漫画ネタバレ

ふつつかな悪女ではございますが 3話ネタバレ!~雛宮蝶鼠とりかえ伝~

コミックシーモアで配信中の「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」3話のネタバレです。

【前回のあらすじ】

獣尋の儀で獅子が倒れてしまった事から、無罪と認められた玲琳。

尭明に釘を刺されるものの、ふつつかな悪女ではあるが己に見合った行動をすると玲琳は言います。

出来る事はをするしかない、と奮起する玲琳でしたが…?

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~2話のネタバレはこちら

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~3話ネタバレ

慧月様、そう呼ぶ方を振り返ってみると一人の女官が立っていました。

無地の洗朱色の衣を見て、朱家付きの方ですね、と判断する玲琳。

けれど、女官は位が上がるほど濃い色を身に纏う為、淡くくすんだ朱色ということは下級女官だろうかと推察します。

貴妃様からの御命令で貴方様の部屋替えを手伝うこととなりました、夕暮れ前には部屋を整えとうございます、と女官。

部屋替え?と玲琳は尋ねますが、女官は少し黙ったのち、話し始めます。

貴妃様は例え無罪であれ後宮をこのように騒がせた者をこれまでと同じようには遇せないと仰っています。

そう言われてええと…と困惑する玲琳。

黄家のわたくしが朱家の宮に乗り込んでよいのかしら、でも今黄騎宮に行っても冬雪に毒団子を投げつけられそう…。

仕方ありません、まずは朱貴妃様に事情を説明させていただきましょう、と決め込む玲琳。

…そうですね、よろしくお願いいたします!と笑顔で返します。

その顔を忌々しそうに睨みつけ、こちらへ、と案内する女官に玲琳は、ありがとうございます、ええと貴方はと尋ねます。

莉莉でございます、と言って女官は続けます。

…この一年歯を食いしばってお傍でお仕えしてまいりましたが、貴方様にはその程度の認識でございましょうね。

それを言われて玲琳は、下級女官ではなく側仕えの方でしたのね!?と焦ります。

も、もう少し変だなって疑ってください!そこで諦めないで!と思うものの、時すでに遅し。

この状態で朱貴妃にどう説明したものか、話せない書けないと言う状況に頭を抱える玲琳。

となると…尻文字とか…!と閃きますが、きっとこれも封じられているだろうと判断します。

そして朱駒宮近くまで歩を進めた玲琳は、その居室の佇まいに驚きます。

南領を治め、炎を奉って来た朱家にふさわしく華やかで力強い意匠ですね、あの反り屋根が朱貴妃様の…と考える玲琳。

けれど莉莉が朱貴妃の居室を通り過ぎてしまうので、朱貴妃様にご挨拶は…と玲琳は切り出します。

貴妃様からは即座に謹慎せよと通達を頂いております、と振り返りもせずに答える莉莉。

そんな…妃と雛女は後宮において母と子にも等しい縁を結ぶはず、皇后陛下でしたらまずは話を聞こうとなさるのに…。

自分と伯母の関係性との差に玲琳は驚きます。

