漫画ネタバレ

ふつつかな悪女ではございますが 4話ネタバレ!~雛宮蝶鼠とりかえ伝~

コミックシーモアで配信中の「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」4話のネタバレです。

【前回のあらすじ】

南家の端へと追放されてしまった玲琳。

誰もが人の住む場所ではないと言いますが、玲琳にとってそこは楽園でした。

草をむしり、今後の自由な生活に期待と希望を馳せています。

けれど慧月付である側仕えの莉莉に、主人をいたぶれと言う女官が現れ…?

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~3話のネタバレはこちら

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~4話ネタバレ

朱慧月をいたぶる…?なぜ他家が玲琳様の仇討ちを…?と、驚いて思わず立ち上がる莉莉。

面倒くさそうにその女官は溜息を吐き、よくって?と言います。

玲琳は殿下の寵愛深き殿下の胡蝶、朱慧月のように妬んで害そうなど下策中の下策と罵る女官。

真に殿下の寵を得たいならば敢えて玲琳様に忠誠を誓えばよい、と女官は語ります。

その言葉に、慧月を弾圧して金家が玲琳派であると演出するのか、と理解する莉莉。

金家は金の算出を司る詠国経済と芸術の要、その気質は商人肌か芸術家肌と言われています。

けれど、金清佳は前者だろう、冷静な計算の元あえて二番目の座を狙うのか、と莉莉は判断します。

他家の者は朱駒宮に入れないうえに雛宮は七日の忌祓い、その間の慧月の弾圧は朱家にしかできないと女官は言います。

けれどそれが全て金家の掌の上だったと明らかになったら朱家は、そして出遅れた他家はどれほど悔しがるやら。

そう言う女官に、莉莉は行き過ぎた制裁は鷲官様に咎められるのではと指摘します。

けれど女官はフッと笑い、すでに廃屋に追放した朱家が何を言うのだか、と返します。

大丈夫、鷲官には小金を握らせておけばよいのです、と自分の簪を外して莉莉に渡す女官。

わたくしは金家の雅容、明日からこの時間ここで朱慧月の処遇を報告するたび褒美を与えましょうと言います。

七日後には白鼠色の衣をあげるわ、とも。

黙っている莉莉に、貴方にはこちらの方が良いかしらと言って袋を目の前に落とす雅容。

それを見た莉莉は、精米…と思わず飛びつきます、それも上等なものでした。

その様子を見てニヤリと笑った雅容は、明日は倍量用意しましょう、受け取りますね?といって簪を米の中に入れます。

躊躇いながらも、はいと答える莉莉。

べつにこれは悪いことなんかじゃない、生きる為なんだ、そう信じて米袋を握りしめます。

じきに日が暮れる、それまでに米を炊いておこう、あの女は今頃草と虫に囲まれ泣き崩れているか。

いい気味だ、目の前で飯を食べてやろう、これまでの分吼え面かかせてやる…。

そう決意して、玲琳の追いやられた居室までやって来る莉莉。

けれどその場所は朝見た様子とは打って変わり、地面は整えられ、畑のようなものまで整備されています。

ぎょっとする莉莉に、おかえりなさい!帰って来てくれたのですね!と野良作業姿で出迎える玲琳。

莉莉は言葉も出ないまま、より一層ぎょっとした顔を玲琳に向けます。

ちょうど芋も揚げ終えたのです、油菜もさっと炒めてみました、ささ熱いうちに頂きましょう。

楽しそうに言う玲琳の言葉が全く頭に入って来ない莉莉。

あっあとね、見てくださいお庭の整備がもう半分も終わりましたの!と玲琳は莉莉の手を引っ張って見せます。

入り混じっていた菜や実を科目ごとに植え替えた、左から芋、韮、瓜それから油菜だという玲琳。

思わず莉莉はちょっと待て!と止めます、なんで廃墟から芋やら瓜が出てくるのか、と。

あんた道術でも使ったわけ?!と言われ、まあ莉莉ったら、わたくしには道術なんてつかえませんわ、と返す玲琳。

ただ幸運だったのです、ここは元食糧庫、捨てられた食料が陽光と湿り気のおかげで芽吹いていたのですわ、と。

納得がいかない莉莉をよそに、どれもこれも驚くほどの生命力で…と語り始める玲琳。

この場所は気を司る藍家との境、植物を育む気に満ちているのかもしれませんね、本当に楽園のような場所です。

そう言われて、そんな…となる莉莉、だってここには無視やら菌やらが…というと玲琳は菌!そう菌!と喜びます。

黒穂菌がまたよく頑張ってくれまして、ご覧ください真菰が立派な菰角になっていますの!と返します。

