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ふつつかな悪女ではございますが 1話ネタバレ!~雛宮蝶鼠とりかえ伝~

コミックシーモアで配信中の「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」1話のネタバレです。

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~1話ネタバレ

忌々しい女!消えるがいいわ!そう叫んで突き飛ばされた一人の少女。

それは七夕の夜、ほうき星が、一番眩しい光を放った刹那の事でした。

ねぇご覧になって!玲琳様の見事な刺繍!と女官達が見つめる先に佇むのは見事な反物を持った黄 玲琳。

刺繍だけでなく、その姿かたちすらも美しいその玲琳の姿。

裁縫の上達を願う祭典なのに織女(おりひめ)様に妬まれてしまいそうだと女官達は話します。

あら、果たして妬むのは織女様だけかしら、と笑うと、そばかす顔の少女が玲琳を睨んでいます。

それに気づいた玲琳は慧月様、と微笑んで見せますが、朱 慧月は心底嫌そうな表情を浮かべ、そっぽを向きます。

あ…と玲琳が言うと、どうした玲琳、と玲琳の背後から詠 尭明が現れ、玲琳は殿下…と返します。

刺繍に根を詰めすぎたのでは?辛いようなら…と心配する尭明に玲琳はお気遣いいたみいります、と貞淑に返します。

その様子を見てあれほど皇太子殿下が大切になさっているのだからご立后は確実でしょう、と話す女官達。

雛宮を解散するまでもなかった、と口々に語り始めます。

そう、ここは詠国後宮内の雛宮と呼ばれし場所。

百年前血で血を洗う権力闘争が繰り広げられた広宗帝の御代、肥大しきった後宮は整理されました。

そういった時代の流れから、今では五家からのみ妃を受け入れ、皇后と四夫人の座を分けているのです。

そして雛宮は、五家が協働して婚姻前の子女を集め、当代一の女性である妃が淑女教育を授けるための学び舎。

雛女(ひめ)と呼ばれる学生は妃と母子にも近い関係を結び、雛宮での生活の全面保証と、妃の宮に一室を与えられます。

けれど、雛女の資格を有するのは五家と縁のある女のみ…。

そうして現在、東領藍家からは藍 芳春が、西領金家からは金 清佳、北領玄家からは玄 歌吹。

残る南領朱家からは朱 慧月と、直轄領である黄家からは黄 玲琳が雛女としてその座を有していました。

そう、これは淑女教育の名を借りた、次期妃の育成システムなのです。

後見した雛女が次世代の皇后になれば、妃のみならず家の権威も上がる絶好の機会。

けれど今代は殿下の御即位を待つまでもないですわね、と女官達は語ります。

…でも玲琳様なら私、と言うともう一人の女官も実は私も、他の雛女様には申し訳ないけれど…と言います。

名が体を表すとはまさにこの事、玲琳の美貌は誰もが認める美しさでした。

その上現皇后である、黄 絹秀の姪であり、皇太子の従姉妹にもあたる由緒正しい血筋。

生まれた時に母を亡くしたものの、父や兄、黄家の人間のみならず皇太子さえも小さい頃から玲琳を慈しんでいました。

これだけの要素が揃えば、次期妃だと女官達が玲琳を推すのも無理はない事だったのです。

少し疲れた表情で息を吐く玲琳に、やはり無理をしているのだろう?もう中へ、と尭明が屋内に戻るよう諭します。

殿下どうかお気になさらず、と気丈に振る舞い、屋内に戻ろうとしない玲琳。

その様子を見た女官達は玲琳を心配し、ご病弱でいらっしゃることだけが心配よね…と呟きます。

