2020年12月25日発売のkiss2月号掲載の「おとなになっても」について
ネタバレをまとめました。
目次
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【前回のあらすじ】
綾乃と朱里は駅で偶然再会します。
綾乃からの誘いで近くのカフェに入った二人は、和やかに会話します。
そしてお互いへの気持ちを改めて確認するのでした。
次の約束もなく別れた綾乃と朱里ですが、心は満たされていました。
綾乃が出た大久保家でも少しずつ変化が起きていました。
恵利が髪が伸びたことをきっかけに、綾乃の指名で美容院を予約します。
それはひきこもりの恵利にとって、一大決心の出来事でした。
朱里が温かく出迎えてくれたことで緊張がほぐれていく恵利です。
そしてまだ綾乃の夫である渉が、綾乃の実家に来ていました。
ただのケンカだと思っている両親は渉を温かく出迎えるのでした。
おとなになっても22話ネタバレ!
恵利に指名された朱里が恵利と話していると、一本の電話がかかってきます。
「朱里さん、マダムからお電話ですよ」
恵利に少し待っていてもらうよう頼み、朱里は電話に出ました。
恵利は待っている間、ヘアカタログを眺めていました。
「ひょっとして、迷ってます?」
突然、恵利に話しかけてきたのは若い見た目の店長でした。
「は、はい。もう少し伸ばしたいんですけど、その、うまく伸ばせなくて」
「髪が爆発してしまいますか?」
「そ、そうなんですっ!くせ毛で髪が太くて多くて、毎朝すごくて……」
「ぼくも同じですから、よくわかりますよ。お客様、ぼくとちょっと似てますね」
似てると言われ、恵利が戸惑っていると、店長は慌てて謝りました。
「すみません、失礼しました!くせ毛で眼鏡かけてて、特徴が似てるって意味で」
ぎこちない会話ではありましたが、恵利は男性となんとか話せていました。
朱里がマダムと呼ばれる高齢の女性の電話に出ると、マダムは泣いていました。
『実はね、長年の大切なお友達が旅立ってしまって。今夜お通夜なの……』
亡くなったお友達はとてもおしゃれな人で、お通夜でも髪をきちんと整えたいのです。
「私もきちんとした身だしなみで失礼のないようにしたいの。突然でごめんなさい」
15時頃にカットのみでマダムの予約を受け入れた朱里でした。
「ではお待ちしております。どうぞお気を落とされませんよう……」
朱里は気持ちを切り替え、恵利の元へ戻りました。
恵利は店長と、楽しそうに話していました。
「今ね、ショートがお似合いですよ、ってお勧めしてたんです」
「恵利ちゃんの髪質にはいいね!でも伸ばしたいならそっちで整えるけど?」
恵利は少し考え、きっぱりと言いました。
「ばっさりと切ってください。お願いします」
すっきりしたショートヘアになった恵利は、見た目の印象が変わっていました。
「ありがとうございます。すっきりしました」
恵利も鏡に映る新しい自分に喜んでいます。
「かわいいっ!すごく似合ってる!」
ショートを勧めた店長も絶賛しています。
気持ち良く美容院を出た恵利は、その足でコンタクトレンズを買いにいきます。
思い付きのようでしたが、恵利にとっては小さな革命でした。
コンタクトを買い、待ち時間に洋服を買って、ケーキでお茶をしました。
それはどれも大人の女性なら普通のことですが、恵利にとっては特別なことです。
帰宅した恵利は母親にもほめられ、悪い気はしませんでした。
翌日、コンタクトでスーパーを歩いてると、店長と再会します。
「ひょっとして先日、ショートにされたお客様ですか?」
「は、はい。店長さんですよね」
「コンタクトにしたんですね。印象がまた変わって、可愛いですね!」
男性にほめられることに慣れてない恵利は赤面します。
「駅ビルはよく来られるのですか?」
「は、はい。最近たまにふらっと……」
「ぼくもです。ここで食材買って電車に乗っていきますよ~」
その時、恵利の目に痛みが走りました。
コンタクトにゴミが入ったと気付いた店長は、恵利を助けてくれました。
目薬を買ってもらい、座る場所を求めてカフェに連れてってもらいました。
涙を流しながらも、なんとかゴミが取れ、落ち着いた恵利でした。
「すみません、御迷惑おかけして。助かりました」
「気にしないで。体質的に合わない人もいるし。だからぼくはずっとメガネ」
店長が笑顔で語ってくれて、恵利の心は少し和んだようでした。
「目薬のお金払います!」
「困った時はお互い様だよ。またうちの店に来てくれたら嬉しい」
気さくな営業トークでしたが、恵利の心は少しときめいていました。
店長の笑顔が忘れられない恵利でした。
綾乃の実家には、また渉が来ていました。
「また来たの、あの人」
「お義兄さんでしょ。渉くんは綾乃の夫なんだもの、別にいいじゃない」
仲直りのきっかけになればと、両親は気軽に渉を迎え入れていました。
事情を知る妹の楓は複雑な顔をしています。
「渉くん、もう遅いし今夜はうちに泊まっていきなよ」
綾乃と楓の父親は、当然のことと言わんばかりに渉を泊まらせました。
「なんで私の部屋に泊るの……?」
「お義母さんに綾ちゃんと一緒がいいって言ったら、『夫婦だもんね』って」
渉は気まずそうに綾乃に説明します。
「まだ夫婦だよね、オレたち。そうだろ?」
否定できない綾乃は自分のベッドの脇に、渉の布団を敷きました。
眠る綾乃の背中を眺めていた渉は、起き上がると綾乃の布団にもぐりこみます。
「やだ、何してるの?」
「並んで一緒に寝たいんだよ。だから入れて」
「……イヤッ」
拒絶された渉は、衝撃を受けていました。
「ふざけるなよ……」
あきらめきれない渉は、布団ごと朱里を抱きしめました。
「ごめんなさい、ごめんなさい……」
朱里は涙を流しながら、謝ることしかできません。
(結婚したのは六年前のことだった。この結婚はいったいなんだったのだろう?)
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おとなになっても22話感想!
気持ちを確かめ合った綾乃と朱里、そして少しずつ変わっていく恵利です。
変化を求めていないのは渉でした。
いまだに夫婦としてまだやっていけると思っているようです。
気持ちがすれ違う綾乃と渉の夫婦関係は、どうなっていくのでしょう。
次回のおとなになっても23話が掲載されるkiss3月号は、1月25日に発売されます。
おとなになっても23話のネタバレはこちら