朱貴妃様は実は冷淡な方でいらっしゃる?と考えますが、玲琳が雛宮に上がって間もない頃を思い出す玲琳。

木の枝に何かを乗せようとする朱貴妃に玲琳が声をかけると、朱貴妃の指先には芋虫が。

この子、こんな目立つところに居ては園丁にみつかってしまいますでしょ?と言う朱貴妃。

だから避難させているのですよ、と言った時の事を玲琳はしっかりと覚えていました。

無視すら慈しまれるあの方が冷たいお心根とはとても…と考え込んでいると、ああ臭いこと、と声がします。

ふと見ると、本当ね、ネズミが近くを這っているのではないかしらと聞こえるように話す女官達。

黒ネズミと赤ネズミ、二匹いるようね、という声に玲琳はぽかんとしていますが、莉莉の顔は強張っています。

鉛丹色…中級女官の方々が雛女にあんなことを…と考える玲琳。

黄騎宮では道を歩いているだけで上級女官の方々ですら親しげに話しかけてくださるのに。

玲琳様!もう十日も発熱していませんね、お祝いに花を摘んでまいりました!と言う女官。

次に失神なさるときはこの私を下敷きになさってくださいね!肉厚で安心な倒れ心地でございますと言った女官…。

その記憶をたどり、玲琳は違和感に気が付きます。

…余りに日常的だから流していたけれどよく考えるとそれも少々異常なのでは?と。

皆に気遣われないくらい自立したい、夢の自助努力生活…と玲琳が物思いにふけると、莉莉が部屋はここだと言います。

驚いた玲琳がこちら?と聞いた居室は壊れた扉に瓦がとれた屋根、茫々に伸びきった雑草、崩れはてた土壁…。

莉莉は、元は食糧庫だった場所でございます、と説明します、もっとも廃棄された今では虫や菌の温床だと。

あの塀は藍家の擁する藍弧宮との境、ここは朱駒宮最果ての地…つまり追放なのですね、と理解する玲琳。

…ここに住むのですか?まさかここに…?と玲琳が問うと、ああそうだよと莉莉は言います。

莉莉の変化を感じ、莉莉?と心配する玲琳。

全部あんたのせいだろ!あんたが殿下の胡蝶を傷つけようとする大馬鹿女だからこんな所に追いやられたんじゃないか!

憎しみの籠る眼差しで、玲琳に向かってそう叫ぶ玲琳。

何を驚いてるんだよ!あたしのこと卑しい踊り子の娘って散々馬鹿にしたくせに!と莉莉は言います。

そう、かつて慧月は莉莉に向かってどんなに取り繕っても男を誘う母親の血は消えないなどと愚弄していたのです。

ああ、あたしの名前を憶えても居ないあんたに言っても無駄かな?という莉莉。

この目つきが気に食わないって冬の梨園に放りだした事も忘れた!?ふざけやがって!

莉莉はそう言って玲琳の方を強く睨みつけます。

琥珀色の瞳、赤みの強い髪、下町の住人のような話し方、女官である以上五家に連なる方のはずと推測する玲琳。

おそらく朱家のどなたかが移民の踊り子に手を付けた。

それが側付き女官のこの方が洗朱色…下級女官である理由なのだと、悟る玲琳。

けれど、黙って目を伏せる玲琳に激昂し、なんであたしまで巻き込むんだよ!と言って強く腕を壁に叩きつける莉莉。

年季を全うすれば禄がもらえる、だから耐えて来たのに、こんな廃屋で罪人の世話をしろ!?死ねと言われたのと一緒だ!