確かにか弱くていらっしゃるけれど、今は繊細優美を愛する弦耀皇帝陛下の御代ですもの、と語る女官。

淡雪のような白肌やほっそりとした儚げなお姿は至上の美だと言います。

刺繍のみならず筆を持てば美詩を連ね、元宵節の舞では感動のあまり泣きだす者まで居たと話す女官。

しかも慈愛深く、玲琳付きの女官いわく虫も踏みつぶさずに生かすと聞いたと言います。

さすがは殿下の胡蝶…玲琳は女官達からそんな異名で呼ばれていました。

玲琳様付の女官たちの誇らしそうな顔ったら、冷静沈着な筆頭女官殿でさえ口の端を綻ばせて…と言う女官。

ああもう、結果が解り切っているなら雛宮なんて散じてしまえば…と言う言葉を別の女官が遮ります。

あまり大きな声で言わないの、鷲官長のお耳に入ったら処刑されてしまうわ、と女官は言います。

鷲官長である辰宇はお前も星を見てはどうだ?部屋の隅にうずくまって過ごすには勿体ない夜だぞ、と尭明に呼ばれます。

ありがたきお言葉、ですが星に夢中になっては鷲官の務めを果たせませぬ、と言う辰宇。

鷲官とは後宮の風紀を取り締まる役人で、辰宇はその官長でした。

我が異母弟ながら生真面目が過ぎるな、と言う尭明に、立派なお心がけですわという玲琳。

その様子を忌々しそうに慧月が見ています。

見て、雛宮のドブネズミが…殿下を見つめてはしたないったら、と噂する女官たち。

玲琳様を妬んで睨んでいるのでは?身の程知らずが…と慧月を卑下します。

相変わらずお化粧もお衣装も派手で下品よねえ、と言うと皆そう悪し様に言うものでなくてよと窘める女官。

いずれ慧月様が四夫人最下位の賢妃を担って下さるのだから、と言うとありがたい事ね、と女官たちは笑います。

皇后以外の妃である四夫人の序列は貴妃、淑妃、徳妃、そして賢妃。

その中でも最も一番下の位に行くと噂される慧月は、無能無才の卑屈などぶネズミ、とこの雛宮で呼ばれていました。

あれで四夫人ちゅう最も権威ある朱貴妃さまが後見だなんて…と言う女官。

朱貴妃は慧月の両親の事を知り、慧月を憐れんで雛女に迎え入れたと聞いたと話します。

皆様ご覧になって、ほうき星が参りましたわ、と言うと、流れ星まで降り注ぎ、縁起が良いと女官たちは喜びます。

今夜ほうき星が来ると言うのは本当だったのですねえ、初めて見ましたわ、と言う女官。

当たり前でしょう、数百年ぶりですのよ?それより早く願を唱えないと、と別の女官は言います。

天駆ける星よ、もし願いをかなえてくれると言うのならわたくしは…と、玲琳も願いを唱えようとした時。

忌々しい女!消えるがいいわ!そう言って慧月が玲琳を柵の外に向かって突き飛ばします。

なに…?体が熱い…、そのまま、その手を掴もうとする尭明の目の前で女官達の悲鳴を聞きながら柵の外に転落する玲琳。

何とか地には叩きつけられず、宮城の屋根に落ちて意識を失った玲琳を、尭明の指示で辰宇が救出します。

残る鷲官はこの女、朱慧月をただちに捕縛せよ!その声で、意識を失った状態で捕縛される慧月。

天井から漏れた水滴が指先を濡らし、う…と目を覚ますと、石壁と柵が視界に入ります。

ここは…?黄騎宮のわたくしの部屋ではないですね…まるで…牢。

そう思うと、目覚めましたか、と険しい顔で玲琳付き筆頭女官である冬雪がこちらを睨んでいます。

ああ冬雪…!あら?声が、と喉に違和感を覚えます。

貴方様に馴れ馴れしく呼ばれる筋合いはございません、ときつく言い放つ冬雪。

玲琳様は貴方様によって乞巧楼から突き落とされ、一夜が明けた今も苦しんでおいでなのですよと言い放ちます。