食べてよし、眉墨にしてよし、本当にありがたいことですね、と笑顔で語る玲琳に莉莉は言葉が出ません。

これまで書物で溜めてばかりいた知識を次々と実践できることは幸福だと語る玲琳。

これが挑む喜び、ああ尽きせぬ体力よ…そう考えて嬉々としている玲琳に、莉莉はまったく理解が出来ません。

あっけにとられる莉莉に、芋を冷めぬうちに、と薦める玲琳。

これでもかというほど塩と油にまみれた料理を胸やけも気にせず思う程頬張るのが夢だったと言って玲琳言います。

さあ莉莉!夢を共に!と芋煮を薦める玲琳を止め、あんた塩や油をどうして手に入れたんだ!?と聞く莉莉。

けれど玲琳は調理器具を含めを親切な鷲官様に賜ったと答えます。

塩は涙で和えれば塩味になるからねだるのもなと悩んだのですが…やはりたっぷりふりかけてみたかったと言う玲琳。

ここは甘えて正解でしたね、と言われてそのたくましい発想はなんなの!?と莉莉は突っ込んでしまいます。

…あんた本当に朱慧月だよな?なにか企んでるなら全部吐きなよと言う莉莉に、玲琳はふっと暗い顔を浮かべます。

始祖神よ、差し伸べられた手を措いてまで今はとにかく芋上げを優先する我が身をお許しくださいと言う玲琳。

なんだって…?と、莉莉も突拍子もない玲琳の行動に思わず聞き返してしまいます。

七夕の夜にわたくしすっかり別人になったのです、今お話しできるのはこれだけのようですわと言う玲琳。

莉莉は意味が解らないと言う顔をしますが、玲琳はあーんといって莉莉に芋揚げを食べさせます。

無理やり食べさせられたものの、顔が綻ぶ莉莉と、自分もその後に芋揚げを口にする玲琳。

口に入れた瞬間、喜びに満ちた表情を浮かべて幸せ…と言いながらひょいひょい芋揚げを小皿に移します。

脂の匂いを嗅ぎ続けても倒れない、いくらでも食べれる、いいえ飲める…。

思わずわたくし芋揚げを飲める!と宣言する玲琳をこの女を絶望させる事なんかできるんだろうかと怯える玲琳。

一方、玲琳の身体で過ごす慧月は、自室で一人横になり熱にうなされていました。

女官達が心配して声を掛ける事に、実に気分が良い、と感じる慧月。

皇后と並ぶほどに広い部屋、上質な香、眠りを邪魔せぬ控え目な灯に常に主人を敬愛し見守る女官達。

この空間には黄玲琳への慈しみが溢れている、慧月はそう感じていました。

この環境ならどぶネズミだって優雅な蝶になろうというもの。

だいたい無理な話だったのよ、ちょっと道術が出来るだけの田舎娘が、と慧月は過去を振り返ります。

慧月の両親は朱家末席の母と道士崩れの父、一年前に借金を重ねたあげく自死しています。

そして外から帰った慧月が首を吊ったその両親の遺体を見つけました。

その後慧月は本家の侍女となり、両親を失ったと聞いた朱貴妃こと、朱雅媚が声を掛けたのです。

苛烈な気質の朱家の出なのに穏やかで、その慈愛深さから貴妃の座を与えられた朱貴妃。

死産とはいえ男子を授かった妃は皇后を覗けば彼女だけ。

そんな尊いお方が己の後継として、憐みの心でわたくしを選んでくださった…。

けれど、そう思っていた慧月の幸運は、そこまででした。

蓋を開けると経典も詩も知らない、字は読めるのかと馬鹿にされ。

踊ればどちらの国の舞かと笑われ、衣に至っては立派であるほど本人の惨めさが際立つと揶揄される。

朱貴妃は優しいけれどうろたえるばかりで、慧月はそのまま馬鹿にされ続ける日々を送ります。

だからこそ憎かったのです、美しく聡明で人格まで備えた殿下の胡蝶と呼ばれる玲琳が。

最初から強い札ばかりを持って生まれたからだ、と思う慧月。

皇后の姪という至高の地位に美貌、皇子との血縁、しかも黄家は土の気のせいか朴訥として愛情深い家系。

誰もが頑丈で世話好きな中に儚くて麗しい娘が生まれたら溺愛されて当然、そう慧月は考えていました。

入れ替わってから、兄達からもひっきりなしに文や贈り物が届き、遠征中なのにそんなに暇なのか違和感すら覚えています。

これならわたくしだってうまくやっていける、と思う慧月。

今日の昼ですら尭明が訪れ、獣尋の儀では不安にさせてすまなかったとその隣に寄り添って居ました。

誰もが焦がれる魅惑的な尭明皇太子殿下、潔い性格の分気に食わぬ相手にはとても冷ややかで自分にもそっけなかった。

そう感じていた慧月。

けれど玲琳を心配する尭明のやさしさはどこまでも深く、この身体なら殿下の誘惑すらたやすい、と考えます。

貴方が悪いのよ、黄玲琳、他人の感情に疎すぎる貴方が。

