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ふつつかな悪女ではございますが 10話ネタバレ!~雛宮蝶鼠とりかえ伝~

コミックシーモアで配信中の「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」10話のネタバレです。

【前回のあらすじ】

一晩中弓を引き続ける事が出来れば看病の機会を与えてやると皇后に言われた玲琳。

ぼろぼろになっても弓を引き続け、無事に慧月も目を覚まします。

その一報に安堵するも、玲琳はその場に倒れてしまって…?

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~9話のネタバレはこちら

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~10話ネタバレ

倒れた玲琳を抱きかかえ、誰か来てください!と必死で叫ぶ莉莉。

一方、尭明は黄騎宮からの連絡を待つため、眠らずに夜を過ごしていました。

生まれながらに龍気をまとっていた尭明は幼少期からあらゆる人間に執着される日々を送っていました。

乳母に攫われ掛け、武官に押し倒され掛け、宦官にまで倒錯した視線を向けられて、うんざりしていたのです。

女は物理的には無害が多いけれど、執念深さや陰湿な貶め合う生き物であることも知っていました。

だから母である皇后がいくら褒めても、玲琳も同じだろうと高を括っていたのです。

けれど幼い玲琳は媚びも、ましてや恍惚の色も含ませず、ただこちらを射抜くようにまっすぐ見て来ました。

そんな瞳を持つ者と、尭明は生まれて初めて出会ったのです。

舞を披露する玲琳から目が離せなかったのはその頃から。

楽しい宴を終え、花を添えるような舞を終えた幼い玲琳に、伯母上がそなたに褒美をやろう、と言う皇后。

好きなものをすきなだけ持っていくと良い、と大量の紅を玲琳に見せます。

まあ伯母さま、ありがとうございます、わたくしとてもうれしいです!と言う玲琳。

その様子に尭明も天女の如く舞う少女も虚飾の美を装うそこらの女と同じか…と辟易する尭明。

のう尭明よ、玲琳はよき女子であろう?と皇后に言われ、はは、愛らしい事ですねと尭明は返します。

その様子を黙って見ている玲琳に、なんだ…?と多少違和感を感じる尭明。

皇后が紅などを見繕ってやれといい、これなどどう思う?と尭明に見せます。

どうでも、と思いながらも、いいですね、と相槌を打つ尭明。

すると皇后はふむ、と言って玲琳にじっくりと選びたいだろうから別室で時間を掛けるがいいと言います。

そして尭明に相手をしておやり、と言って、精々十の女子に人生の手ほどきを受けるが良いわと言います。

沢山ある紅を眺めながら、肌に触れると色が濃くなるとか、全体に伸ばすのが難しそうだとか玲琳は言っています。

そう、密室で近距離に居ると言うのに化粧品をやけに熱心に見つめて…いや、観察していたのです。

思わず、化粧品を前にした少女のようには見えぬな、と言う尭明。

玲琳は何か粗相がありましたか?と尋ねます自分なりに真剣に選んでいる、と。

真剣なのは解るが、化粧品を前にした少女として一般的な態度に見えないと話す尭明。

けれど、男が化粧の何たるかを知る訳でもないのに口を出すのは無粋だったから忘れてくれ、と言います。

その言葉に、まあお従兄様はお化粧が得意でいらっしゃるのに、と返す玲琳、尭明もなんだと?と玲琳の発言を訝しみます。

お化粧と言うのは美しく装うことで合っておりますよね?と玲琳は言います。

それでお従兄様のおっしゃる愛らしいと言うのは、愚かだと言う意味でございますよね?