我らが雛宮の華、玲琳様を傷つけたその罪命をもって贖いませ、朱 慧月様、そう言われて、はい?と返す玲琳。

わたくしが…なんですって?と言うと何をとぼけた事を!と冬雪は激昂します。

分不相応にも玲琳を妬んだ慧月が、皆がほうき星に注意を向けている隙に玲琳を高楼から突き飛ばしたと言う冬雪。

あの時は慧月が叫びながら近づいてきて、突然ほうき星の閃光で体中を焼かれた心地だったと思う玲琳。

けれどそこからの記憶が、玲琳が悲鳴を上げて欄干の向こうへ消えていったものであること。

そして屋根に叩きつけられる物音がかすかに聞こえたような気がすること、それが慧月の視点である事に気付きます。

まさか…あの瞬間わたくしと慧月様の身体が入れ替わってしまった…?

玲琳は、冬雪、信じてもらえないかもしれませんがわたくしは…とすべてを話そうと試みます。

けれど、玲琳、と自分の名を言おうとしても声が出ないのです。

朱慧月ではない、入れ替わり、中身が違う、何を言おうとしても口をぱくぱくするだけの玲琳。

冬雪はその様子を見て、害意は無かったとでも?言い訳すら満足に話せぬなど滑稽だこと、と言い放ちます。

けれど玲琳は、冬雪あなた甘味が好きですよね、鉱物は月餅、あんこは花豆…と玲琳だからこそ知る冬雪の事を話します。

弟が一人、名は昴雄、少し年が離れているから目に入れても居たくないほど可愛がっている。

ちょうどわたくしと同い年なのですよね、だからわたくしに仕えてすぐ自分の事を姉と思ってと…と言うと冬雪が激怒します。

お黙り性根の腐りきった悪女が!と言われて、驚く玲琳。

お前が数日前に玲琳様の居室に忍び込み日記を盗んだ事はすでに玲琳様からお聞きしている!と言う冬雪。

玲琳はその言葉に、わたくし日記なんて書いたことも無いですよ!?と驚きます。

冬雪いわく、玲琳は全身を打って熱にうなされながらも盗難の被害を告白したと言います。

日記を読んで言動をまねれば玲琳様に慣れるとでも思ったか?勘違いも甚だしい!と怒る冬雪。

玲琳は本人ですのにー!と思ってもそれは言えないので、ただただ呆気に取られています。

大体煤けたネズミごときが可憐で聡明で慈愛深く地上に舞い降りた天女のごとき玲琳様を妬む事自体が…。

冬雪がそういうと玲琳は、天女…さすがにそれは言いすぎなのでは…と言ってしまいます。

それもそのはず、自分の事を大絶賛されている訳ですから。

けれど冬雪は、玲琳様を愚弄する気か!このどぶネズミが!と今度こそ激昂します。

思わずその圧と勢いに飲まれてはいどぶネズミです!と復唱してしまう玲琳。

容疑者である慧月には後宮の掟に則り獣尋の儀が予定されている、と冬雪は話します。

被害者である玲琳も立ち会わなければいけないが汚らわしい血が飛び散る様は不快だし見たくないと言ったと。

それに対し冬雪は繊細かつ慈愛深きご発言だ…と言いますが、玲琳は感想ってそれで適切なのでしょうかと突っ込みます。

よって、これは玲琳様からの慈悲である、飲むがいい、と自死の為の毒薬を渡す玲琳に冬雪。

獣尋の儀はもう半刻もせず始まる、このろうそくが消えるまでに己が罪を省み果てなさいませと言い残し立ち去ります。

…わたくしを傷つけた罪で、わたくしが死ぬのですか…?と呟く玲琳。

そこに突然、ふふっ、あはは!いい気味だこと!と声が響き、玲琳は驚きます。

目の前に火が広がり、驚いて?炎像の術よ、火は我ら朱家の眷属、念を込めれば術者の姿を伝えられるとその声は言います。

術者…?あなた様は道術を操る道士様なのですか?いえそれより…あなた様は慧月様でいらっしゃるのですね?

