2020年9月23日発売のサンデー43号掲載の「舞妓さんちのまかないさん」についてネタバレをまとめました。
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【前回のあらすじ】
初もうでに来た3人は、行列に並びます。
すみれとばったり会った中学時代の同級生は、すみれや健太、キヨの現在の様子をきいて、勉強をちゃんとしようと思いました。
舞妓さんちのまかないさん第173話のネタバレ
バッグをひとつ、床に置き、すみれは自宅の玄関先に座っています。
靴を履いている横にはお母さんが立っています。
後ろにはお父さんも立っています。
ほんとうにバス停まで送らなくていいかどうか、すみれのお母さんが訊きました。
すみれは歩いていきたいからと両親に笑いかけました。
お母さんが「いってらっしゃい」と言い、すみれは家を出ました。
満天の星空がすみれを包み込みます。
夜はつめたく、すみれは白い息を長く吐きました。
星のすごさに圧倒されつつ、すみれはさきほどの「いってらっしゃい」の声を思い出します。
去年は言ってくれなかった言葉です。
また、家での出来事を思い出します。
お母さんは、顔をみれば向こうで元気に暮らしていたことくらいわかる、と言いました。
親なんだから、とも……。
すみれは夜空を見上げながら、歩き始めました。
バス停までの道はいつも、色んなことを思い出します。
雪の白さと夜の黒さの真ん中で、平らな道がどこまでも続いていきます。
車で行くと、気持ちが追いつかないままなので、すみれはあえて歩いてバス停まで行くことにしているのです。
ふと、遠くに黒い人影が見えました。
立ち止まって眺めます。
顔もなにもわからず、黒い棒のような姿の影を、すみれは健太だと思いました。
健太も歩きできたのだと思い、すみれもまた歩きはじめます。
(――って、いやいやいやいや!!)
すみれは目をカッとみひらき、口に手をあてて焦りました。
おかしいやろと自分にツッコミを入れます。
あんな黒い点のようなもので健太と分かってしまう自分に、汗はだらだらと出てきます。
すみれは「も~~~!!」と何回もじたばたしました。
立ち止まり、ぜーはー深呼吸します。
すみれは改めて遠くを見ました。
あの黒い点は、一瞬ですみれの心に嵐を起こしました。
さきほどまでの心細さはどこかに吹き飛んでしまったようです。
すみれはきゅっと手を握りました。
手袋をしていない素肌は、青森の冬の冷気でつめたくなっています。
そして、あの黒い点を見つめている顔ばっかりが熱いのです。
目がはなせず、すみれはまた白くて長い息を吐きました。
今度は恨み節が出てきます。
向こうはすみれに気づいていません。
好きになった方ばっかりが大変な思いをします。
黒い影は民家の横にずれていき、どうやらしゃがんだようです。
何をしているのかすみれは気になりました。
黒い影が犬らしき影をなでているのを見て、予想します。
『ここの犬一匹増えてる』
『前は黒いやつだけだったのに』
すみれは、健太の心の声を代弁してみました。
黒い影はまた動き、今度は個人商店前の自動販売機で止まりました。
すみれはまた
『自動販売機でコーヒー買っとくか』
と健太を代弁します。
おそらく、バスで寝れないと困るので水にしようか迷っているはずです。
そして、自動販売機の前でしゃがんだ影は、きっと自販機のあたりについてブツブツ言うのでしょう。
またはずれた、ほんとに当たり出るのか、などと言っていそうだと思い、すみれはクスクス笑いました。
影はこちらに歩いてきます。
電柱の街頭に照らされ、影は人の形になり、コートを着た姿になり、徐々に近づいてきます。
すみれは健太の心の中を代弁しました。
まず、お、と気づいて、なんだあいつも歩いて来たのか、と思い、そして、すみれ、と思って――
「すみれ。」
健太は言いました。
ちょうど、すみれの心の健太の声と、本物の健太の出した声が、かぶりました。
すみれはむーっと顔を赤らめて、プイと顔をそらしました。
名前を呼ばれるだけで嬉しくて、でもこんなのは、本当に好きになった方だけの苦労です。
健太は機嫌悪いなと言い、わかったと言いました。
お腹が空いているのが原因だと決めつけた健太に、すみれは、この頓珍漢と心の中で罵倒します。
健太はしょうがないと言い、バスで夜食にしようと思っていたあるものを差し出しました。
青森名物、工藤パンのイギリストーストです。
これ好きだろうと健太は言いました。
賞味期限が今日までのようで、10円の値引きシールがついています。
受け取ったすみれに、健太は、さっさと機嫌直せとリュックを背負いなおします。
「お前がつまんなそうだと俺がつまんねぇもん。」
すみれはそんな健太の横顔を見て、イギリストーストにかぶりつきました。
健太はさっきあったことをつらつらと言います。
民家の犬が一匹増えていた事や、自販機で水を買ったけれど当たらなかったことなどです。
それを聞いて、すみれは、さっき遊びで考えていた健太の行動や気持ちが、すべて当たっていたことに驚きました。
我ながらすごい、とすみれは独り言ちます。
と、健太がピタッと止まりました。
すみれが見上げた横顔は、すこし赤くなっていて、目線は遠くに注がれ、長く白い息が口から漏れ出します。
(あ……)
すみれも健太と同じ方角を見ました。
遠くから、黒い点が歩いてきます。
黒い点でも、その人だとわかるのは、その人が好きだからです。
すみれは、あの遊びはやめようと思いました。
健太が何を考えているか、当ててしまうからです。
黒い点は人の形になり、笑顔で手を振っているキヨになりました。
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舞妓さんちのまかないさん第173話の感想
切ない関係ですね。
次回も楽しみです。
次回の舞妓さんちのまかないさんが掲載されるサンデー44号は9月30日発売です。