマ牧場で新しい家族を作って幸せに暮らしてね。

元気で…約束だよ」

 

それから、現在。

クマ牧場に着き、ピリカの元へ案内された小陽達ですが、ピリカはだいぶぐったりとしていました。

「ピリカ…」

(かなり痩せちゃってる…重い病気なのかな…)

息を呑む小陽。

しかし。

「どうした? ピリカ。

もっといっぱい食べて精をつけないと美人が台無しだぞ」

真樹の声を聞いた瞬間、ピリカが起き上がりました。

「あっピリカの目に光が…そして大暴れ!?」

真樹に興奮したのか、檻を激しく揺らすピリカ。

「ちょっとピリカ落ち着いてー! ドリトル先生、処置お願いします!」

職員が朝比奈に声をかけるも、朝比奈は真樹に鍵、と言われてそのまま渡します。

「昭人、鍵」

「あーはい気をつけてね」

鍵を受け取った真樹は、そのまま一切恐れず中へと入りました。

「ぎゃー! 真樹さん!!」

真樹に対して、思い切り襲いかかろうとするピリカ。

しかし、違いました。

「…まったくしょうがないやつだな」

ピリカは、真樹を抱きしめたのです。

「真樹は大丈夫。

ピリカもすぐ落ち着くよ」

「今のって病気の発作ですか?」

「やー、実はこれ仮病ってやつでね」

「え!?」

「真樹に会いたくて4年に一度くらい病気のふりをするんだ…」

(はた迷惑!)

「まあ…元気なら良かったけど…絵面が心臓に悪い…」

「私も…。

高齢になってきて体調を崩しやすいですがピリカはまだまだ元気なんですよ」

と、話す女性職員の元に、別の職員がカゴを押しながらやってきました。

その中には、

「最近ピリカのひ孫が生まれたんです! ピリカはここで13頭も子供を産んで育てたんですよ」

なんとも可愛らしい子グマ達が。

「ひ孫クマ可愛い! …あれ? どうしたの?」

しかし、子グマ達は何やら苦しそうにし始めました。

「朝比奈先生、ひ孫クマ達ぐったりしてきちゃいましたよ」

「あーはいはい、ひ孫クマ達もお入り。

真樹~呼んでやって」

「…こいこい」

その瞬間、子グマ達は喜んでピリカの檻の中へと入っていきます。

どうやら仮病だったようで。

(仮病が遺伝している!)

しかしながら、楽しそうで、元気そうにしているピリカに一安心。

「ピリカさん大家族でいいね! ここに住めて幸せだね!」

「…そうだな。

約束を守ってくれてありがとう、ピリカ」

〝幸せになってね〟

こはる日和とアニマルボイス【第18話】感想

今回はクマのお話でした!

私も以前から登別のクマ牧場に憧れております。

しかしながら、今回のお話はちょっとリアルでしたね。

人間に悪意がなくたまたま触れ合ってしまって、森に帰れなくなってしまうクマも中にはいることでしょう。

それを考えたらピリカは本当に幸せだと思います。

次回はどんな動物が登場するのでしょうか?