玲琳を大切に思うがゆえに殿下は彼女への本格的な手出しは控えていると見抜く慧月。

だけど余裕に見える表情の下で、殿下はかなり焦れている、と推察します。

甘い囁きか潤んだ視線か、些細な一手で殿下は立后も待たず玲琳を抱くだろうと考えたのです。

それは最高の笑い話だ、と。

念願かなって抱いた女の正体が蔑んで来た慧月と知ればどれだけ驚き、知らぬ間に体を暴かれた玲琳はどれだけ絶望するのか。

思えば玲琳が死ななくてよかった、万が一入れ替わりが露見しても彼女を人質にすればいいと策謀する慧月。

身体を戻せるのはわたくしだけなのだから、その事実が、慧月を強くさせていました。

明日あたり朱慧月の事を過剰な制裁から守ってくれと尭明に訴えてみようか、などと思いつく慧月。

楽しい日々になりそうだ、と思っているとそこに冬雪が現れます、けれど冬雪の事を人間味の無い女ととらえる慧月。

朴訥とした黄家らしからぬと思えば水を司る玄家の遠縁であるという冬雪に、火の朱家と水の玄家の相性は最悪と考えます。

冬雪は慧月に、発熱からもう二日となります故、急ぎ参りました、と女官達に何かを持たせています。

見舞いの品だと思った慧月は、本当に気が利くのね、と返します。

いえ、日頃の玲琳様なら発熱から半日で鍛錬を始める所、わたくしの不手際で二日も待たせてしまい…と謝る冬雪。

その言葉に慧月はは?と耳を疑います。

そこには裁縫道具に筆と硯、経典に手ぬぐい、琵琶に笛に琴、碁だけで飽き足らず短刀に弓と農具まで。

完徹刺繍、はたまた写経百本打ち、舞踏稽古、各種楽器練習、それとも基礎体力作り…。

今宵はどれになさいましょう、弓は病魔を祓うと申しますので弓でしょうか?と言う冬雪。

慧月はこの女病人に何を言ってるの?と理解が追い付かずに居ました。

命の危機に瀕してこそ体に技術はしみこむ、熱で朦朧としてこそ限界の向こう側に踏み出せるのだから。

初めて看病したときそう仰った姿を思い出す度、この冬雪身に震えが走りますと語る冬雪。

けれど慧月もまた、違う意味で身に震えが走っていました。

まこと玲琳様は努力を尊ぶ黄家の血を誰より濃く継いだ方、今や皇后陛下も巻き込む鍛錬に付き合えます事誇りに思います。

朗々とそう語られ、慧月は一言も発せません。

不調とは最早日常、好調な日を待っていては永遠に鍛錬できません、こちらもけだし明言でございました。

そう冬雪が言うと、うんうんと頷く女官達。

玲琳様のあまりに儚い風情を案じて鍛錬を阻む不届きな女官も時にはおりますがこの冬雪は玲琳様の味方です。

そう言った後、今宵も彼女たちは蹴散らしました、と言ってご随意に、と言う冬雪。

想像以上の暮らしぶりに慧月は唖然とします。

慌てて吐き気がしますわ、熱もこれまでにない高さです、と言う慧月。

けれど冬雪はまあ!これまでにない高みに昇れそうでございますね、盥をお持ちしましょうと言うので慧月はこれを拒否します。

うつる病かもしれないから盥も鍛錬もいらない、即座に下がっていてくれと伝える慧月。

貴方たちに万が一の事があったらわたくしは自分を許せない、といわれ女官達は玲琳を心配します。

おかしいわよこいつら…黄玲琳はみんなに溺愛されている繊細な胡蝶ではなかったの?と考える慧月。

そこで一つの答えにたどり着きます。

まさか黄家が過保護なのは玲琳が物理的に死ぬほどの無茶をするから心配せずにはいられないということ…?

思わず青ざめ、わたくしこの体でやっていけるわよね…?と慧月は今後を思って恐ろしく感じるのでした。

その頃莉莉は幼い頃の母の夢を見ていました。

あたしの可愛い子、覚えておいてね、と言う母の記憶に泣きながら目覚める莉莉。

莉莉は背後で眠っている玲琳に、泣いている事に気づかれてないと安堵し布団をかぶって涙します。

けれど玲琳は、背中越しで静かに瞳を開け、その泣き声を何も言わずに聞いているのでした。

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~4話感想

莉莉も辛い境遇ですね…掛け合いが面白いのですが玲琳と今後仲良くなってはくれないのでしょうか?

それにしても慧月…入れ替わった体、外れじゃないかなあ…(笑)

あの生活は玲琳にしかこなせませんよね!

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~5話ネタバレはこちら

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