言いきって、息を切らしながら、あたしはあんたの世話なんてしない、と吐き捨てます。

あたしには女官部屋だって残ってるんだ、草むしりも掃除も煮炊きも全部あんたが一人でやるんだよ、と言う莉莉。

えっ…と玲琳は言いますが言っとくけどこの宮の女官は誰一人協力なんかしない、と莉莉は言います。

皆が慧月が落ちぶれた事を、手を叩いて喜んでいるのだから、と。

あんたのせいで雛宮は七日の間忌み祓いで立ち入り禁止、朱貴妃様は忌明け後にある中元節の儀も出なくていいってさ。

そこまで言って、意味わかる?と玲琳を指さす莉莉。

あんたはずっと、ここで小さくなってろって事!時間はたっぷりあるからどうぞごゆっくり。

そういって玲琳を押しのけ、莉莉はその場を後にしてしまい、玲琳だけが荒れ果てた大地に一人残ります。

…ここで暮らすのですか?と住まいを改めて見て、呟く玲琳。

こんな…素敵な場所で…!?そう言って、歓喜の想いを隠し切れない玲琳は草の上に思い切り寝転がります。

一面の草むら、豊かな土、そして自由…今まで得られなかったすべてがそこにある。

玲琳は、わたしここで暮らしてよいのですか!?とこの状況が嬉しくてとても信じられません。

好きなだけ薬草を育てて、実験して寝て、食事量を心配される事も顔色を確認される事も無い。

ましてや咳の度に駆けつけられる事もなければ、もう声を殺さなくても良い。

もう誰の事も心配させなくていいんだぁ…と、皮肉な事にも玲琳は生まれて初めての自由を手にします。

…っといけません、慧月様はわたくしを憎んで体を入れ替えたのですから、と思い直す玲琳。

それを喜ぶのは慧月の意向を踏みにじる、そう思ってもこの梨園がすべて自分の物だと思うと、嬉しくて顔が綻びます。

わたくしは黄家、古くから土の髪を奉りこの国の開墾を担ってきた一族。

自らの足で地に立つことは黄家の誇り、困難を前にしてこそ血が騒ぐと言うもの、と張り切ってその土地に立つ玲琳。

一方、辰宇が朱家の宮を見に来ていました。

輝く炎を愛でる朱家の宮に随分と陰鬱な場所もあったものだ、と言う辰宇。

宦官である文昂は、心配なさらなくても朱貴妃様は四夫人の中でもたおやかで心優しいお方だと言います。

だから鷲紋を安易に用いて妃に無許可で宮に立ち入るのはやめましょうよぉ、と止める文昂にまるで聞く耳を持たない辰宇。

大体長官、そんなに仕事熱心でしたっけ?と文昂は言います。

世の中全てくだらないといわんばかり、人生投げやり冷酷至極な長官に戻ってくれと言われ、ほうと返す辰宇。

お前はそんな風に俺を見ていたのか、と言うと、ほらそのゴミを見るような目!と文昂はいいます。

それを職務に発揮してくれ、といわれた矢先、玲琳の住まいが目に入る辰宇。

…本当にこんな場所に雛女を追いやったというのか、と辰宇は言います。

鷲紋を突きつけられた女官の証言なのだからそうなのでしょうねえ、と答える文昂。

けれど辰宇は、慧月では罪人ではなく、ここは真っ当な人間の住む場所ではないと返します。

長官はずいぶん朱慧月に同情されてますが…まあ仕方ないんじゃないですか?と言う文昂。

彼女はおろかで悪意に満ち、弱い立場の人間をためらいなく虐げる人間。

宦官は雛女を傷つけてはならない、その掟に付け込まれて謂れのない罰を受け苦しんだ同僚が居たと言う文昂。

で、今は彼女の愚かさのツケをあの子が払わされている、と続けます。

謹慎を言い渡された本人は大方元の部屋で出て行きたくないと騒いでいるんでしょう。

僕、賭けても良いです、そこまで言おうとした時、泥まみれの玲琳が辰宇に気付きます。

まあ鷲官長さま!ならびに文昂さま?ご機嫌麗しゅうございます!と雑草を片手に。

思い切り野良作業姿の玲琳に、朱慧月!?と驚く文昂、玲琳もえ?ああはいそうですねぇ…?と返します。

ここで何を?と問われ、え?ご覧のとおり草むしりを、と返す玲琳、文昂も草むしりと言う単語に驚き固まります。

その…こちらで暮らすようにと言われまして、まずは整備しようと…と答える玲琳。

…側付きの女官はどうした、と辰宇が尋ねると、玲琳は所用で出かけておりますと返します。

朱慧月、何か伝えたいことは有るか、と辰宇が言うとえっ、と驚く玲琳。

鷲官は後宮の風紀を取り締まる役職で、過剰な制裁が行われているなら朱家を訴えられると辰宇は言います。

あるにはあるのですけれど…せっかく草むしりを…わたくしのお庭…と煮え切らない玲琳。

