2020年8月28日発売の月刊Flowers10月号掲載の【黒薔薇アリス】についてまとめました。
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【前回のあらすじ】
この世には吸血鬼なる者がいて、ある街にある秘密のカフェは吸血鬼の隠れ家になっていました。
そこに訪れた制服を着た少年には店の看板と同じ印がありました。
少年は入店して早々「人を殺した」と告白します。
どうやら彼の通う学校の音楽室で人が死んだようです。
何故突然人が死んだのか、そもそも本当に自分が殺したのかも分からないのだとか。
当時の彼は合唱コンクールの練習をサボっていました。
その為音楽室で数人の生徒と居残りをしていたのです。
本来ならいつも通りの練習風景のはずでした。
しかしこの日ばかりは違っていて、ピアノを弾いていた男性教師が「捧げます」と言って飛び降りました。
他の生徒達も男性教師の後を追います。
そして音楽室には少年だけが残りました。
何か引き金を引いたような気がしたのが、人を殺したと思った理由です。
少年の話を黙って聞いていた吸血鬼の櫂(かい)は、ピアノの鍵盤をポーーーンと鳴らしました。
こんな音がしたはずだと聞きますが、事件当時は大騒ぎで記憶に残っていません。
「よりによってこんな子供が」と言うともう17歳だと反論します。
しかし彼は気付いていません・・・自分が一度死に吸血鬼になったことで他の人間がその生け贄となったのだと・・・。
櫂の話は少年には到底納得出来るものではありませんでした。
そこで2年前に亡くなった自らの主人について話し始めます。
彼は「繁殖」を終え亡くなった吸血鬼でした。
吸血鬼は体が消滅すると種だけが残ります。
その種は蝶の形をして繁殖に有利な男性を探すのです。
つまり少年の首にある印は吸血鬼になった証でもあるわけですが、まだ自分が死んだとは信じられずにいました。
しかしこの少年の印は「声で人を殺す力がある」主人のものです。
彼は恐ろしい力を手に入れたことになります。
現実を知った少年はしばらくその場に立ち尽くしていました。
これ以上話しても無駄だと思い帰るよう促しますが、少年は考え直し自殺したことは確かだと告白。
学校や世の中全てが嫌になったのだとか。
でも吸血鬼の種は強くて美しい個体を選ぶものです。
人生に絶望し自殺するような意志の弱い個体を選ぶはずがありません。
一時は覚悟を決めたような顔をしていましたが、少年の答えは結局曖昧なまま。
「本当のことが話せないなら帰ってくれ」
少年は不機嫌になり立ち去ってしまいました。
亡くなった主人は生前櫂に新しい主人に仕えるのか、主人になって吸血鬼を従えるのか選択を迫ります。
そもそも櫂のなかには様々な吸血鬼の血が流れているので、現存する吸血鬼のなかでは最強かもしれません。
そしてもう一つ選択肢があるとしたら、種を受け継いだ男を放っておいて死なせてしまうことです。
もし力に相応しい人物でなければ世界を滅ぼしてしまうかもしれません。
お前の仕事はそれを見極めることだ。
過去の主人の忠告を思い出したことで、主人の力を受け継いだ少年をどうすべきか思い悩みました。
謎の少年の名前は山本黎司!櫂は力を持つに相応しい者か見極める!
櫂の主人と同じ印を持つ少年は、彼女らしき女子生徒からテスト勉強に誘われます。
少年は「声で人を殺す力」を受け継いだと聞かされ、彼女の誘いを小声で断ります。
やはり自分が吸血鬼で力を解放し人を殺してしまうかもしれない不安がありました。
そんな少年を校門の前で待ち受けていたのは櫂です。
少年が力を受け継ぐのに相応しい者か見極めようと、彼の学校を訪ねました。
学校が分かったのは制服やニュースからの情報もありますが、吸血鬼の力を使ったからだと櫂は説明します。
少年は櫂に自分と同じ印があるのか気になりました。
枝みたいな少年の印とは違いますが、いずれこの印は成長し首を一周した時首が落ちて死ぬのだとか・・・。
永遠に生きる吸血鬼も世界の何処にいるかもしれません。
しかし僕らは違うと打ち明けました。
「そういえば君の名前を聞いてなかった」と聞くと「山本黎司(やまもとれいじ)」だと答えます。
名前を聞いた途端酷く動揺する櫂は、「あれは彼女?」と門の前でこちらを見つめる女子生徒のほうを向きました。
答えずらいことだったようで話を逸らしたようです。
櫂は「君自身のことを知る為には僕自身のことも伝えないとね」と言いました。
レイジというのは櫂の弟の名前、自分のせいで兄弟関係が壊れてしまい酷いことが起きた。
だから少年もといレイジの名前を聞くと何かの呪いかと思いました。
話を聞いたレイジは少し考え櫂が吸血鬼なのか再確認。
「そうだよ。そして君もね」
レイジはそれを聞いて自らの運命を受け入れたのかのように見えました。
櫂は歩きながら昔話の続きをします。
元々静岡の三島に住んでいたものの、90年前に発生した北伊豆大地震で死にました。
でも正確に言うと地震のちょっと前に猟銃で撃たれて死んだそうです。
その死体に吸血鬼の種が取り憑いて今の櫂がいます。
19歳の頃なので今の年齢は109歳に・・・。
「よく考えたら19で俺と2つしか違わないじゃん」
レイジは彼の年齢を知っても驚きません。
以前会った時より態度がデカイのは、レイジが櫂の主人の後継者だから。
となればレイジのほうが立場が上になります。
「それはどうかな・・・そもそも君に何が出来るというんだい?」
櫂は吸血鬼として彼には想像も出来ない力を扱えると断言しました。
「でも僕だってその力を使えるんでしょ?」と聞くと?