予想していなかった、正解を選ばれて尭明ははっと目を見開きます。

違っていたら申し訳ございません、先ほど耳にしたときそのように思ったのです、と言う玲琳。

あとは例えば”いい”と言うのはどうでもいいと言う意味でございましょう?と言われ言葉に詰まる尭明。

ですが、お従兄様はそれを美しくお隠しになる、さらけ出すのではなく耳に心地よい言葉を装われる。

さすがだなぁ、見習わなくてはなぁと、わたくしそう思ったのでございます。

そう話す玲琳に、尭明は…ではお前は何故装う?と尋ねます。

驚いたような顔を浮かべながら玲琳はにっこり笑い、わたくしの顔色が良いと皆様が嬉しそうな顔をなさるから、と答えます。

その時、尭明の心はもう玲琳に奪われていたのです。

次に会う時はお前が好みそうな淡い色合いの紅を山ほど用意しよう、と約束までする尭明。

皇后も玲琳は良き女子であったろう?と聞くと、尭明はこれに素直にはいと答えます。

彼女は胡蝶です、何としてもこの手の内に留め、守りたい、俺の胡蝶です、そう皇后に言ったのでした。

けれど今は、何が胡蝶だ、守りたいなどと、よくもぬけぬけと言えたものだと自己嫌悪が尭明の心を覆います。

玲琳を害から遠ざける事も、涙を止める事も、何もできないまま。

今この瞬間も病に苦しむ玲琳をおいて休む事など出来ない、朝起きて玲琳が居なくなっていたら…。

そんな恐ろしい自分の想像に嫌気がさします。

実は尭明は、見舞いに向かっても玲琳が危篤状態と判ると本宮に返されていました。

皇太子と言う至上の御身、それに万が一の事があってはいけないと言う理由で。

国を継ぐ男児は絶対の権力があるようで、実際は不幸から注意深く遠ざけられて籠に閉じ込められていると考える尭明。

戦い傷つき、苦しみの声を上げるのはいつも女達…そう考えると自分が無性に不甲斐なくなってしまうのです。

すると尭明の下に、鷲官の詰め所から、慧月が破魔の弓を弾き続けているという報告がずっと入っていると言う側近。

少なくともかれこれ三刻の間…と言う側近に思わず三刻だと!?と声を荒げる尭明。

粗末な蔵に戻り玲琳の為に薬湯を煎じたあと、藤黄達から冷ややかに睨まれても深々と頭を下げ礼儀正しく去った。

その様子を側近が伝えると、尭明は信じられないと言う表情を浮かべます。

射場を借りた後彼女が真っ先にしたのは礼装の袂を切り取る事だったそうです、と側近が報告を続けます。

片方は射場の拭き清めに、もう片方は弽の代わりに、なぜなら道着すらないからだと。

食事も断って弓を引き続け、既に手のひらに血を滲ませていると言うと尭明は辛そうに顔をしかめます。

最初は当たらなかった弓が徐々に精度が上がり、鷲官の多くも感心していると言います。

黄家からも病状が悪化する報告ばかりだったが、この半刻ほどは報せが病んだ、と話す側近。

これは必ずしも悪い意味とは限りませぬ、もしかしたら…弦音が冴えるごとに病状が解放に向かっているのではないか。

そう側近に言われ尭明は戸惑います、あの女は救いようのない悪女、けれど少なくとも今血塗れの手で弓を引き続けているのは事実。

答えが出ぬままの尭明に、辰宇が朗報を持って来訪します。

黄玲琳殿の熱が下がってきているとの事です、薬師の見立てに依ればじきに意識を取り戻すはずとも、と言う辰宇。

尭明は喜びながら、その手の無力さをひしひしと感じます。

しばし出かける、火を持てと言う尭明に見舞うのは夜明けまで待った方が…と進言する辰宇。

けれど尭明はわかっている、向かうのは紫龍泉だと返します。

紫龍泉、それは禁域でありながら王宮の最奥に位置する小さな泉。

仙人が残したと言われるその泉の水は鏡のように澄んで真実を映し、肌を清めればたちまち傷を癒す。

それゆえ厳重に管理され皇太子と言えども簡単に取水出来ない場所でありました。

幸い身は清めてある、少なくともただの水よりかは助けになるだろうとそこの水を取りに向かうと決める尭明。

