2020年1月8日発売のチャンピオン6号掲載の「吸血鬼すぐ死ぬ」についてネタバレをまとめました。
目次
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【前回のあらすじ】
大晦日だというのに仕事続きの退治人たちは、変なテンションになってしまい、駆除した吸血ミドリムシで大騒ぎしました。
(※前回と今回の話に繋がりはありません)
吸血鬼すぐ死ぬ235話のネタバレ
夜、外出から帰宅してきたドラルクは、事務所の郵便受けに手をのばしました。
すると一通の手紙を見つけます。
ドラルク当てです。
このポストに入っている手紙は大抵罠ですが、面白いので開けてみる事にしました。
すると手紙には『特別審査員のご依頼』と書かれています。
ドラルクはよくわからないまま、好奇心だけで、手紙に書いてあった会場――新横浜公民館へと赴きました。
扉を開けると、暗幕で暗くなっている室内に、複数の人が座っています。
中でも、禿げていてメガネをかけた、とんがり耳の吸血鬼が、いらっしゃいませとドラルクに声をかけました。
「ようこそ我らのクソ能力学会へ――!!」
ドラルクは説明を求めました。
禿げた男が説明します。
吸血鬼の中には、超自然的能力を持つものがあります。
例えば念動力や催眠術、怪力などがそれです。
しかし、その一方で何の役にも立たない能力を持つ吸血鬼も、数多く存在します。
ここは、そのようなクソ能力を持つ吸血鬼たちが集まり、自らの能力がいかにクソかをプレゼンして論議する場所なのです。
ドラルクは、クソ能力者として招待されたのかと憤りましたが、男は否定しました。
ドラルク程度の能力のクソさでは、壇上にあがる権利すらないと言います。
クソ能力とは、持ってなかったほうがなんぼかマシ、というレベルのものを指すのです。
なお、これまでの学会で注目された能力は
・耳から虹色に光る臭いスライムが出せる
・オッパイから常に波動が出ていて服が弾け飛ぶ
などです。
今回ドラルクを招いたのは、長命の吸血鬼としての視点からクソ能力を見てほしいからでした。
また、クソゲーなどのレビューを沢山書いている点からも、特別審査員としてふさわしいという事です。
クソゲーの話で若干テンションが高まったドラルクを席に座らせ、学会が始まりました。
まず、2百年以上生きてきたドラルクが、クソ能力についての私見を述べました。
どんな吸血鬼でも何かしらの能力は持っています。
しかし、それが発現するかは運や環境次第です。
ところが新横浜は吸血鬼が暮らしやすく、能力に目覚めやすいパワースポット化しているのです。
ここでなら並みの吸血鬼も、能力を開花させることができます。
ただ、ガチャと同様に、大抵の吸血鬼が持っている能力はコモンやアンコモンです。
なので、クソ能力が生まれるというより、元々持っているクソが出てきただけ、というのがドラルクの解釈です。
ここでようやく、プレゼンが始まりました。
まず最初の能力者が壇上にあがりました。
スーツの男です。
能力は「股間が強烈に光る」というものでした。
この能力のせいで学生時代からあだ名をつけられ、社会人の今でも誰も本名を覚えていません。
まさに無いほうがマシ、という男性に対して、聞いていた他の吸血鬼から意見があがります。
・災害時において電源不要の光源は極めて有用
・社会人からは、そのあだ名で忘年会に活躍した可能性
・光らせないことも可能なのはいかがなものか
・夜間ならジョギングライトと言い張れる
スーツの男は論破されました。
意外とクソの基準は厳しいようです。
次の男は「あらゆる植物を操り果実を実らせる」という能力でした。
しかし、なった実は全部おじさんの顔をしています。
ドラルクは怖い怖いと連呼しました。
この身については男も怖いので何かしたことはないと言います。
これはクソ度が高いとざわめく学会員をよそに、禿げ頭の会長が、おもむろに身を食べました。
すると、とても美味しいのです。
バナナとりんごの中間みたいな味がします。
表皮を削げば商品化も可能かも知れないので、クソ認定には至りませんでした。
次は女性です。
能力は「放屁で空を飛ぶ」というものです。
しかし出力とタイミングが調整できないようで、女性は飛び上がり天上にめりこみました。
しかし禿げの会長は、訓練次第で強力な飛行能力に化けると指摘しました。
あるいは新世代のエネルギーとして活用できるかもしれません。
これもクソには至りませんでした。
その後も、我こそはというクソ能力者がプレゼンを続けました。
しかし、場に慣れてきたドラルクをはじめ、会長や会員もツッコミを多数入れ、学会は順調に進んでいきました。
ついに最後のプレゼン者も論破されました。
本日の学会はここまでです。
今回も殿堂入りクソ能力者は現れなかったようです。
と。
部屋の外から叫び声がきこえてきました。
皆が廊下に出てみると、公民館の受付のおばちゃんが、吸血鬼に襲われています。
下等吸血鬼モウセンゴケアルキです。
小型ですが、ドラルクよりは絶対に強い吸血鬼です。
ジョンを投げてぶつけるしかない、とドラルクは言いました。
皆も、自分たちみたいな役立たずなクソ能力じゃどうしようもないと言いました。
ドラルクはそれを見て、叫びます。
「お前たちのどこがクソ能力だ!! 工夫次第でなんとでもなるアタリガチャだったろう!!」
クソ能力者たちは目を見開きます。
皆は頑張って吸血鬼に立ち向かいました。
股間フラッシュで目くらましをします。
放屁でアタックをしかけます。
おじさんの実を沢山投げつけます。
その他、クソな能力を最大限発揮して学会員は戦っていきます。
その間に退治人に連絡し、一件落着しました。
受け付けのおばさんは、皆に感謝し、お礼を言いました。
クソ能力学会員として当然のことをしたまでと皆は言います。
でも、こんなに感謝されてはクソ能力者として失格だと、皆は明るく笑いました。
会長はそれを見て、クソ能力学会を開催したかいがあったと言いました。
実はこの会は、クソ能力で自虐的になっている者の良いところ探しに始めた面もあるのです。
ドラルクは驚きました。
自己肯定より自虐自慢、他人の良いところ探しより、あら探しのほうが上手くいきます。
クソ能力のあらを探すという名目で、逆に良い点を挙げていくというのが学会の真意でした。
ちなみに会長の能力はなんですかとドラルクが聞くと、会長は「髪の毛を念動力でボバーンと発射できる能力」だと言いました。
ただ、一回使ったら二度と生えてこなかったと言います。
ドラルクは何も言えずに会長を眺めました。
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吸血鬼すぐ死ぬ235話の感想
役に立って良かったですね。
次回も楽しみです。
次回の吸血鬼すぐ死ぬが掲載されるチャンピオン7号は1月14日発売です。