2021年2月25日発売の月刊Kiss4月号掲載の【七つ屋志のぶの宝石匣】についてネタバレまとめました。

七つ屋志のぶの宝石匣最新話までネタバレまとめ!最終回まで全巻全話更新中!

【前回のあらすじ】
乃和は人気俳優の緋村に焼肉に誘われました。
しかし乃和のマネージャーは彼が既婚者であることを知っているため、顕定に助けを求めます。
同級生の結婚式に呼ばれていた顕定ですが、急遽乃和の元へと駆け付け、3人で焼肉を食べました。
志のぶは、そんなお人好しなところが顕定らしいと感じるのでした。
七つ屋志のぶの宝石匣54話ネタバレ
4月になり、志のぶは高校3年生に進級しました。
とうとう受験まで10ヵ月となり、柿ノ下先生の大学に行くため、勉強に仕事に頑張らなきゃと気を引き締めます。
そんな中、志のぶは校門の前で待つ宝石バイヤーの川村虎徹と遭遇しました。
彼はタイから帰ってきたばかりで、志のぶに会いに来たようです。
というのも、もうすぐ顕定の誕生日らしく、志のぶと一緒にプレゼントを買いに行きたいとのこと。
と言うことで志のぶは強制的に、虎徹と顕定の誕生日プレゼントを買いに行くことになりました。
しかし志のぶは、顕定の誕生日プレゼントを買ったことがありません。
逆に彼から誕生日プレゼントをもらったこともなかったのです。
小さい頃に折り紙やカードなどをあげたことならありましたが、顕定は何をもらっても嬉しくなさそうだったのです。
それを聞いた虎徹は、顕定が絶対喜ぶプレゼントを選ぼうと言います。
彼がビックリするようなものを考え、この際サプライズパーティーもやっちゃおうとはりきる虎徹。
志のぶは「顕ちゃんもう29だよ?」と微妙な反応を示しますが、虎徹はいくつになっても誕生日はめでたいし、パーティーしてくれたら嬉しいと言います。
虎徹も施設にいた頃は、毎年みんなに祝ってもらっていたらしく、自分のことを大事に思ってくれる人がいると感じるだけでも嬉しかったのだとか。
「大事に思ってくれる人」という彼の言葉を聞き、何か考えている様子の志のぶ。
一方鷹臣は橘家を訪れていました。
彼は実の姉である久世芙美子と、その婚約者である橘洋之助のために、結婚指輪の打ち合わせに来たようです。
しかしそこには愛犬・テリーヌを失って涙を流す義母・橘千香子の姿が。
どうやら2週間前にテリーヌが亡くなったばかりのため、動揺が激しいようで、ヴァイオリニストとしてドイツのオケに所属する洋之助が帰国してから、ずっとこの調子なのだとか。
すると芙美子が千香子に、鷹臣に何かジュエリーを作ってもらわないかと提案。
鷹臣のアンティークっぽい素敵なジュエリーを作ってもらえば、少しは気分転換になるかもしれないという芙美子。
しかし千香子は、こんな素敵な子が息子と結婚してくれるのに、何で2人ともドイツに行っちゃうのかと嘆き、さらに激しく泣き始めました。
その時、政治家で衆議院議員をしている千香子の夫・橘弘明が姿を現します。
その瞬間、静かになる千香子。
鷹臣は弘明に挨拶します。
彼が洋之助たちのマリッジリングをデザインしてくれることになったと聞いた弘明は、家にしまっていたダイアモンドを持ってきました。
それは大きなダイアモンドで、とても高価なもののようです。
芙美子はそんな高価なものいただけないと戸惑いますが、弘明は使い道もないので、結婚祝いにもらっておいてくれと話しました。
弘明が去った後、洋之助は相変わらず強引な人だと愚痴をこぼします。
こんなにすごいダイアを買っておいて、なぜ母にプレゼントしないのかという洋之助ですが、千香子はいらないと冷たく言います。
親父が宝石に興味あるなんて知らなかったという洋之助に、「あるわよ。金目のものだもの」と辛らつに言い放つ千香子。
すると千香子は、弘明が20年くらい前に宝石を扱っている輸入業者と仲良くなって色々買っていたことを思い出します。
この間も当時買った赤い石がとても高価なものになって、うちの家宝だと自慢していたのだとか。
鷹臣がその赤い石はどんな石かと尋ねると、千香子は見たことがないものの、きっと書斎にあると話します。
しかし書斎に家族は立ち入り禁止らしく、残念ながら見ることはできませんでした。
(家宝の赤い石。まさかね、輸入業者から買ったものらしいし)と考える鷹臣。
その後、仕事場に戻った鷹臣は弘明のダイアの扱いに困っていました。
本当はイギリスで買ってストックしていた、オールドマインカットのアンティークダイアを使う予定だったのです。
姉のために作るリングなのに、このダイアを使わなければならないのかと悩む鷹臣。
しかもそのダイアは、とても違和感がありました。
そんな中、志のぶと虎徹が鷹臣の元にやってきました。
すると志のぶはダイアを見て、例の怖い合成ダイアだと言います。
それは今までで一番大きい合成ダイアで、もうここまで作れるようになってるんだと、青ざめる志のぶ。
しかし鷹臣は20年前に買ったものらしいと伝えます。
そんな彼の言葉に、志のぶと虎徹は凍り付きました。
3日後。
虎徹と志のぶは橘家を訪れました。
2人は鷹臣が急用で来られなくなったということで、自分たちが代行でデザイン画を持ってきたのだと言います。
しかしどうやら鷹臣も来ているらしく、彼らは何か企んでいる様子。
そんな中、相変わらずペットロスが続いて落ち込んでいる千香子に、虎徹がモーニングジュエリーはどうかと提案しました。
モーニングジュエリーは、故人を偲んで喪に服するときにつけるジュエリーのことで、古くからさまざまな素材デザインのものがあるのだとか。
1861年にはヴィクトリア女王の最愛の夫アルバート公が亡くなり、以前女王は数十年という長期間にわたって喪に服したため、モーニングジュエリーが大流行したようです。
すると千香子は遺髪を使ったデザインを見て、テリーヌの毛を持っていると喜び、ようやく元気を取り戻しました。
その頃、鷹臣は帽子とマスクで変装し、弘明が外遊でいない隙に書斎に侵入していました。
書斎の机を開けると、そこにはあの合成ダイアと同じダイアがありました。
まさか弘明はこの合成の関係者ではないかと考える鷹臣。
しかし弘明は「鉱山関係者から買った」と言っており、そんな怪しい話を自分に迂闊に話すのはプロとは思えないと感じます。
さらに鷹臣が赤い石も探そうとした瞬間、スーツを着た男が書斎に入ってくるのでした。
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七つ屋志のぶの宝石匣54話感想
弘明は本当に合成ダイアを本物だと思い込んでいて、良かれと思って姉夫婦にあげたようですね。
そして赤い石を確認する前に鷹臣が見つかってしまいましたが、どんな展開になるのか気になります!
次回の七つ屋志のぶの宝石匣55話が掲載される月刊Kiss5月号は3月25日に発売されます。