そう、炎の中には玲琳の姿をした慧月が映し出されていました。

ええそうよ、だけど今や私が黄 玲琳、あなたは黄 玲琳を殺害しようとした大悪女朱慧月というわけ、と言う慧月。

いかが?雛宮の地下牢は、ネズミや虫が這いまわって普通の女は数刻で正気を失うそうだけど。

そう言われ、玲琳はなぜこんなことを…と慧月に尋ねますが、その問いに迷わず、正すためよ、と言う慧月。

だっておかしいじゃない貴方ばかりが恵まれて、と慧月は言います。

皇后の姪、殿下にも寵愛され女官にも慕われている、けれど自分は優しいけれど無力な朱貴妃、意地悪な女官。

殿下の気を引くには足りない容姿、そのどれも、もううんざりだと話します。

だから入れ替わったの、道術を駆使してね、あなた嫌われた事なんてないのでしょう、侮られた事も冷遇された事も。

常に守られて愛されて!許せないわ!と泣きそうな顔で叫ぶ慧月に、玲琳は黙ってしまいます。

その体はね、入れ替わりに関する言葉は表現できないの、日記の盗難はでっち上げだし…と息を切らし始める慧月。

あなたはけっして自分の正体を証明…ああもう!何このからだ打ち身くらいで熱出して!と苦しそうに叫びます。

あの…横になっては?と冷静に返す玲琳。

額と太い血管の近くを冷やすといいと思います、具体的には首と脇と…と玲琳が言うと人の心配をしている場合?と慧月。

あなたもうすぐ死ぬのよ、いいことを教えてあげる、と続けます。

そして今回の獣尋の儀は無慈悲な鷲官長である辰宇が受け持つので確実に死ぬ、と話します。

毒を飲んでも自死した卑怯者は儀式の場に引きずられ、玲琳は観衆の侮蔑と嘲笑にまみれて惨めに死ぬ、と言う慧月。

さようなら黄玲琳、薄汚いネズミに囲まれて精々死の足音に怯えて過ごすといいわ、といって慧月は消えてしまいます。

慧月が使った、当節の置いて行った火を興味深そうに見る玲琳。

由々しき事態ですわ…道術初めて見ました…じゃなくてわたくしこんなに慧月様に嫌われる事をしでかしていたのですね…。

とてもマイペースに、現状を把握する玲琳。

腕が痺れない、息が上がらない、脈も推定六十ある、その事実に気付き、玲琳は歓喜します。

なんということでしょう!これまで油断すれば気絶するわたくしでしたのに!と。

そう、ここ数年は薬草実験で調合を模索し、武芸を初めとする鍛錬によって重症化する前に回復できるようにはなっていた玲琳。

けれど少しでも気を抜けば発熱して倒れてしまうのだけは、どうしても変えられなかったのです。

でも慧月の身体はそんなことをしなくても健康そのもの、それが玲琳は心の底からうらやましい…っと感じます。

そんな玲琳にネズミが近づくと、あらっこんにちは、実験ではネズミさんたちにもお世話になっていますよと言う玲琳。

あっ便所虫さん発見、というととても姫君とは思えない躊躇いの無さでその虫を素手で捕まえます。

よかった!貴方たちの朝ごはん確保できましたね!とネズミに言いますが、その様にはネズミすら怯えています。

…ネズミに囲まれ死の足音に怯えろとまで言われてしまったけれどそれって割と楽勝なのでは…。

便所虫を握りながらネズミの前でそんな事をを呟く玲琳は、まぎれもなく鋼のメンタルです。

一方辰宇はその頃大きな獣の檻を前に、獣尋の儀に想いを馳せています。

…一思いに殺してやればまだよいものを…と呟くのでした。

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~1話感想

入れ替わり物は多いのですが、玲琳が強すぎて本当に面白いですよね!

慧月もさすがにこの状況は予想がつかなかったのではないでしょうか?

問題は獣尋の儀ですが…どうなっていくのか心配ですね、続きが気になります!

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~2話ネタバレはこちら

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