2020年9月16日発売の週刊少年マガジン42号掲載の「炎炎ノ消防隊」についてネタバレをまとめました。
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【前回のあらすじ】
いよいよ現れた八本目の柱・・・そこに出現したのは巨大な盾のような姿をした巨人でした！
すぐさま第二消防隊と灰島重工が避難誘導と巨人の撃退を請け負い現場に駆けつけます！
そして、ホンダがいつものように巨人にむかって放たれたのですが・・・なんと！不発に終わってしまいました！
炎炎ノ消防隊235話救世主のネタバレ
「本田弾ロスト！本田弾ロスト！」
「本田大隊長！」
第二消防隊の隊員たちが叫ぶ中、灰島重工の2人は落ち着いた様子で巨人を眺めていました・・・
「第二の大隊長がきかないとなると・・・」
「もう無理でしょ、撤退しましょう」
諦め気味の黒野ですが、上司にはさっさとなんとかしてこいといわれてしまいます。
そんな上司に黒野は「本田冗談みたいな頭突きはああ見えて威力は本物だ」といい、だからこそ自分が行っても・・・と意見しましたが・・・
「お前の意見など興味ないなんとかしろ」
上司の命令は冷たく、黒田は「はぁ」とやる気のない返事を返しました。
実は転職を考えているんです、と話す黒田に、上司は笑顔で明日までこの国があればな、と返します。
黒田は黒煙をあげながら、巨人に向かって飛んでいくのでした。
その頃、柱の上に立っていたフェアリーは、海や逃げ惑う人々を見下ろしながらポツポツと語り始めます。
「陽が沈み、大災害はすぐそこに・・・世界の法則が変化する・・・」
その言葉どおり、空には不気味な笑顔をうかべた三日月が浮かび上がり、海は異様な模様で波打っています・・・
そんな様子をひっしにリポートするテレビ局スタッフたちの姿がありました！
「多摩湾では消防隊が巨人の迎撃に向かっています！日が沈み夜戦になるようです・・・」
レポーターをちらりとみたフェアリーは、冷たい瞳でこう言い放ちました。
「絶望しろ、希望的観測を捨てよ」
その言葉のあと、空に十字の形をした強烈な光が現れました。
そして、そこから降りてきたのはなんと・・・
「ラフルス・・・！？」
巨人の盾の真ん中へと降り立った焔ビトはラフルス1世だったのです！
まるで宗教画のような模様の空をみて、消防隊員たちは「なんだよ・・・」と口々につぶやきます・・・
「人のイメージが爆発している・・・」
その言葉どおり、避難していた住民たちは空を見上げラフルス1世をみつけるや、すぐに祈りを捧げだしました！
「ラフルス1世様・・・この世界に救いを与えるためご降臨なされた！」
しかし、その願いは届くことはなくラフルス1世は「ラートム」とつぶやき、周囲に激しい爆発をおこしていきます！
広範囲へ広がった攻撃を受けた住民たちは、傷ついた体をおさえながら、ラフルス1世にむかいなぜなのかと叫びました。
そして、すぐに答えを思いつきます・・・
「ラフルス様はお怒りになっている・・・愚かな我々に・・・」
人々は口々に天罰だ！と叫び始めました・・・
パニックになる人々の中で、未だ正気を保っていた者がいます。
彼はカメラマンで、先ほどのテレビ局のクルーの1人でした。
ラフルス1世の攻撃によってその場に倒れたキャスターを助け起こそうとした彼でしたが、そのキャスターが焔ビトになってしまったのをみて舌打ちをします。
「この大事な時に焔ビトになんかなりやがって！報道するのにいい加減なキャスターなんていらねえ！カメラさえあれば十分だ！」
そう叫んだ彼は、カメラを上空に構えラフルス1世をとらえようとして何かに気がつきました。
「鳥か・・・？飛行機か！？」
空をすさまじい勢いで飛行してやってきた何か・・・それは・・・
「大災害止めるマンだ！」
森羅でした！
森羅は八本目の巨人の元へとやってくると、ラフルス1世と相対します・・・
「皇国の父・・・ザ・ファーザー・・・」
今まさに戦いの火蓋が切って落とされようとしている森羅とラフルス1世をじっと見つめていたのはフェアリーたち災害隊です。
「我ら災害隊、全ての希望の芽をつむ、観測しろ、どちらが本物の救世主かを！」
睨み合うラフルス1世と森羅・・・
いよいよ壮絶な戦いが始まろうとしていました・・・
そんな中、巨人の盾の上に座って見物をしている男が1人・・・
黒野は盾の上に座って、この戦いをただかんそくしているようでした・・・
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炎炎ノ消防隊235話救世主の感想
ラフルス1世がくるとは！これはとんでもないパワーを発揮しそうな気がしますが・・・森羅は大丈夫なのでしょうか・・・
本当のヒーローがどちらかをカメラマンに中継してもらって、ぜひ全世界にみせつけてやりたいところですね！
次回の炎炎ノ消防隊236話が掲載される週間少年マガジン43号は9月23日の発売です！