時期に日もくれますし本日でなくてもよいかなーと、と言うと、辰宇にまだ昼過ぎだが、と言われてしまいます。

お忙しい鷲官長さまや文昂様のお手を今煩わせなくても、という意味でございます!と玲琳は返します。

なにしろこのような出で立ちですので、日を改めお二人にお茶でもご用意できた際にと。

そう言う玲琳の姿は着物の袖や裾をまくり、端々が汚れ、顔にもドロが着いた状態で確かにぼろぼろ。

けれど辰宇達はお茶という言葉に固まります、文昂に至っては鷲官長ならまだしも宦官相手にお茶?と。

そんな雛女、天女と言われる黄玲琳しか…思わず二人がその名を思い浮かべた矢先。

それではお忙しいお二方をお引き留めするのも心苦しゅうございますのでこれにて!と作業に戻ろうとする玲琳。

おい、と辰宇に言われてぎくっと止まると、辰宇は何か用立ててほしいものはあるか、と問いただします。

用立ててほしいものでございますか?お力を借りてしまっては醍醐味が台無し…と言ってしまう玲琳。

辰宇も醍醐味?と聞き返しますが言い間違いだと言って玲琳は切り抜けます。

ただ…厚顔ながらもし鷲官長様のやさしさに甘えてよいとの事でしたら…と上目遣いで辰宇を見る玲琳。

それを見て文昂はほら来た!一連のしおらしい振る舞いはやはり演技…!と確信します。

けれど次の瞬間玲琳が言ったのは、塩を賜れます?と言う一言でした。

塩?ときょとん、として見せる辰宇と文昂。

大変幸運な事に雨水も芋も確保できそうなのですが塩は一朝一夕では精製できそうになくて…と残念がる玲琳。

塩と油、火種と水瓶は流刑に処された罪人でも与えられますが、と思わず文昂も言ってしまいます。

けれど、目を輝かせて、えっ!そんな生易しい事でよいのですか!?と言う玲琳。

余りにも突拍子もない言動にこれは本当に朱慧月ですか?と文昂は辰宇に問うと、今朝からずっとそう思ってると言う辰宇。

まるで黄玲琳にも似た穏やかさと慎み深さだと思わないか?と言う辰宇に、真顔でぼけないでくださいと返す文昂。

本人も以前の自分とは違うと入っていた、恐らく牢で気がおかしくなったか大いに反省でもしたのだろう、と辰宇は言います。

地下牢の力は偉大ですね…?と返す文昂。

けれど辰宇は、この朱慧月に関わるとなぜだか愉快な事ばかり起きる、と感じていました。

草むしりをしている雛女本人の要望だ、賭けに敗れたお前が塩と油と水の瓶、それから火種を運べと文昂に言う辰宇。

一方莉莉は、食事を司る女官に踊り子の娘と罪人にやる食糧は無いと言われ、苛立ちながら途方に暮れていました。

朱貴妃は気が弱くて宮中のいじめを諫めもしない、朱駒宮で施しを期待できないなら他の宮に赴いて慈悲を願うしかない。

そう思っている莉莉に、もし、と顔を隠した一人の女が声を掛けます。

白練色の衣…金家の上級女官がなんであたしに、と思いつつ顔を伏せ、何用でございましょうか白練様と言う莉莉。

じきに日が暮れるゆえ、用件だけ述べましょう、哀れな洗朱よ、あなた金家の女官となる気は無くて?

そう言われ、は?と驚く莉莉、けれど女官は朱慧月に対する処分はすでに聞き及んでいると言います。

あなた、それに巻き込まれたのでしょう?踊り子の娘とはいえ望んで生まれついた事ではないでしょうにと言う女官。

哀れです事、といわれ、思わず莉莉も悔しい気持ちをその顔ににじませます。

我が雛女、聡明なる金 清佳様は心を痛めておいでです、なのであることを条件にお前にしろネズミの衣を与えましょう。

そう言われて、莉莉は白鼠を…!?金家の中級女官が纏う色だぞ!?と動揺します。

じょ、条件とは何でございましょう、と尋ねる莉莉、すると女官はふっと口元を緩め、簡単な事、と言います。

お前の主人、朱慧月をいたぶってくれればよいのです…。

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~3話感想

今回も玲琳が強かったですね~。

草むしり楽しんじゃう雛女様は歴代に居なかったのではないでしょうか?(笑)

辰宇は良い所に目を付けてるんですが…まだ玲琳だとは気づいてもらえそうにないですね。

今後の展開が楽しみです!

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~4話ネタバレはこちら

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