自分が教えなければ何も出来ずに死んでいくだろうと話します。
自分を殺した憎き父親!しかし心優しい少年が選んだ選択肢は・・・
そんな会話をしているうちにレイジの自宅に到着しました。
中まで入ろうとする櫂ですがレイジは父親がいるので都合が悪そうです。
櫂はそれでも「挨拶させてもらわないとな」自宅を訪れます。
父親が現れると同時に口から何かを飛ばした櫂。
それはカミキリムシで父親の口内に入っていきました。
この遣い魔は櫂の意のままに動き回りどこでも噛み切れます。
証拠を見せようと言って試しに舌を切りました。
切り落としてはいないものの、傷口は深く激痛に苦しむ父親。
「お前はレイジに何をした?」という質問にもうめき声を上げるだけで答えられません。
なら息子さんに聞くしかないと今度はレイジに質問します。
何もしていないならこんな拷問は終わりにしなくてはいけないと・・・。
レイジは覚悟を決めました。
実はそいつに殺されたんだ・・・くだらないことでいちゃもんつけられて殴られたのだとか。
その後床に頭を叩き付けられ首まで絞められたのは、完全に殺意があってのことです。
そして死んだはずのレイジは何故か目を覚まし、自分が雑木林に倒れていることに気付きました。
首にネクタイまで巻かれていたことを考えると、自殺に見せかけて殺そうとしたに違いありません。
やっとの思いで自宅に帰ったレイジを見るや信じられないという顔になった父親。
死んだはずなのにと思ったんじゃないかとレイジは父親を責めます。
ならばあとはこの父親をどうしたいか・・・。
櫂もっと苦痛を味わわせることや殺すことも出来ると言いましたが、苦しむ父親を見たレイジの気持ちに変化がありました。
確かに自分を殺した憎い人物には代わりない、でも血の繋がった人間の苦しむ姿を見たくない気持ちも芽生えたようです。
傷付いた舌は元通りにし母親が帰るまで何事もなかったようにしてほしい。
更には二度とデカイ態度を取らないようにしてほしいと頼みました。
レイジの願いを聞いた櫂は口から蜘蛛のような遣い魔を複数を出します。
彼らは父親の傷付いた舌を修復し血で汚れた床を綺麗にすると自然と居なくなりますが?
カミキリムシだけは父親の中に残り、何かしようとすれば体内の何処を切りつけます。
父親にそのことを言い残し櫂はその場から去りますが、レイジはまだ満足していないようです。
あの遣い魔が何でも治せるなら父親の足も治してあげたい。
あんな奴でも最初は普通にいい父親でした。
ところが去年の事故で足を引きずるようになってから、父子の二人の時だけ暴力をふるうこともあったのです。
そんな父親が自分を一方的に殺そうとした・・・簡単にやられてなるものかと戦いました。
でも結果は負けてしまった・・・あんな奴に負けたことが悔しいと男泣きします。
レイジは一つ見落としています。
あくまでもそれは過去の話、今は櫂の主人の種が選んだ強い個体です。
彼はまた櫂のカフェを訪れることにしました。
自分はもう弱くない、人間にはできないことができる。
恐ろしい力を手に入れたレイジはどんな吸血鬼に成長するのだろうか・・・。
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黒薔薇アリスD.C.al fine【3話】吸血鬼化の理由の感想
「人間を声だけで殺す力」を完全に制御出来る吸血鬼はその存在自体が恐ろしいです。
レイジの辛い過去はともかく、他人の命を奪え最悪世界を破滅に導くほどの力はいらない気もします。
少し強い吸血鬼に生まれ変わるぐらいが良かったのに、種はこの少年を選んでしまいました。
これは紛れもない事実!力を暴走させ他人を傷付けてしまうような吸血鬼にはならないでほしいです。
レイジは大人しいように見えて感情的にもなる少年。
櫂には正しい方向にレイジを導いてあげてほしいと思います。
次回の黒薔薇アリス D.C.al fine【4話】が掲載される月刊flowers12月号は10月28日頃の発売です。