慧月すら玲琳の回復に貢献したかもしれないのに自分がのんびりと寝室で夜明けを待っていていいはずがない、と言います。

先ほどまで暗がりにあった心を希望で照らしてくれたのはこの世に踏みとどまってくれた玲琳と、愚直に弓を引いた慧月。

その慧月に遅れは取れないと、尭明は決意します。

泉に行く準備をせよと伝え、新たな桶を…と言った後、水を取るその桶の数を二つにしろ指示します。

一方玲琳は自分の居室で静かに目を覚まし、少しずつ蘇る記憶と、手当てをされた掌に目を向けます。

莉莉が手当てをしていますが、その手のひらにはじっとりと血が滲み、慧月の身体に申し訳ない事をしたと思う玲琳。

そして、とても忙しい一日だった…こんな濃密な日はあっただろうか、と今日を表します。

初めて人に罵られ、初めて黄騎宮の外に出て、初めて自分で煮炊きをして寝床を編んだ。

それで飽き足らず自制を忘れて趣味に走り、愛らしい女官に出会った。

怒り、笑い、反発し、そして挑んだ、その結果走る痛みが今自分を包んでいる。

痛みを知り、涙が溢れる玲琳、痛みは、涙は安堵した時にこそこみ上げる事を知らなかったのです。

改めて玲琳は、慧月が生き延びた事に安堵を覚え、本当に良かったと涙を浮かべます。

これが安堵、ではわたくしは何を恐れていたのでしょう、己の弱さが誰かを死なせてしまうこと?

わからない…ただただ、玲琳の胸は震え、揺れていました。

けれそそんな揺れる心すら、炎にも鼓動にも似て温かい事に居心地の良さを覚えます。

やはり慧月に感謝せずにはいられない、と思う玲琳。

そこに莉莉の声が響き、報告は私がするから筆頭が出向かなくても結構ですと聞こえます。

莉莉、どなたかご来客ですか?私は起きて…と言う玲琳にお目覚めでございますか、と開く扉。

そこには厳しい顔の冬雪が立っています。

思わず冬雪!と言ってしまい、すぐに迂闊に今までのよう接しないよう学習しよう、と頬に手を当て考える玲琳。

その様子を冬雪は黙って見つめています。

黄家よりご報告申し上げます、と連絡を伝える冬雪。

渦中の方は意識を取り戻し、不思議な事に破魔の弦音が冴え、貴方様の放つ矢が的に近づいて来たころから熱が引いた。

そして先ほど自ら起き上がり、玲琳の薬を飲んだ、と冬雪が言うと玲琳は心から喜びます。

顔色も呼吸も更に落ち着きました、と言って陛下は弓引きを一晩とは言ったがもう破魔の矢を惹く必要はないと言う冬雪。

恐らく陛下からも後程直々に礼と詫びが…とその言葉を聞いて、”黄玲琳”の回復共々喜ぶ莉莉と玲琳。

けれど冬雪は、詫びが…寄越されると…思い…と言葉に詰まり始めます。

冬雪?あ、いえ、黄冬雪様?と玲琳が言うと、その瞳から一筋の涙を流す冬雪。

玲琳と莉莉が驚くと、その…止血布の巻き方、と玲琳の掌を見て冬雪は言います。

相槌の打ち方、微笑み方、困ると頬に手をお当てになる癖…そう言って、灯すら落としてその場に項垂れる冬雪。

本当にそうなのですね、と震える肩で呟き、玲琳はそれにえ?と返します。

あの女が玲琳様のお体と魂を入れ替えた、貴方様が玲琳様なのですね!?

そう冬雪は、核心を持って玲琳を問うのでした。

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~10話感想

や、やっと冬雪気づいてくれた―!!!!!

でも最初に結構酷いこと言ってますし、甲斐甲斐しく看病したのは慧月だったという事実…。

これ話しても良いものなのでしょうか?莉莉も違和感は感じてましたけど…なんか怖いですよね。

慧月だと思っていた玲琳、がどんな作用をもたらすのか…早く続きが読みたいです~!!

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~11話ネタバレはこちら

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