2020年9月30日水曜日発売の週刊少年マガジン44号に掲載の「ランウェイで笑って」のネタバレをまとめてみました。
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【前回のあらすじ】
売り上げで、綾野麻衣をも抜いて1位をとってしまった育人です。
佐久間美以は感極まって泣いてしまいます。
そこへ藤戸千雪もやってきて、育人は感謝の気持ちでフィナーレを迎えます。
一方綾野遠は、麻衣と違った方向へ行くことを決意して、それを麻衣へと伝えるためにスマホのメッセージで麻衣を呼び出します。
綾野麻衣もそうなることをわかっていた様子で、少し寂しそうな表情で、綾野遠の話を聞きます。
これからどうなって行くのでしょうか、非常に楽しみです。
ランウェイで笑って158着目ネタバレハグ
合同展示会、凄かった！
都村育人の感想です。
普段はオムくらいの売り上げが普通なんだよと、佐久間美以が説明します。
オムって？と、藤戸千雪が美以にたずねます。
アプロのメンズラインだよと答えます。
こういう展示会は、メインラインの売り上げが凄くて、その次にサブラインが来て、後は残りのブランドってなるのが普通なの、と、美以は続けます。
だからメインにこんなに近い一君も凄いし、と、美以です。
そのあとを都村育人が続けます。
綾野遠さんも凄いね。
美以はうん、と頷いて視線を下げます。
うち、はじめてみた、アプロの順位に他のブランドが入っているのを、と言って照れ隠しに手を振り、はじめてじゃなかった、ノービスは売れてまかったからね～！と言い、笑いました。
佐久間美以はにっこり笑いながら、都村君が一番凄いねと、育人に向かって言いました。
育人は、佐久間さんいなかったから･･･と、顔を真っ赤にして照れています。
藤戸千雪はそれを見ながら、はいはい面倒くさい、と呟いて、たまにはさ～全員が自分のおかげって、そういう褒め方も良いんじゃないの？と、佐久間美以と都村育人の二人に向かって言いました。
それから千雪は、じゃあ、わたし、仕事があるから、と言ってその場を離れました。
千雪は少し歩いていたら、綾野遠に出会います。
気が付かなかったのか、わざと無視したのかはわかりませんが、千雪は綾野遠とすれ違い、行き過ぎようとしました。
綾野遠は千雪に、太股とふくらはぎと足首が5：3：2の比率になっている、足だけでも繊細に調整されているのがわかるよ、と、声をかけました。
千雪は少し振り返って、はあ、どうも、と気のない返事をします。
綾野遠は大学生の時と同じような調子で、ハグして良い？と笑顔で千雪に言いよります。
藤戸千雪は変なものでも見るような疲れた顔で、なんで？と応えます。
綾野遠は賞賛と喜びと健闘をたたえてハグがしたいんだと言います。
千雪は、嫌ですけれど！と、はっきりと答えます。
綾野遠はそれでもしつこく、今度はスリーサイズを教えて？と言いよります。
千雪は76・55・81と応えます。それは良いのかい！まあモデルだからね。
綾野遠は、本来理想とされるモデルのスタイルよりも細身に仕上げているね、君の身長なら、その方が断然美しい、と、真顔で言いました。
けど、アプロを捲る理由としてはふさわしくない、君はどうしてだと思う？と、千雪にたずねました。
千雪は相手の意図がわからなかったのか、少し間を置いて、振り返って綾野遠を見据えます。
育人が凄いんですよ、みんなが凄かったんですと言って、優しく微笑みました。
綾野遠は少し驚いたように見えます。
そして、君は最初から育人の素質に気が付いていたんだね、と言いました。
千雪は素質なんてわかんないですよ、約束したから信じているんです、急いでいるのでもう行きますね、と言ってその場を離れました。
そしてあることに気が付き、素質を見抜いていたのはパパか、と呟きました。
佐久間美以と都村育人がいるところへ、綾野遠はやってきました。
都村育人はそれに気付き、声をかけます。
綾野は左手を差し出して、人差し指を伸ばして下を指し示し、次に上を指しました。
ブランド名のコンセプトを決める、最初のコレクションの計画を立てる、と言ってもう一本指を立てます。
販売経路の確保、そして工場を押さえる、と言って指を2本建てます。
更に、宣伝する、と言って全ての指を立てました。
以上が独立に必要な事だよ、と、育人に言います。
育人に早く独立しろと言っているのでしょう。
そして、またやろう、また戦おうと、都村育人に対して言葉を投げかけました。
育人はボーッとなって効いていましたが、自分がライバルとして認められたのを確認して、ハイ、と答えました。
またやりましょう、育人ははっきりと答えました。
育人は自分の部屋に帰って、オリヴィアの名刺を見て一人で舞い上がっています。
そこへドアチャイムの音です。
どこに仕舞おうかと慌ててしまい、名刺を座椅子の下に隠してしまいます。
そして、ハイと言って玄関のドアを開けました。
千雪が立っていました。
育人は千雪に、部屋に上がるかと聞きましたが、千雪はそれはちょっとと遠慮気味です。
でしたが、やっぱ上がる！と言って部屋に上がりました。
お祝いしよう！と言い出しました。
そして、何か買ってある？と、冷蔵庫の中を開けて見ます。
何もない冷蔵庫を見て、ケーキくらい買えば良いのにと呟きます。
育人は、ケーキなら買ってありますよ、と言って、別の所からショートケーキを2つ出しました。
ケーキを箱から出している育人を見つめて、顔を赤らめた千雪が育人の後ろから頭を撫でました。
おめでとう。
育人は嬉しそうにほほえみ返します。
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ランウェイで笑って158着目ハグの感想
育人が1位を取り、綾野遠が育人をライバルとして認めてくれたようです。
佐久間美以の努力も報われて、ハッピーエンドの合同展示会でした。
千雪との仲は進展しているようですし、育人にとっても、その仲間にとってもとても意味のある合同展示会でした。
もちろん綾野遠にとっても、綾野麻衣にとっても意味のある、濃い内容のお話だったと思います。
ますます今後の展開に期待です。
次回のランウェイで笑って159着目が掲載される週刊少年マガジン4６号は10月14日水曜日の発売です。
