2020年11月26日発売の週刊少年チャンピオン52号掲載の「弱虫ペダル」のネタバレについてまとめました。
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【前回のあらすじ】
ついに相まみえた総北高校と箱根学園。
出会って早々、新開の怒涛の攻撃に追い込まれる坂道でしたが、MTBの世界で学んだ技術を駆使し、ピンチを抜け出しました。
弱虫ペダル617話ネタバレ
まるでMTBのような動きで新開の攻撃を回避した坂道。
新開はインハイの時と動きが違うと感じ、この短い間に何があったのかと驚いていました。
ロードは前に進む競技なので、普通はロードをやっていると前進方向への力はつきますが、横方向への対応は苦手になりやすく、坂道もそのタイプでした。
しかし先ほどの動きは縦や横方向にバイクをコントロールするMTBの動きだったのです。
一方追い付いて攻撃してきた新開を、ものともせず跳ねのけた坂道を後ろから見ていた段竹は、自分たちはまだ闘えると背中で言ってくれたのだと感じ、勇気をもらっていました。
（いきましょう小野田さん！！）と闘志を燃やす段竹。
そんな中、高田城は後ろから彼らの様子を静観し、新開の先制は裏目に出て1人のプレッシャーが跳ね上がったと感じていました。
総北の窮地でありながら、あるきっかけで同調して圧が跳ね上がる現象「プレッシャーチューニング」を目の当たりにしたのです。
これは試合前に泉田が警戒しろと高田城に言っていた事象でした。
そしてそれは坂道の周りで起きやすいと話していたのです。
すると高田城は新開の逆側から、坂道の横に自転車を寄せてきました。
高田城は「お前が真波のライバルか」と言いながら、坂道を見つめます。
「資料」通り間近で見ると小柄で華奢だという高田城。
そんな高田城の言葉に坂道は動揺しています。
すると高田城は真波からの伝言を伝えようとします。
しかし次の瞬間、段竹と鏑木が横に割り込んできて、「離れろ！！小野田さんに何をしようとしたァ！！」と怒りました。
そんな彼らをみて勇猛果敢、まるで王を守る騎士（ナイト）だという高田城。
しかしナイトを夜だと勘違いした鏑木は、夜より昼が好きだと言い放ちました。
そんな鏑木の言葉にキョトンとする高田城。
すると段竹は鏑木に、ナイトは中世ヨーロッパの騎士の意味だと説明。
高田城は人は知識を得るためには時に恥をかくことがあると話し始めます。
しかし臆せず取り入れれば、いずれ自分を助ける時が来る、君は今成長したんだという高田城。
さらに知識は軽いという高田城の言葉に、意味が分からず鏑木が何言ってんだとイラ立ちながら聞き返します。
すると高田城は山に登るとき、どんな準備をするかと問いかけました。
道具をそろえるか、荷物を増やすか、最もやるべきことをは知識を増やすことだと言います。
必要なものと必要でないものを仕分けし、備えのレベルを想定すれば荷物は減り、自然と楽になるのだとか。
ちなみに”知識”の重さは0グラムで、軽いどころか「重さ」が存在しないという高田城。
知識は人を説得でき制圧さえできるかもしれない、だとすれば”武器”だと主張します。
つまり闘うことにおいて知識を獲得すると言うことは、0グラムで武装できるということだと言いました。
そんな彼の姿を見た段竹は、圧倒的な自信と言葉の重みを感じ、相当キレるやつだと考えます。
さっきからペースを上げずに走っているのは、その余裕があるせいなのかと感じる段竹。
その時、これは挑発だと気づいた段竹は、慌てて鏑木に乗るなと注意します。
しかし鏑木はまんまと挑発に乗せられてしまい、このまま先行して優勝を獲ってやると宣言。
ついて来いと高田城に言いながら、一人でスピードを上げて突っ走ってしまいました。
すると高田城もその勝負に乗り、いいだろうと承諾。
「この峰ヶ山ヒルの攻略第一段階は、王の騎士の一角を崩すことだからな」
そう言いながらスピードを上げ、鏑木を追いかける高田城。
段竹は彼の言葉にゾクッとしながら、鏑木に戻れと叫ぶのでした。
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弱虫ペダル617話感想
鏑木が高田城の口車にまんまと乗せられてしまいましたね。
ここからどんな展開になるのか気になります！
次回の弱虫ペダル618話が掲載される週刊少年チャンピオン新年1号は12月3日に発売されます。
